● もしあなたが都会で暮らすことに疲れたら、癒しの島、フィジー、マナ島なんていかがですか? ・・・ (2019/07/14)
★フィジーの小さな島が、癒しに効く理由 !
1.空が青く高いこと
かつて留学したアメリカの東海岸、ロードアイランド州のプロビデンス。たまたま冬にこちらに来てしまったもので、毎日見るのは鉛色の空ばかり。英語が十分に離せなかったこともあるが、1学期いただけで気がめいってきたので、次の学期はフロリダの大学に転校してみた。徐々に英語が話せるようになったということもあるが、フロリダのように空が青く高い、というのは精神的にも気持ちが楽だった。
そうした視点でいうと、このマナ島、たまにスコールはあるものの”一年中青空”で、なんと空は高いのだろうと見上げる。ここにいるだけで暗い気持ちなど吹っ飛ぶ感じがする。空が青く高いところでは、夜の星空も綺麗!
小さな島ゆえ、治安は良いので、夜間、ビール片手にビーチに出て、南十字星をながめると良いだろう。
2.水(海)があること
小さなものだと池とか噴水という手もあるが、やはり大きな川、さらには大きな青い海が目の前にあるだけで気持ちがおおらかになる。特にフィジーの砂は白、これが良い。海の青と砂浜の白との間、波打ち際の色(ターコイズブルーというのでしょうか)がとても綺麗。飛行機から(空から)見るとマナ島はこんな感じ。
写真提供:トーホートラベル
3.人工の音がないこと
マナ島に行くと、聞こえるのは、風の音、海辺の波の音、鳥のさえずり。これがいいですね。
一時、マナ島が注目され、結婚式をここで挙げる若いカップルが増えた。となると一緒に来る親戚は好まなくとも付き合わざるを得なくなる(?)。年配の方から、何故マナ島にはテレビが無いのか。更には、カラオケくらいは用意しろ、と要求する人もいたとホテルのスタッフから聞いた。アラアラ
そうなんです、マナ島には(今も)テレビがありません。恐らくは離島ゆえ、テレビが写らないのかと。当時(10年以上前の話し)、電話もフィジー本島から無線で接続していたので、日本に電話をしようと思うと、フロントに呼び出したい相手の電話番号を伝え、折り返しの電話が来るのを部屋で待っていた。こんなだから、休暇でここへ来る時には、会社には「フィジーの、さらに離島ゆえ、電話が通じませんので悪しからず」と説明することで、わずらわしい電話からも解放された。
今はテクノロジーのお陰でロビーやレストランに行けばWiFiが繋がるようになったし、手持ちのWiFiルータでもネット接続が出来るようになった。まあ緊急時を考えれば便利かもしれないが、私としては、せめてマナ島にいる間くらいは、現代文明から隔離された方が精神衛生上も良いのでは?とすら思う。
4.時間がゆっくり流れること
○○タイム、という言葉はあちこちで使われる。私がハワイで仕事をしていた時も「ハワイ時間(タイム)」というのを聞いた。ようは、あくせくしないこと、ノンビリとマイペースなのだ。
マナ島のホテルのフィジアン達、とてもゆったりと歩く。そう、あまり動きを早くすると、熱い南の島だけにバテそう。私はこうしたスタッフ(多くは女性)のこうしたノンビリ感が好きだ。「郷に入れば郷に従え」という言葉のように、現地に合わせれば良いだけ。それだけで癒される感じがする。
時々、日本からせっかちさを持ちこんでしまう人もいるようだ。レストランで席についてもスタッフが注文を取りに来ないと文句を言う人もいるのだとか。私からみると、何しにマナ島に来たのだろうとすら思う。せっかくゆっくりと流れる時間の中に身を置いているのだから、その流れに身を任せたらいいのに、と思う。
5.あのフィジアンのおおらかさが好き
男性も素朴な感じだが、お姉さん達はもっと素敵。前にも書いたが、ビジネス・スマイル(作り笑い)なんてしない。こちらがおおらかに笑顔で接すれば、そのまま顔が返ってくる。それが私には心地良いのだ。(フィジー本島の一流ホテルへ行くと、良く教育されたスタッフがビジネス・スマイルをしてくれる)
とまあ、(私はホテル経営者ではないので)こうしたことが好ましいと思う人だけマナ島に行けばそれで良いと思う。そしてマナ島に行った人だけに与えられる特権として、「癒し」が得られるのだと思う。
あなたは「癒し」が必要ですか?必要でしたら、マナ島へ行かれることをお薦めします。
マナ島に来る日本人のなかには、この教会で式をあげる人も沢山いるようです。 |
プルメリアの花、綺麗ですねぇ |
竿を使わず、釣り糸だけで魚を釣っているフィジアンの女性たち。取った魚は腰に下げた籠に入れている。 私が「晩御飯(魚)、取れた?」と聞くと笑っていた。 |
教会の前で南の島独特の静かで綺麗な夕日を見ることが出来る。 |