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2009年6月4日  「M.F.」 さん (51歳)  ・・・ 「まだ続きそうです、私のクラブへのこだわり」 



Burner XD アイアン   NSPro 950GH (S) が軽過ぎるのではと気になっていました。 5Iで399g スイングバランスD0。 

打点がばらつき、球筋も右左にぶれて一定でありませんでした。(悪いスコアの言い訳でもあったのですが) 

前から気になっていたミズノのMP57 NSPro950GH バランスD1を試打したところ、ボールが真っ直ぐ飛び、軟鉄ヘッドの打感も気に入りました。 

欲しくて仕方なくなったのです。 ただ、安売りでもセットで9万円ぐらいするので、心もとない財布と相談していました。 

悩んだ挙句、「いや、これはスイングの問題だ。 道具を替える前に精進が必要!」と自分に言い聞かせ、家内に無駄遣いと言われるのもいやでしたので、チタンフェースのXDアイアンを使い続けることにしたのです。

 

精進の為に練習に行きますが、やはりばらつきは収まりません。 
スイングをゆっくり小さくすると、そこそこ真っ直ぐ飛んでいくのですが、ちょっと気を抜くと直ぐに球筋が暴れだします。

藁にもすがる思いで、試しに鉛を2gポケットキャビティーに忍ばせてみました。(試打クラブに近付けるため)
スイングバランス D0がD1に変わり、ヘッドの重みを感じます。
打ってみるとどうでしょう。 打点も球筋も見違えるように安定したではありませんか!
スイング軌道が安定したようです。 鉛を貼る前はバランスが軽すぎて手でこねていたのかもしれません。
あと1g追加して3g D1.5にすると、さらに安定したようです。

 

たった3gの変化で、しかも数百円の投資でこんなに違いが出るとは驚きです。
鉛を外してみたところ、やはりばらつきがでます。 もう一度貼り付けると。。おお!やはり違う!
という事で、目から鱗が落ちる気持です。(ゴルフにおいて目から鱗が落ちる経験は何回もしていますが、いつのまにか。。。今回は本物かも。)

貼る位置によって、ドロー・フェード・高弾道・低弾道と設定を変えることもできるようです。(ちょっと反対の感じがしますが、ヒール側に貼ると掴まりが良くなり、トゥ側ではフェード)
皆さん、ショットのばらつきに悩んだら、高いクラブセットを買う前に一度鉛を使ったバランス調整をお試しあれ。 
自分のスイングに合ったクラブのスイングバランスは重要だと思います。





ついでに、15年以上使っている軟鉄サンドウェッジのグルーブ(溝)がなまっているのも気になりだしました。

スピンが強くかかるという、溝のシャープナーも買いました。 角溝用とV溝用がありますが、私のウェッジは角溝です。

   商品の詳細はこちらに


(溝の寸法はルールで詳細に決まっていますので、あまり無茶はできません。 詳しくはルールブックを参照してください)

 

さて、これでだんだん言い訳が減っていきます。 あとは精進、精進。。。

 





<管理人>

 ウェッジの溝について、読者の方から投稿がありました。それによれば、以下の通りだそうです。・・・ (2009/06/29)

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自然磨耗でひろがったのであればルールには抵触しませんがそれに人工的に手を加えると即違反になります。

溝に関する現行のルールです。
溝は鋭い縁や盛り上がったへりをもっていてはならない(R&Aテスト内規による)。
溝は直線で平行でなければならない。
溝は左右対称の横断面をもたなければならず、収束しない側面をもたなければならない。
溝の幅、間隔、横断面はインパクトエリアを通して一貫していなければならない。
溝の縁の丸みは半径が0.020インチ(0.508ミリメートル)以下の円形状でなければならない。
溝の幅は、30度測定法(R&Aテスト内規)で測り、0.035インチ(0.9ミリメートル)以下でなければならない。
隣接する溝の端と端の間隔は、溝の幅の3倍以上、かつ0.075インチ(1.905ミリメートル)以上でなければならない。
溝の深さは0.020インチ(0.508ミリメートル)以下でなければならない。

ほとんどのクラブがこのルールぎりぎりに作られて(売られて)いますので、いじったとたんに違反になるということです。

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