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63.アフリカはガーナ(首都アクラ)でゴルフ場を見てきました (2010/01/22) 

 自分でも、なんでまた日本人の行かないであろうところばかりに、と思います(笑)。昨年は北欧、フィンランド(ナーンタリ/naantali)でゴルフを。それで今回は、アフリカはガーナです。ガーナの首都Accra(アクラ)市内にありアクセスが便利なゴルフコース、アチモタ・ゴルフ・クラブAchimota Golf Club)を紹介します。

 今回は家内がいないこと(つまりゴルフを一緒してくれる人がいない)もあり、また、目的がアメリカ留学時代の同級生と会う(しかも、彼はゴルフはしない)ことだったもので、ゴルフはしませんでした。ただ、次回のこともあるので、まずは見ておこう、ということで行ってきました。


 同級生が頼んでくれた運転手さんが連れてきてくれたのが、タチモタゴルフクラブの10番ホール前のクラブハウスでした。

 何はともあれ、写真を撮って、と思っていたら、親しげに寄ってきたのが彼、ここの契約プロのようでリッキー・ジョルダン(Ricky Jordan)さんでした。
   
 

 ちなみに、料金関係を聞いてみると、グリンフィーが、平日20セディス、土日祝日が25セディスだそうです。で、キャディ・フィーはというと10セディス。
 コーチ付きでのラウンドが40セディス、レンタルクラブは20セディスとのことでした。


 ※ 円とセディスの直接交換がないのですが、米ドルを基に計算をしてみると、だいたい1セディスが65円くらいかと思います。(お昼ご飯がだいたい10セディスくらい)首都圏でゴルフが出来てこの値段ですから安いですねぇ。

 ※ ご覧の通り、有り難いことに、メートルとヤードと両方で表示してくれています。
   
 ティーグランド横で彼と話しをしていると、人なつこいガーナ人らくし、キャディの二人も仲間に加わってきました。(写真下)

 そうですねぇ、見知らぬ土地の見知らぬゴルフ場でゴルフをするなら、彼らを雇った方が良さそうですねぇ。ついでに携帯電話番号も教えてくれたので、メモを保存しておきましょうかね。
   
 丁度、白人男性が二人、10番ホールをスタートしたところでした。遠くにかすんで街が見えることからも都心部にあるゴルフ場だということが理解してもらえるかと思います。

 この写真は男性用レギュラーティーから撮影したものですが、二人が歩いているあたりがレディスティーのあたりです。

 フェアウェイは、南太平洋の国、フィジーでも経験しましたが、まあ、こんなもんです。それでも、ゴルフ狂いの私などのようにゴルフがしたい、という人でないと、あまりの素朴さに(?)お薦め出来ないかもしれませんね。
   
 こちらは暑い中を10番ホールまでやってきたお二人とキャディさん。

 記念撮影のシャッターを押して欲しいとのことなので、ならばと私のカメラでも撮影させて貰いました。



 ※ このゴルフ場、基本はバックを担ぐ(キャディに担いで貰う)か、もしくは、自前の手引きカートを持ち込むのが一般的なのだそうです。コースそのものには用意はないようです。
   
 9番ホールのグリーン。ちょうどノズルが上がってきて、散水が始まったところでした。
 グリーン自体に自動散水機が設置してあるなんて初めてみました。所変われば、、ですね。

 まあグリーンの状態も、南太平洋の小島、フィジーと同じようなものですね。我々日本人がイメージしているグリーンとはクオリティが異なります。
   
  そうこうしているうちに、更に仲間が増えてしまいました。こちらプロゴルファーのお二人です。真ん中がディグビーさん(Kojo Degbey)、右端がアバロさん(David Abaloo)です。

 ディグビーさんは、ここのゴルフ場の重鎮のような雰囲気の方です。私が1番ホールを見てみたいというと、ならば私が案内してあげよう、と私の車に乗り込み案内をしてくれました。(1番ホールは少々離れているため)
   
 こちらが本来のスタートホールとなっているのかもしれませんね。
   
 こちらがゴルフクラブの入り口。中にはレストランがあります。

 あまりゴルフ人口は多くはないようですね。コースもクラブハウスも空いていました。
   
 こちらはコースへの入り口です。ここだけ見ると、結構綺麗そうでしょ?
   
 キャディが必要な人は、ここで頼むといいですね。ちなみにガーナでは失業率が高いので、せいぜい仕事を与えてあげてくださいね。


 ※ いささか驚いたのが、私の車で1番ホールまで来た際に、プロに、2人のキャディがくっついて車に乗り込んできました。ゲートまで来ると、プロがキャディにここで車を降りるように指示しました。「君たちはここから先には入ってはいけない」と。

 格差社会なのでしょうか。ここでゴルフが出来る人は富裕層。反対にキャディをしている若者達は、どうやら貧困層のようです。

 このゴルフ場を去る際に、キャディがやたらに「昼は食べないの?何か買ったら?」と盛んに私に聞くのですが、後で気がついたのですが、どうやらお腹が空いていたようでした。
   
 1番ホール、Par3のホールです。男性用で176ヤードですから、若干長めですね。
   
 グリーン手前に池があります。またグリーン左にある木の枝が目障りになりますね。

 また、フェアウェイはどちらかというと、ラフといった感じですね。実際にプレーしてみたわけではないのですが、なんとなくやっかいそうな気がしますね。
   
 重鎮がとても良くしてくれました。お礼に、当ホームページ投稿者に差し上げているのと同じポシェットを差し上げたら、「携帯電話を入れるのに丁度いいねぇ」と、とても喜んでくれました。 いえいえ、こんなもんで恐縮でした。
   
 こちら1番ホールに隣接した9番ホールです。いちおう樹木で隣ホールとセパレートされています。
   
 バンカーはガーナ独特の赤土が混じって、茶っぽく見えますね。

 広告の看板があることからも、プレーするゴルフ人口はそれほど多くはないものの、富裕層がいればこその広告ですね。
   
 さてさて、これでアフリカはガーナのゴルフ場の感じが伝わりましたでしょうか?

 ガーナでのゴルフで一番苦労するであろう点は、暑さ対策でしょう。

 パース(オーストラリア)が底抜けに青い天井の抜けた空、それでいて室内にいると、湿気がないせいかとても涼しく感じます。

 ガーナはそれと対照的かもしれませんね。どんよりした空に遮られ、日差しは思ったほど強くはありません。ただ、湿気が多く、じっとしていても汗がわき出てくる状態ですので、ゴルフを、しかも18Hすべて歩きでとなると、結構、鍛錬(?)になりそうですね。
   
   




<管理人> もしご興味があれば、こちらもご覧ください。

   ガーナ旅行記(初めてのアフリカはカルチャーショックの連続でした)  ・・・ (2010/01/19 - 01/28) New !

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