「iD」の基本コンセプトは、“ゴルファーの感性(Inspiration)とデータ(Data)を重視したクラブづくり”で、それぞれの頭文字をとって「iD」と命名した。ゴルフ経験を積み重ね、更なるレベルアップを目指すゴルファーをターゲットにしており、理屈ではなく感覚的に“打ちやすい”と感じる「感性」とPRGRがクラブ開発で長く培ってきた「データ」を融合させることで、クラブづくりの新しい方向性を打ち出した。
例えばドライバーで重視した「感性」はクラブ長さと重量からくる振り心地。近年の「長尺、軽量化」を見直し、ゴルファーが培ってきたスイングリズムやクラブの軌道を安定させ、インパクトの再現性の高い重量感が感じられる「45インチ、300g(iD455、M-40)」のスペックを採用。ドライバーからウェッジまでのトータルバランスも見直し、全番手で同感覚のスイングができるようにしたほか、構えやすいヘッドサイズと形状、高精度で高機能をイメージするデザインとなっている。
さらに「iD」シリーズはスイング診断システムSCIENCE
FITなどを通じて収集した豊富な「データ」に基づく新技術も数多く採用した。フェースセンターを最高初速点にする「新重心設計※」、最高初速点、重心、たわみ点を最適に離して配置し高初速エリアを拡大した「3バランス設計※」などの採用によって飛距離、精度、打ちやすさなどを実現している。
※特許出願中