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65.インターネットを味方につけて ・・・ (2010/09/01) 


 個人の職業選択は自分でコントロールできるが、この「コントロール」とは、外的な要因がどのように影響しようとも、自分のキャリアには自分が責任を持つ、という意味であり、スキルを用いて絶えざる変化に対処していくということである。

 技術革新、たとえばインターネットの普及などにより、仕事のスタイルが変化する。そして、高度な技術力へのニーズが急激に高まる。このことは、自分自身で仕事を作り上げるビジネス、例えばスモールビジネスに従事する者の増加を示唆している。

 幅広いスキルを身につけることは、今後も重要である。加えて、テクノロジーが急速に変化していくので、生涯を通じてスキルを身につけ向上し、自らの能力を再開発することも必要になる

 仕事には固定的なパターンや段階、年齢といったものがなくなる

日本マンパワー キャリアカウンセラー養成講座テキストより



 インターネットのホームページを作ってきて、感じることがあります。1つが、個人か法人かはあまり関係ないということ。法人でも、定期的な更新を怠っているとアクセス数は増えず、反対に、たとえ個人が作ったホームページでも、きちん、きちんと更新していると、着実のアクセス数は増えていく。つまり、個人が管理しているか、法人が管理しているホームページなのかは関係なく、単純に、ユーザ視点でちゃくちゃくと更新しているのかどうかがアクセス数にきちんと反映してくるメディアなのです。

 では、アクセス数をコンスタントに増加させるには?という質問に対しての答えは、案外アナログ的。

1.所定のインターバルでコンテンツを更新していく。
  これは、例えばテレビで、毎日、同じ時間、同じチャンネルを見ても、内容が変わっている。もし、同じだったら視聴者は、再度訪問はしてくれなくなるだろう。インターネットも同じで、再訪したときに、内容が何も変わっていなかったら再訪してくれなくなる。

2.儲かる、役に立つ、面白いの3要素を入れる。
  「儲かる」は、例えば株やFXなどがそれかもしれない。これで一攫千金を狙うことも可能なのだろう。また「役に立つ」は、私の場合、地下鉄などで到着時刻、乗り換え駅、タイミングなどを知るサイトがあるが、これがそれに当たる。最後の「面白い」は個人が法人と対等に渡り合いやすい部分かもしれない。猫が段ボールの空箱にダイビングしている動画などは、いつ見てもおかしい。

3.相手が求めるテーマを扱う
  作る側からすると、自分で扱えるテーマかどうかも大事です。世界を扱うのか、アジアを扱うのか、日本を扱うのか、はたまた東京を扱うのかによって、集めなくてはならない情報の量に大きな違いが出ます。まずは自分の身の丈にあった、自分が取り扱える範囲のテーマに絞り込む必要がありそうですね。私の場合、それゆえに、日本人に人気のあったフィジーの小さな島、「マナ島」を扱った、という訳です。



「個人が活躍出来る場」
 さて、さて、ホームページ作りのコツを伝授したい訳ではなく、インターネットの特徴をお伝えしたいと思っての説明でした。インターネットの特徴として、個人か法人かは勿論、年齢、性別なども関係してきません。以前、私が主催していた「ようこそ癒しの島、マナ島へ」は約40万アクセスまで行ったとこで、負担の大きさ(メールの多さ)といったことが一個人で扱える量を超えてしまったもので閉鎖してしまいました。

「場所を越えて」
 このフィジーの島のホームページを主宰していて面白かった出来事が、視聴者の多くが、私が「フィジー」という南の国の小さな島に住んでいると信じていたことでした。(実際には、群馬県にあるインターネットサービスプロバイダーのサーバを使い、オペレートしていた私は東京に住んでいました)

「年齢を超えて」
 また、私の文章、文体から推測したのかもしれませんが、視聴者が私に対して持ってイメージは、どうやら20〜30歳代の男性像のようでした(実際の私は40歳代でした)。ある日、視聴者の、あきらかに若い女性らしき人から、「○○君は、何年フィジーに住んでいるの?」という質問が届きました。自分の名前を君づけで呼んでくれる人がいなくなってから久しかったもので、若い女性からのこの君づけのメールに、苦笑したものでした。


 とまあ、こんな具合に、あなたが還暦を迎えた人であろうとも、インターネットの世界で活躍する限りは、年のことは、あえて自身で公開しない限り、意識されることもないでしょう。但し、こうして年寄り扱いされることもない代わりに、「年配者だから配慮して〜」といった甘えも利かないことは承知しておく必要があるでしょう。

 あと、場所についても、前述のように、実際の場所があなたの自宅の一室であったとしても、インターネットが世界へと繋がりを広げてくれます。(そもそも一旦、インターネットの世界に踏み込んでしまえば、そこには国境という概念が存在しませんから)


 なんだか長たらしくなりましたが、この9月からインターネットを使ってお仕事を始めることにしました。インターネット上にあるいろいろな仕組みの中から、個人として参加出来る領域を探し、インターネットならでは可能な、海外(主にアフリカ)との取引を、と思っています。

 私のガーナ(アフリカ)旅行記です。よろしかったらご覧ください。


 また時期を見てご紹介したいと思いますが、私のような還暦の人間でも、たまたま過去にこうしてインターネットでいろいろ勉強してきたことが、これからの仕事に結びつけられそうなのです。それも大きな投資をすることもなく、スタート出来そうです(その分、大儲けすることもなさそうですが・笑)。インターネットという仕組みを考案してくれた人たちには感謝しなくてはいけませんね。





こちら、職業選択をする際の助言として使うバリューカードです。
15枚あるカードから私が選んだのがコレ。まさに希望を活かす
のにもってこいなのがインターネットを使った起業だった訳です。






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