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2005年5月25日 ゴルフショップ経営者さん  「1ヶ月に1本のアイアンだけ練習」

 
 私は地方でゴルフショップを経営する者です。このホームページの管理人さんが、50歳を過ぎてからゴルフを楽しむ方たちを応援なさっているページを作っているのを知ったのは、ご来店くださったお客様から教えていただいたからでした。

 ゴルフショップなど店を開いていますといろいろなお客様にお会いできます。その中で、すばらしく上達したお客様を紹介します。この方、50歳を前にして、定年になってから友人がいなくなるのが怖いのでゴルフで友人をつくり、共にゴルフを楽しみたい、といって始められました。

 このとき私がアドバイスしたことは、1ヶ月に1本のアイアンだけ練習してください、ということでした。最初の1ヶ月にピッチングウエッジだけ練習し、翌月は9番アイアンだけ練習をして下さい。5番アイアンまで行くのに6ヶ月かかりますが、7ヶ月目からはピッチングと9番アイアンの2本だけ練習して、その翌月からは9番アイアンと8番アイアンだけを練習してください、と話しました。

 その方、私が話したことを実に素直に聞いてくださり、実践してくれました。いろいろなクラブを打ったほうが楽しかったでしょうに、実践したのですから私は頭が下がりました。

 1年半ぐらい経ってから、その方と"初ラウンド"したのですが、なんと107でラウンドしたのです。確かにスポーツを若いときからしていたらしく運動には優れたセンスを持っていたのでしょうが、すばらしいと思いませんか?因みに私は28年前にゴルフを始めましたが、100を切るのに2年半かかりました。

 私は練習場にはキャディバッグに入れたクラブ全てを持っていき、全てのクラブをまんべんなく打っていました。モチロンその日の練習のテーマは漠然とですが持っていて、それで練習をしたのですが2年半かかったことを、このお客様は1年と数ヶ月で達成してしまいました。しかも50歳を前にした年齢の方がです。私は30歳のときに100を切ったのですから年齢のハンディなどありません。

 ゴルフでも何のスポーツでもそうなのでしょうが、一歩一歩をシッカリ練習することなのでしょうね。私の店のお客様ですばらしい成績を収めている方の紹介です。
 
 
追伸: New ! (2005/10/01)・・・ 上記ゴルフショップ経営者さんと同じ考えの方がこちらにもいました。
 
 「私のゴルフ進化論

 短いショートアイアンをひたすら練習をしました。芯で常にボールを捕らえられるように心がけ、次に方向性を意識して、最終的に狙った場所に落とせるように何度も繰り返しました。SWに自信がついたらPW、PWに自信がついたら9番アイアンといったように番手を1ずつ上げていきました。半年で9番アイアンまで自信を持ってうてるようになり、その頃にはコンスタントに90台でまわれるようになっていました。

 

 
<管理人より>
 
 最近思うのは14本を駆使することの難しさ。 「ゴルフショップ経営者」さんの言われるように、1本、1本、納得の行く打ち方が出来てから次のクラブのレッスンに進む、というのは急がば回れで効果は高そうですね。ちなみにゴルフを始めたばかりのこの方が"初ラウンド"を107で、しかもそれを成し遂げた方が50歳過ぎ、というのはスッゴイことですよね。私もゴルフコースデビューして2年が経ちますが、いまだに100が切れていません、トホホ。

 


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