それを拾っていくことを考えてると、楽しいぞ。まだまだ俺も退かないぞ。
来る日はいつも新しい。今日より明日はおもしろい。もっとでしゃばれパラダイス。
さあ、あなたの出番。
その代わり、俺の倅と思って正しく、厳しく育てていくから心しておけ。
これから入社してくる高年齢者の模範となれる為にも。働いた結果が利益に結びついてこそ本物。
明日は何をするかを考えると楽しくなる。作戦と創意工夫でますます能率が上がる。
細かいことにくよくよせず、大局を掴むよう努力しよう。
258. シニア従業員を積極雇用している企業社長の知恵 ・・・
(2018/11/11)
テレビ番組、「ガイアの夜明け」でたまたま見たのがこれ。多分、再放送なのだと思うが紹介されていた企業はシニア従業員を積極雇用している企業のようだが、そこの社長の知恵に感心した。
1つ1つ
の言葉に頷いて読んだが、その中でもいくつかの言葉に惹かれた。例えば
第三条 今日より明日は面白い
外資系企業で営業をやっていた時代の話し。それまでIT関連の業界団体(社団法人)で働いていた人間が、いきなり外資系ソフト会社でセールスを担当。最初は思うようには売れなかった。幸い日本法人立ち上げの初期メンバーであったため多少の我儘が言えた。新たに採用したエンジニアを私のパートナーにしたいと社長に申し出て認めて貰った。当時彼に繰り返し話していたのは「明日は今日より良くなる」だった。これを呪文のように言っていたが彼への励ましであるのとともに自分への励ましの言葉だった。ほどなく売上は着実に伸びっていった。
紹介されたこの会社は、業務用調理道具を整備して再販売、さらには開店のノウハウまで伝授しようとするもの。その中で、不要となったステンレス製キャビネットを掃除するシーンがあった。底にはカビが生えていた。それをシニアが綺麗に掃除して行く。ベースがステンレスだけに上のヨゴレさえ取ってしまえば、まるで新品のような輝きが戻った。それを見ていて思い出したのがこれ。
昨年、築50年、三世代で住んだ自宅を取り壊し、あらたに息子と共同で3階建を建てた。まずは取り壊しの前に、かつて両親が使っていたベッド、マッサージチェア、車椅子、冷蔵庫、洗濯機からガス台、換気扇、介護用手すりにいたるまで、綺麗に磨き上げてジモティーに出品した。それぞれの製品は年数を経てはいてもヨゴレを取ればそれなりに見栄えも良くなった。半年ほどかけて1つ1つは1000円〜7000円で出品し、トータル15万円程度になった。(余談ですが)過去の販売履歴を見たのだろう。先日古いレコードを買い取りに来た方が「お仕事は何をされているのですか?」と。最初意味が分からなかったが、確かに私は販売してきたアイテムリストを見ると、いったい何屋さんなのだろうかと思うほど大量の、それも様々なアイテムを処分してきた。そう、まるでリサイクルショップのように(笑)
さて、話を戻すが、世の中にはまだまだ使えるものをゴミとして処分しているが、こうしてちょっと手を加えるだけで、まだまだ誰かに使って貰える。多分、シニアである私自身も同じだと思う。それなりに過去の実績、過去の栄光も一旦洗い流して、そこに新しい付加価値を加えてみる。結構使えるものになると思う。私がやってきた中古車の輸出もそんな感じでやってきた。