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98.ゴルフで痩せられるか? (2006/02/26) 

  ご紹介したように、そもそも私がゴルフを始めたのは健康の観点から。毎年健康診断を同じところで受けていると、経年変化が良く分かる。担当医からそんなことを言われた。「今は病気ではないが、血液成分の表を見る限り、このまま右肩上がりが続いたら間違いなく成人病になる」と。それが週1回のゴルフ練習(コースではありません、練習です)を始めたら、見事に平均値内に収まりました。

  さて、ゴルフを始めた際、もう1つ期待したものがこの「ゴルフで痩せられるか?」。結論的に、また経験的に言えば、ゴルフそのものでは痩せられそうにありません。


 さて、こちらの写真はグーセンと、ミケルソンですが、彼らのお腹を見はおせじにもて、スマートとは言えません。むしろゴルフは太目の方がボールが飛ぶといわれ、一説には体重の4倍ヤード、つまり100kgの体重の人ならば400ヤード飛ぶ"可能性がある"のだそうです。確かにジャンボ尾崎などを見ていると、最盛期でも太目のお腹をしていました。これからしても、どうやらゴルフで痩せるというのは期待はずれに終わりそうです。

 

 では、全然だめかというとそうでもなさそうです。実はダイエットなどについて書いてある書を読むと、ウォーキングが体脂肪を燃焼させるのに効果的なのだそうです。昨今どのゴルフコースも乗用カートがありますが、一度、都心に程近い河川敷コースで手引きカートで周る機会があり、万歩計を付けてみました。すると前半のハーフが6000歩、後半のハーフが7000歩(後半歩数が増えるのは、疲れて歩幅が狭くなっているからかもしれませんね)、計13000歩でした。さすがにこれだけ歩くと、心地よい疲れを感じ、その晩は実に良い眠りにつけます。

 

 その昔の人間は肉体を使う労働が主体だったので、静養というと体を休めることでした。しかし現代人は、精神的なストレスなどあっても、肉体的な活動はあまりありません。かく言う私などもIT産業(Livedoorなどのような虚業ではなく、本当のIT技術を売りにしている)に従事していますが肩が凝るなどのことはあっても、肉体的な疲労状態にはなりません。むしろそこがアンバランスなのかもしれません。こうしたナーバスになったままの状態にしておかず、同じように肉体もバランス良く疲れさせることが、ある意味健全なのでしょう。そんなことで、若い人たちはスポーツジムに通うのでしょう。我々シニアも、勿論ジムへ通っても良いのでしょうが、もし外の天気が良いのであれば、青空のもとでウォーキングするのがベターでしょう。そんな時、自分で打ったボールが転がっていくのを追いかけるからこそ上記のように、1日でハイキングコース並みの距離を歩くことが出来るのです。何の目的もなくて、ただ歩け!ではこんな距離は歩けないでしょう。

 定年を迎えると、急に家の中に閉じこもりがちになる人が出てくるようですが、もしあなたがまだ60歳前ならば(自分が50歳台なもので、60歳からのスポーツを語れる資格がないもので、とりあえずこう表現させて貰いました)、いまからゴルフの真似事を初めてみられるといいでしょう。若い頃から続けているスポーツがあるなら別ですが、年を取っても始められるスポーツはそうそうないかもしれません。私がこのホームページを主宰しているのも、私のように52歳からゴルフを初めても、結構楽しめるということを紹介できればと思ったからです。


 

<関連リンク> 

シニア健康ライフ食べて痩せ動いてダイエット」 (2007/07/15)

 管理人のグランパです。69才 自分の肥満解消のために調べた情報です。中高年のダイエットの参考になればと始めたホームページです。

GOLFでやせる

 ゴルフのラウンドで消費するエネルギー(平均消費カロリー)はどれ位かというと、男性で1.000Kcal、女性700Kcalだそうです。ちなみに練習場ではどうかというと、ドライバーとアイアンを取り混ぜて100球ボールを打つとおよそ110Kcalの消耗、だそうです。


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