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  コロナ禍にあっても、趣味は身を助く? ・・・ (2020/05/19)

 BSだのCSだのというテレビ放送帯があるのは以前から知っていた。が、それらはすべて有料だと思っていたし、また拙宅のテレビがそれらの放送を受信出来ることすら知らなかった。

 数年前、自宅を建て替える半年間だけアパート住まいをした。そこには共同アンテナの端子が壁に用意されており、それに繋ぐことでテレビ放送が見れるようになっていた。ある日何気なく、テレビリモコンを操作していて気がついた。ウチのテレビでもBS放送が受信出来、それも無料で見れるものもあるのだということを。



 無料チャンネルの中の1つ、Dlifeがお気に入りのチャンネルとなった。まず気に入ったのが「ER」という医療番組。原作はマイケル・クライトン。皆さんの馴染みのあるところだと、ジュラシック・パークも彼の作品です。


 ERは医療ドラマですが、内容はヒューマンドラマそのもの。長い連続ドラマの中で、このあたりも視聴者を飽きさせない工夫なのだろうが、主人公となる人物を交替させる。日本ではネスカフェの宣伝などで馴染みの ジョージ・クルーニー は、このドラマを通じて有名になったと聞いています。私はこのドラマともう一つ、「キャッスル ?ミステリー作家は事件がお好き」にすっかり填った。自宅新築が出来上がって戻った際、最初にやったのがBS放送受信のためのアンテナを付けることだったほど。アパート暮らしの半年間見ていたERとキャッスルの続きが見たかったのだ。

 ERの番組が終わったあと(2017年暮れ?)、お気に入りとなったのはSuits。優秀だが弁護士資格を持っていないマイク。そしてその彼女役が英国のヘンリー王子と結婚した女優のメーガン・マークルだった。このドラマから弁護士ドラマを面白く感じるようになった。弁護士ドラマの面白さは、言葉で相手をやりこめるそのテクニック。また、劣勢に立たされてもめげずに、あの手この手と対応策を繰り出していくところ。マイクがニセ弁護士であることがバレ、弁護士事務所の仲間たちに罪が及ばないようにと自ら罪を認め服役することにしたところでDlifeでの放映が終わった。

 次にDlifeで見始めたのはグッド・ワイフ。最初はさほど興味を持っていなかったが、見始めてみてはまった。前述のSuits同様、劣勢にあっても事実関係の調査と弁護テクニック、そして言葉によってそれを覆すシーンにだった。


 その後、今年(2020年)の3月末、なんとDlifeというチャンネルそのものが無くなってしまったのだ。ここ数年、とても楽しみに見ていた番組を持つチャンネルだっただけにショックだった。それにしても、チャンネルそのものが無くなることがあるのだということを始めて知った。


 そんなことんなで、しばらくBSから遠ざかっていたある日、Amazonから手紙が届いた。それによれば「あなたはプライム会員で、多くのテレビドラマが無料で視聴出来るのですがご存じですか?」と。ならばとチェックしてみると、主人公の一人マイクが刑務所に入ったことで終わってしまったものと思っていたSuitsの続きが見られることが分かった。

 ちょうどコロナウイルス騒ぎで外出自粛が求められ始めたところだった。 Suits のシーズン6(16話もある)をなんと2日がかりで見てしまった。(単純計算すれば、見るのにおよそ16時間かかるこのドラマを2日間で見終えた。疲れて背中が痛くなった。苦笑)


 振り返ってみると、大学生時代からの映画ファン、趣味の筆頭が映画(TVドラマも含め)鑑賞だった。今のご時世では映画館に行くわけにもいかないが、こんな具合に、ネット回線と高性能パソコンさえあれば、自宅に引きこもるにしてもさほど苦痛とは感じなくてすんでいる。




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