111.リストラをテーマにした映画を観て ・・・ (2012/05/27)
偶然通りかかった新橋のガード下、小さな映画館で上映している映画に惹かれました。タイトルは「カンパニー・メン」不況のあおりを受け、造船部門が縮小されることになり3000人が解雇されるというアメリカであれば、めずらしくもないお話しです。まあアメリカ映画ですから、最後はハッピーエンドで終わるので、さほど心配しなくて観ていられるのですが、解雇された人の心の変化が痛いほど伝わってきました。 | |
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この映画のシーンの中では、解雇を通告された主人公が、渡されたダンボール箱に私物をつめて持ち帰るシーンがあります。ビルの上から見る風景は、同じように首になり、ダンボール箱を持った人たちが、同じように駐車場を自分の車をめざして歩いているシーンがありました。米国の場合、解雇された人間が問題を起こさないよう、通達、即、退社を求められます。彼らの驚きと、無念さが伝わってきたシーンでした。 |
私物をダンボール箱につめて駐車場に向かう主人公 | |
子供ながらも、オヤジの立場を理解し協力しようとしてくれている息子の気持ちに感動するのでした。 |
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定年後も、また別な勤め先を探そうとする人が多いようですが、大きい企業であろうが、小さい企業であろうが、はたまたどういうポジションであろうが、所詮勤め人(雇われている人)、大差はないような気がします。 |