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268.  言うは易し、行うは難し ・・・ (2019/02/17)


 行動を起こすことが意外と難しいという例ですが、一番分かりやすいのはダイエット(減量)かと思います。

 私が実行、成功したダイエット方法をお教えします。それは痩せる方法を10、知ることよりも、1つでもいいから「確実に実行すること」です。ね、簡単でしょ?ではなぜ痩せられないのか?それは「実行出来ていない」 からなんですね。 人間の意思ってこうした簡単なことが出来ないケースが多いのです。ゆえに世の中ではライザップなるダイエット支援をビジネスにして、しかも成功している会社まである訳です。

 私の場合、61歳の時に心筋梗塞 で入院しました。発病のきっかけは以前このHPでもお話ししましたがストレスが引き金でした。しかし発病しやすい体の状態は年齢的なものもあって揃っていたようです。

1.動脈硬化(年齢的なこと?食生活?運動不足?)
2.血圧高め(体重との関連?)
3.ストレス(発散の方法が上手くなかった?)

 この中で血圧が高めなことに関しては、解決策を簡単に見つけることができました。それは血圧と体重との間には相関関係があることに。退院後、まず手始めにノルディックウォーキング(スキーのストック状のものを持ちながら歩く)をすることを毎日の日課にしました。結果、1ヶ月で10kg近く痩せることが出来ました。それとともに血圧も下がりました。

 ジョギングではなく、シニアでも簡単に出来る「歩行」がこれほど贅肉をそぎ落とすのに役にたつとは思いませんでした。ポイントは「早足しで歩く」ということです。 こうした毎日の早足歩きで、恐らくは運動不足による動脈硬化にも変化は出ていたかと思います。機会があって血管年齢の測定をして貰ったところ、年相応とのことでしたので、まずまずかと。

  さて、シニアの場合基礎代謝力が下がっていますので、一旦下がった体重もちょっと気を抜くと再び上がってしまいます。当然、毎朝計っている血圧値にもそれが出てきます。ならばどうしたら良いか? 私の場合は「毎朝体重計に乗ること」を日課にしました。体重を測ってみて、もし昨日よりも体重が増えたとすれが何が原因かを推測してみます。多くは前日に朝、昼、夜と3食をガッツリ食べていました。いろいろ試行錯誤の結果得た理解は「お米」は昼か夜に、一膳だけにしておくこと。つまり昼にご飯を食べたら夜はお米抜きにする。白いご飯が好きな私には最初きつかったですね、これは。しかし、しばらく実行している内に慣れました。
 調べてみると、江戸時代以前は1日2食が当たり前だったようですね。若い人ならば体作りのためんにも3食しっかり食べるべきですが、前にも言ったようにシニアの場合は礎代謝力が下がっていますので、栄養バランスは配慮する必要がありますが、量は減らした方が良さそうです。

 さて、自分がダイエットに成功しているもので、減量の話しばかりになりましたが、実は起業の際の「行動力」も発想は同じと思っています。「いつまでに(when)」 「○○をやる(what)」ということです。「どうやるか?(How)」は試行錯誤の中で見つけるのでも良いかと思います。
  私の場合で言えば、アフリカ視察旅行から帰って来て、60歳シニアでも雇ってくれるところ探し。それと並行して自分でやるなら何を?探しをすることでした。アフリカ視察で品質の優れた日本製はたとえ中古であっても評判が良いことが分かっていましたので、どんな品目を輸出するのかまでは具体的に決めていなくても、まずは「古物商」なる資格を取っておくことが必要と分かりました。

 「古物商」についてまずはネットで調べてみると、最寄りの警察署に申請することで(犯罪歴等が無ければ)取得出来ることが分かりました。まずは最寄り警察署に行って聞いてみると、これこれの書類の提出と手数料を払って2週間ほど待てば良いことが分かりました。

 こんな具合に、
1.何をやるか(What)
2.どうやるか(How)
3.いつまでにやるか(When)

 を常に意識してやっていけば形が見えてくるはずです。

  恐らくは、シニアの方が一番困るのは、自分が何をやりたいのか分からないというケース。これも机を前に座っているだけでは見えてこないので、展示会に行くとか、図書館に行くなどしていろいろな本を見てみる。あとは、学生時代の同級生たちはその後どう暮らしているのかを聞いてみることでしょう。そうした「行動(Action)」を続けていくと、何かが見えて来るはずです。



 以上を図示するとこんな感じかもしれません。




 


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