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101.五十肩になった? (2006/03/26) 

 ゴルフセブンのワンポイントアドバイス!にこんなQ&Aがありました。

K.Tさんの質問
Q.最近四十肩?五十肩?になってしまいました・・。

A.痛くても我慢して振ることです。
 そうすることで直りを早めることができますよ。
 四十肩・五十肩は動かさないとダメですからネ。


 実は私、どうやら五十肩のようです。かつて四十肩(?)になったことがありました。その時は寝返りをうつのも大変なくらい痛みをともないましたが、今回はそれほどではないのですが、、、。四十肩の際の引き金は、水泳でタイムを競ったりしたことが要因の1つのように思っています。今回はゴルフのやりすぎでしょうか。それにしても右肩だけが痛む、というのはいかに右手リードでゴルフ練習をしていたかがばれてしまいますね。

 2月にコースに出た際、どうも右肩が突っ込みダフるので、おかしいなと思いました。後で考えてみると軽い痛みから、意識が右肩に行っていたような気がします。とにかく痛い時には無理はしない。で、行きつけの中国整体の先生に相談したら、直すのには時間がかかりますよ、とのこと。

 四十肩の時は、ただただ大人しくしていました。当時やっていた水泳もぴたりと止めてしまいました。しばらくして鍼灸医院の先生にかかったら、「痛みが治まったら、ストレッチしてやらないとダメですよ」と言われました。その後のリハビリでかなり回復しましたが、一時は両手を上にあげて、手が耳につきませんでした。つまりO脚ならぬ、O腕とでも言ったらいいでしょうか。

 そこで偶然読んだのが上記メールニュースのアドバイス。確かにがまん出来る程度の痛みであれば、むしろストレッチしてやったほうがよさそうです。ちょうど処分した自転車のタイヤチューブだけ取ってあったので、それを使ってみることにしました。ちょうど私の部屋の「かもい」にチューブがかけられるようになっていましたのでそれを利用することにしました。例えは悪いのでが首を吊ることが出来そうな感じです。で、そこにひっかけたチューブの力を借りてストレッチをしてみたら、これが具合がよかったのです。つまり痛みを感じている筋を自転車チューブの力を利用して伸ばすわけです。結果が良く、一時的に痛みが消えてくれたもので、そんな紹介もと思ってこの文を書いています。

 副次的な効果ですが、肩の硬い人、私のような人間はスイングが縮こまりがちです。大きなスイングを作って飛距離を伸ばすにも、こうしたストレッチは効果があるのでは、と思っています。50歳過ぎてからのゴルフ上達に欠かせないのは1にも、2にもストレッチかもしれませんね。


 

<関連リンク> 「五十肩のツボ押しストレッチ」 以下は一部抜粋ですが、左のタイトル(リンク)から全文をご覧いただけます。

 原因  筋力のアンバランス

 五十代の人に多く発症するので五十肩といわれるように、原因の一つは、その年齢になると肩関節周囲の組織が退行して衰えるからだと考えられています。肩関節の正常な形と仕組みを保つ支持筋(インナーマッスル)が衰えて硬くなると、腕を動かすエネルギーを発揮する相動筋(アウターマッスル)との筋力バランスが崩れます。そのために、腕を動かすと、肩関節は正常な機能を保てなくなり 、内部組織が擦れあったり骨がぶつかりあったりして、肩関節内部あるいは肩関節を包んでいる組織などに炎症が発生します。これが五十肩の原因と考えられています。 そのため関節が動くたびに痛みが出ます。

 トレーニングのし過ぎも五十肩の原因と考えられます。支持筋(インナーマッスル)と相動筋(アウターマッスル)は協同して働きます。支持筋(インナーマッスル)が衰えなくても、過度な運動または過度な筋肉トレーニングで相動筋(アウターマッスル)が発達しすぎると、筋力バランスを失 います。老化による筋力バランスの崩れで起きる五十肩と同じ障害がおきると考えられるからです。

 


(2007年7月22日)

日本経済新聞より・・・ 「痛い五十肩どうする」−−肩を動かす運動が最適

 五十肩は肩関節の周囲にあり骨と筋肉が擦れ合わないようにする肩峰(けんぽう)下滑液包、四つの筋肉の腱(けん)からなる腱板、関節包などの軟部組織に炎症が生じて起きるというのが通説だが、原因ははっきりしない、という。

 五十肩は放っておけば数年で良くなるといわれるが、リハビリで肩の痛みや動きは改善するといわれています。むしろ悪化させない為には「安静は禁物」というのが多くの医師の一致した見方だそうです。方法としては、「入浴などで温めて、ゆっくり大きく回す」ことが大事なのだそうです。
 あとは、ゴムチューブを引いて腱板を鍛えること、とか「うちわで扇ぐ」ことだいいのだそうです。この「うちわ」は、毎日1分でも自分をあおぐことで、硬くなった腱板を和らげる効果があるのだそうだから、五十肩の人は試してみるべきだろう。


 ちなみに私の場合は、馴染みの中国整体の診療院に「五十肩の治療のベテラン」がいるので、その人を訪ねるようにしている。普通、指圧治療を受けていると、気持ちよくて寝てしまうことも多いのだが、この五十肩の治療だけはそうはいきません。指圧を受けている、というよりは、むしろリハビリ(?)を受けているというのか、おもわずイテテと声が出るほど、筋を伸ばしてくれます。まあ、痛いのはイヤという人にはお薦めできませんが。

 

 


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