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テキサスゴルフを取り巻く環境 (2003.11.22)

 テキサス州でも、ダラスのように有名な都市はご存知でしょうが(J.F.ケネディが暗殺された)、ここから飛行機(ジェット)で30分ほど西へ飛び到着するAbilene、そこから更に東に車で20〜30分走った田舎町Clydeとなると、これはもうアメリカ人に聞いてもまず知っている人はいないだろう。とにかく土地が広く、牧場があり、牛や馬、ヤギを飼っている。そのほか、野ウサギ、鹿、などが道路を横切ったりする。夜は星空が美しく、空気が澄んでいることが分かる。ここまで田舎だと治安も良く、車のドアや家のドアのカギをかけなくても大丈夫だという。

 写真、奥に見えるのが彼の家(4LDK+車庫)だが、前の空き地はきちんと草刈してあり、まるでゴルフコース。

 ここからは良く見えないだろうが、家の前にそこそこの庭もあり、バーベキューセットなども置いてある。更に右手には大型ガレージもあり、そこにはバス並の大きさのキャンピングカー(冷蔵庫、電子レンジ、シャワー、水洗トイレ付き)も置いてあり、行きたければいつでもキャンプに出発できる。

 広さはドライバーショットをしても問題ない広さ。さしずめパー3のコース並。

 写真に写っているのが私のフロリダ留学時代の同級生、ケリー。手前は彼にプレゼントしたクラブセット。これで次回からは手ぶらで行っても、いつでもゴルフが出来る。

 手前には池もあり、これまた実際のゴルフコースのよう。砂交じりでバンカーショットの練習も出来る。

 ほとんど彼の家の前で練習は十分出来てしまう。こんな環境はアメリカといっても、こうした田舎町ならではだろう。

 「次回君が来る時迄に、グリーンとカップ、旗も用意しておいてやるよ」とは友人の言葉。あ〜、ため息が出そうな好環境だ〜。


 住むには物価は勿論、住宅費が安くてよい。言葉の面では若干、テキサスなまりが慣れるのに時間がかかるかも。特に排他的ということもないが、小さな社会なので知り合いでもいないと、飛び込んで行くには勇気がいるかも。しかし、一旦知り合って、仲間に入れて貰えると、結構、親切な人ばかり。

 地質は一見ドライだが、井戸を掘れば必ず水は出てくるのだとか。郊外に出ると西部劇に登場するような風車を見かけるが、あれは風力で水をくみ上げているのだとか。
 電気も電話も、またインターネットも問題ない。(もっとも高速のADSLというわけにはいかないが)

 食事はテキサスという土地柄(牛の数が人口を上回るだろう)、肉は安くてうまい。しかし魚は淡水魚、たとえば「なまず」くらいかも。生活物資(衣料など)は、東京と比べようもないが(東京と比較したら、世界のどこの都市もかなわないだろう)、必要なものは全て手に入る。

 


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