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78. なぜマレーシアへ?(ゴルフ事情) ・・・ (2016/10/16)  

 こちらはビザ申請者の推移。2行目、赤文字部分が日本からの申請数だが、2012年、2013年が突出している。これは東北の震災を経験した日本人が移住先にマレーシアを選んだことを意味する。

1.活断層だらけの日本と違って、安定した地盤の上にある国

   「関東で30年以内に70%の確率で地震が起きるの?」


2.持病を持っていても、先進国同様に医療が発達しているので、心配がない

   いざとなったら直行便で帰ってくればいい、でもほとんどその必要ナシ


3.長年住んだ日本でのしがらみから距離を置くことが出来る

   相続の問題、地域の問題、原発・放射能の問題?


4.銀行利息は(日本より)ずっとマシ

   ゼロ金利政策を取る日本とは比べる必要もないほど (参考)


5.日本の年金を受け取る際、マレーシアでなら無税で受け取れる

   住民登録を外しておく必要が(?)


6.MM2Hは、必ずしも長期滞在しなければいけない、ということではない

   自分の希望状況次第でマレーシアと日本を行き来すれば良い


7.日本との直行便があるので、いつでも帰れる

   直行便だけで33便もある。沖縄へ行くのとたいして代わらないかも?


8.日本が恋しくなれば、日本人会もある

   現地の人との交流を持つことをお薦めしますが、もし不安なら日本人会も


9.クアラルンプールならイオンを始め、外食(牛丼)も多数進出している

   人間の体で一番保守的なのが胃袋なのだとか?でも現地の料理も美味しい


10.クアラルンプールは大都会、しかしちょっと足を延ばすと豊かな自然が

   多民族が平和的に共存するマレーシアの首都らしく、多彩な文化が混ざり合ったことがかもし出す賑やかな雰囲気が特徴である。近年は高速道路や市内鉄道、モノレールなどのインフラ開発が進み、豊かな緑の中に高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市となった。また、東南アジアの大都市には珍しく、市街地が清潔で治安がいいことも特徴である。民族が共生するマレーシア、外から来た人間にも寛大。(ウィキぺディアより)



<余談ですが>

 かつてフィジーという国に毎年夫婦でバカンスに行った時代があったが、ある年、軍によるク―データーが起こった。背景は、移民から発生し、いまや定着したインド系住民が経済、はたまた政治にまで力を持ったことに対する既存のフィジアンの反発からだったと聞く。

 そんな時期、家族での旅行を考えていたもので、現地の知り合いに情報確認をした。結果、場所、時間を選べば問題なし、と判断し、多くの旅行予定者がキャンセルしていた中で予定通り家族旅行をした。
 過去何度か行ったホテルが本島とは橋で繋がった小島であることから治安は問題ない、と知っていた。実際、クーデータを実感させたのは、唯一飛行場からホテルまでの道すがら、ライフルを持った兵士が警備をしているくらいだった。行ってみたフィジーは、多くの日本人が考えていたのとは大きく違っていた。

 考えてみれば、私の年代は、学生たちによる「羽田闘争 」時代を見ている。恐らくその時海外で報道された内容は「日本全土で暴動が起きている」と受け止めただろう。しかし実際には局地的だったし、また時間も短時間だった。報道とは極端な部分だけをピックアップするので、現地にいる人からの直接情報は大事だろう。
 こんな具合に、安全を確認する際に重要なのは、場所、時間帯による治安の変化、などの現地の生の情報入手。そして、何か起こった時に現地の人と情報交換をし回避行動が取れるコミュニケ−ション能力かと思う。

 そう言えば、湾岸戦争が起きた頃、仕事で頻繁に、ハワイと東京の往復をしていた。この時も知人に確認した。彼いわく、セキュリティーが厳しくなった今は、むしろ普段より安全と思う、とのことだった。いたずらに恐れるのはあまり意味ないように思う。





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