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187. ひさびさのシリコンバレー訪問 (part I) ・・・ (2015/08/10-15) 

 50代、私が勤めていたのはイスラエル系企業。その米国本社がSunnyVale(シリコンバレーの一地域)にあり、そこには数回行ったのだから1997年あたりがシリコンバレーに行った最後だと思う。それ以前はパソコンソフト関連の業界団体に在籍し、当時人気のあったCOMDEX(ラスベガス)やInternetWorld(ニューヨーク)に会員企業の人たちを連れて行ったりもしていて、帰路、シリコンバレーの企業訪問をさせて貰ったこともあった。

 とまあ、そういうことで、シリコンバレーに行くのも17〜8年ぶりということになる。今回は30年来の知人の依頼でサンタクララコンベンションセンターで開催されたFlash Memory Summit に「営業」兼「通訳」兼「添乗員」として同行することになった。依頼者は、年間360日は働いているのではないかと思う職人?(コンピュータソフトの開発者)で経営者。海外旅行の経験はほとんど無く、コンピュータ言語には精通していても人間の言葉(英語)は苦手という人。

  1. シリコンバレー
    カリフォルニア州の地域
    シリコンバレー は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置しているサンタクララバレーおよびその周辺地域の名称。実在する地名ではない。 ウィキペディアより


 旅慣れていると、次に何を手配したら良いかが分かる。まずは事前情報の入手にと展示会の登録を済ませておく。次に、ちょうどお盆と重なるので予約が取れるかどうか心配しながらティケットの手配、ホテルの手配を済ます。次に成田空港近くまで乗っていく車の預け場所の手配をした。以前渡米した時には、米国とはVISA相互免除ということでパスポートだけ持っていけば米国に入国出来たが、いつからだったかセキュリティ上の理由からかESTA という手続きをしておかなくてはいけなくなった。豪州に渡航した時も同様な事前手続きが必要だったのを記憶していたので、しかもパソコンとクレジットカードさえあれば直ぐにでも出来ることなので、即手配しておいた。

 さてあとは渡航を待つだけと思ったが気が付いたことがある。予約したホテルの周りをGoogleのストリート・ビューで見てみると周りにあるのはガソリンスタンドだけ。食事の出来そうなところが見当たらない。唯一あったのは歩いて5分ほどの場所にSubwayというサンドイッチショップがあるだけ。そこで、レンタカーを借りるべくネットから予約をした。

 某大手電気メーカーさんでは、海外出張時にレンタカーを借りて運転することは禁止しているのだそうだ。勿論、事故が心配だからだ。反対に、私が米国系企業で働いていた時、本社に研修に行くように指示された際は、日本支社長(イスラエル人)から「誰かが迎えに来てくれるわけではないので、自分でレンタカーを借りて本社オフィスに行って!」と言われた。留学経験もあり、また、こんな具合に渡米の際は自分で運転していたが、しばらく左ハンドル車の運転とは遠ざかっていた。まあ状況からして、昔を思い出して自分で運転することにした。久しぶりだったものでレンタカー会社を出た瞬間は緊張した。そんな中、係員の薦めでGPS(カーナビ)を一緒に借りておいて正解でした。


   空港からレンタカー各社のあるビルまではシャトルバスが運行されている
 レンタカー関連各社・車両置き場として空港ビルとは別なビルが用意されており、そこでバスを降りる  さて、これが入り口だか、入ってみると、レンタカー会社各社のカウンターがずらりと並ぶ。
 ずらりと並ぶレンタカー、高いのはSUVやコンバーティブル(屋根がないやつ)  オ〜外車だ、と一瞬思ったら、ここはアメリカ、ゆえにこれらは国産車ということになる。
 当初、トヨタ・カローラを予約していたが、貸出してしまっていて在庫がないとのこと。同料金で貸してくれるという車両の中から日本車(ニッサン)を選んで借りることに。  コンパクト車も無くはないが、まあ、まさかの時のためにこのサイズを借りることに。セントラ、つまり日本におけるブルーバード・シルフィーですね。
 今回利用のレンタカー、窓口担当者の勧めもあってGPS(カーナビ)を借りることにした。理由は、表示言語が選べ、その中に日本語もある、ということだったので。借りてみて、正解でした。今回このGPSが道案内してくれたお陰でどれほど助かったことか。






 予約したホテルはこちら(写真左)、BILTMORE HOTEL。今回のイベント主催者のホームページにあった推薦ホテル3つのうちの1つ(値段が一番安かった)イベント会場まで送迎サービスがある。

 部屋にはコーヒーメーカー(コーヒー、砂糖、クリーム)が用意されている。また、これはどちらのホテルにもあるが、アイスペールが用意されていて、廊下突き当たりにある製氷機でいつでも氷をゲットすることができる。

 まあ、こんな具合に1週間のホテル住まいを快適にするために工夫をしてホテル生活をスタートをしたわけだ。

 
  事前にネット(ストリート・ビュー)で確認したとおり、ホテルの周りにはレストランがない。つまり食事をするには毎日ホテル内のレストランに行くか、5分ほど歩いてサンドイッチショップへ行くかしかない。

 今回、ホテルのWiFiでネット接続し、調べたところ車で5分ほど行ったろころに Rivermark Plaza というショッピングセンターがあるそうなので、晩飯がてらそこに行ってみた。そのショッピングセンターには、Safewayという有名なスーパーもあり、レストランも数軒あった。インド料理、中華料理、メキシコ料理、そして寿司。なにもここまで来て寿司を食べたいとも思わないので、その他の3種を日替わりで食べたり、Safewayで惣菜を買ってホテルへ持ち帰ったりもした。
  Safewayでは、ビール、ミネラルウォータ、朝食にとドーナツなどを買い出しした。ホテルでは、リクエストすると小型冷蔵庫を部屋にセットしてくれるので、それを利用することにした。


 ところで天候だが、シリコンバレーを含め、カリフォルニアは雨が少なく、我々が滞在した1週間も毎日晴れ。昼間の陽ざしは強く、夏を思わせるが、陽が落ちると急激に寒くなる。聞いたところでは、サンフランシスコ湾を吹く風のせいだそうだ。


● 買い物

  Rivermark Plazaにあるメキシカンのお店に入ってみた。こちらがタコスで3個1セット   こちらはブリトー、握りこぶし2個分とボリュームたっぷり。なので連れのYさんに半分食べて貰った。
 こちらパソコンショップとして有名なFry's Electronics,この近辺に2軒あったので、大きい方に行ってみた。店内の写真撮影は出来なかったが、広いこと、広いこと。 この店のホームページがあるので、それを見ればどんなものを売っているのかが分かります。
  ちなみに店舗で販売しているパソコンは、そのほとんどが韓国か台湾の製品でした。時代が変わったのですね
 こちらは、あるショッピングセンター併設のレストランでピザを注文。小ぶりだが厚さがある。まあこれ1枚食べればお腹は足りる。




 (写真上) スーパーの肉売り場。日本の肉の値段を知らないので単純比較が出来ないが、とにかく分厚い肉ばかりで値段も日本よりは安いと思う。


 (写真右) これを見たのは初めて。このショッピングセンター、1階が駐車場で2階が売り場。買ったものを1階の駐車場に下ろすためにカート専用のエスカレータがある。人間は並走する人間用エスカレータで降りることに。





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