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秋のニューイングランドで (2004.10.18)

 前回米国でゴルフをしたのがテキサス州の片田舎で、アメリカ人に聞いても知らないような場所でしたが。今回ゴルフをしたのもニューイングランドはロードアイランド州という日本ではまず知られていないであろう場所。ここに紹介しても、まずこんな田舎へ行く方はいないでしょうが写真で景色だけでも見てもらえればと思って撮影してきました。

 そもそもロードアイランド州といってもどこにあるのかご存知ない方が多いでしょうから、それを先に説明しておきます。 Bostonのあるマサチューセッツ州の南隣にある州で、米国の州の中で最も小さい州です。ちなみに今回はボストン出張だったのですが、車で友人の住んでいるProvidenceまでは1時間ちょっと。ほぼ都心から成田空港までの距離程度です。

 歴史的には、江戸時代日本に来たペリー提督はここロードアイランド州の軍港から来たそうです。また、マルコニーが初めて太平洋を挟んで無線通信をしたのは、この州の海岸 Cape Codからで、現在も博物館があるそうです。新しいものだと、免税店などでお土産に買う「クロス」のボールペン、A.T. Cross Companyはこの州都Providenceに本社を構えています。

 さて今回、留学時代(30年前)の古き良き友を尋ね一緒にゴルフをしたのがこの州の郊外にある「Foster Country Club」 とにかく紅葉が綺麗なゴルフ場でした。比較的平たんなコースで、綺麗なせせらぎがコースを横切っていました。驚いたのは9番ホールグリーンの横に墓石が並んでいたこと。もしかしたら、地元のゴルフ好きを埋葬してあるのかもしれませんね。

 

1番ホールに立つのが私の友人。銀行でコンピュータ関係の仕事をしている。
 手前が1番ホール、カート道の向こう側は10番ホールのスタート位置。


 色づいた木の後ろに見えるのがクラブハウス。ゴルフに留まらず、広く社交の場として、会食やウェディングなどにこのクラブハウスが使われている。


 (上)「マジソン郡の橋」という映画(小説)に登場した橋のように、屋根付きの橋でした。こんな景色の中でのゴルフです。

(左)は友人の息子さんで高校の先生をしています。なんでも中学生の時代からゴルフをしているのだとか。

 紅葉が始まっていて、周囲はとても美しい色合いでした。林が紅葉しているにも関わらずフェアウェイはグリーンのまま。このコントラスがより美しさを引き立てていますね。

 カートは「手引きカート」を引きながらノンビリとゴルフを楽しんでいる人と、2人乗り「エンジン付きカート」を利用する人と、同じコースなのに両方いるのが面白いですね。ちなみにエンジン付きカートでのコース内に乗り入れもOKです。

 色彩的にはとても綺麗だったのですが、ボール探しが大変なこと。左の写真は、近くにクラブを置いて見やすくしてみましたが、ボールが林近くに行ってしまうと、友人親子と3人でゴルフボール探しをしました。

 

<費 用>
 さて料金ですが、プレーしたのが日曜日でしたが一人34ドルでした。カートは別料金でしたが3人で2台借りたら、1台は半額にしてくれました。(1台24ドル)

 写真には写っていませんが、週末ですので、そこそこ人が入っていました。


※ アメリカゴルフ事情・・・こちらもご覧ください



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