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2006年12月02日 ゴルフ13さん  「今更聞けないゴルフの基本、どうしたら飛距離が伸びるか」 60歳からの再出発


「なんで飛ばないの!スイングに問題あり?」

 アマチュアゴルファーの最大の悩みはなんと言ってもドライバーの飛距離にあると思います。50歳の半ばから飛距離が落ち61歳になろうとする現在、キャリーで200ヤードがやっと打てる程度で、400ヤード近いパー4では常に3番ウッドを使うありさまです。

 此れまで、飛ぶといわれるクラブ、プロギア(デュオ、赤、青)、キャロウェイ(ヒュージョン)、ギガ、ゼクシオ(XXIO)、ミズノ(JPX)と何度クラブを変えたことか!加えて、ゴルフ雑誌の「飛距離が20%アップ」などの記事があれば飛びつき、結局自分には合っていないことにがっかりし、また、こうでもない、ああでもないとグリップ、テークバック、腰の回転、右軸打法、などなど、あまた可能性があればトライしてきました。これまでのメモ帳を見る限り、納得できかつ実践で貢献した対策はありません。



 最近では、ブリジストンのGOLFER'S DOCKキャラバンが近くの練習場に来るというので、藍ちゃん使用のクラブ、ViQで230ヤードを狙いたいと勇んで出かけました。結果は、Myクラブの方が慣れもあってか、飛距離、ミート率とも軍配が上がりました。ヘッドスピードは概ね40m/s弱で、キャリーもやっと200そこそこでした。やはりViQでもだめでした!昔は、220−230ヤードぐらいのキャリーがあったはずなのに、他に対策はないものか、まだまだ諦めるわけには行きません。GOLFER'S DOCKの計測アドバイザーのヒントもあり、マスコットバットを買い筋肉を鍛え、飛距離アップの挑戦を続けて見ることにしました。

「これで10ヤードは伸びます!コックの仕方にヒントあり」

 GOLFER'S DOCKの帰り道、計測結果と実際の飛距離の差がないか再確認しようとよく利用する200ヤードの練習場に立ち寄り、力いっぱい打ってみましたが、やはり、やっと200ヤードのネットに届く打球ばかりで計測結果の追確認になりました。ところが、またぞろテークバック時にアーリーコックで挙げれば、手首のスナップが効き、ヘッドスピードが上がるのでは、と頭に浮かび2−3打ってみました。
 これがなんと大正解!これまでめったに当たらなかった、下段の枠(下から2段目)にあたるではないですか!これはまさに瓢箪から駒です。しかし必ず当たるわけではありません。コックの仕方によってはこれまで通りとなります。その日は嬉しさのあまり、その後の練習はアイアンに絞り練習場を後にしました。


「プラス10ヤードの仮説・検証!まだまだ不満なれど!」

 一方、マスコットバット(パワフルスイング icon)の素振りはまだ始めて5日で効果は出ていません。ところがところが、このバットをスムースに振るには、テークバックの仕方がこれまでのやり方と異なり、右手を意識したアーリーコック或いはテークバック時、右手の親指の根元の丘を意識しながら右腕と一緒にスイング面と平行に上げながらコックをしていくとよいことが分かりました。またトップの位置がおさまりがよく、ダウンスイングでもっとも力の入る形が出来上がることも判明したのです。

 別の表現をすれば、トップでの右手の形が、手のひらが甲側に折れた状態、野球でボールを投げる時にスナップを聞かせる形が、手首のスナップを一番効かせる形になるのです。更にダウンスイングでトップで出来た腕とシャフトの角度を維持しながら下ろせヘッドスピード挙げることにつながります。

 つまりこれまでのテークバックの誤解、「テークバックで右腰まで上げた時に、地面とシャフトが平行になったときに、クラブフェースが飛球線に平行になる」そのように上げると理解していたわけですが、実際は、内藤雄士プロの本にも解説がありますが、「クラブフェースは、体の前傾姿勢と同じ角度」であるべきなのです。飛球線と平行では、右手がスイング面に対しオープンになります。クラブフェースが体の前傾姿勢に対し平行になるように上げる為には、右手親指の根元の丘はスイングプレーンをなぞって、自分自身から見て反時計回りに回転しながら上げていく必要があります。この上げ方をすれば、意識したアーリーコックは不要になります。またトップの位置での右手と左手が作る形について、極端にいえば、左グリップは、手のひらに垂直にコックが出来た状態、また右手は手のひら側に折れ、且つ反時計回りに回った状態になります。

 同じ誤解がダウンスイング〜インパクト時での加速の仕方にありました。本来ヘッドスピード上げる為に、グリップの縦方向のコックで強く打てると思っていましたが、実際は手首のスナップ、甲側から平側への早い動きにあるようです。この様子をプロの写真で確認してみると、典型的にはガルシア、深堀プロ、女子では、大山プロなどに見られます。


「更なるスピードアップに向かって!あと10ヤードは欲しい」 

 マスコットバット(680g)の効果はまだ確認できていません。友人のアドバイス、ブリジストンのアドバイザーの話など踏まえるとパワーアップにはマスコットバットの素振りが有効のようです。毎日50スイングを目標に続けていきます。一ヶ月後にスピードの改善があれば報告いたしましょう。




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