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75.「クラブ新規制 日本振り回す」 ・・・ 日本経済新聞から (2005/05/28) 

 2005/05/28付け日本経済新聞 サブタイトルに「情報不足、消費者惑う」の記事が出ていた。この規制の背景と対象範囲だが、

・規制導入の理由・・・プロ競技を中心に飛びすぎでコースの改造を余儀なくされる事態が生じたため

・日本ゴルフ協会の見解・・・2008年以降、高反発クラブは競技であろうがなかろうが、違反クラブになる、のだそうだ。

・日経新聞スポーツ担当編集委員の意見

 それで日経新聞の記事の中で問題提起しているのが、「プロの飛ばし過ぎのせいで一般アマチュアが影響を受けることについて」。団塊の世代がリタイアし、これからゴルフを楽しもうとする好機に、「より遠くへ飛ばせる」高反発クラブを追放しては、人気回復の好機をつぶすことにならないか?と結んでいる。で、結論としては、「一般アマチュアに限り高反発クラブの使用を特別項目としえルールに添える。JGAにそれくらいの独自性があってもいいのではないだろうか」・・編集委員二宮幸博氏、であった。

 これに対して(関連記事がスポーツ欄に出ていたが)日本ゴルフ協会はあくまで例外規定を作るつもりはないという。つまりプロでもアマでもゴルフ競技すべてが対象ということ。

・ゴルフ場はどうする?

 ゴルフ場の反応はどうかといえば、来場者数の減少に繋がりかねない高反発クラブ規制には慎重になっているようだ。例えば、川奈ホテルゴルフコース(静岡県)は「一般ゴルファーの大半は競技に関係なくゴルフを楽しむだけ。(高反発クラブを)使うか使わないかは、個人の判断に任せる」とのことだ。他のいくつかのゴルフ場からのアンケート結果が出ていたが、やはり出来れば規制をしたくないようだ。クラブ内競技に関しては規制しない、という考え方が多いようだ。

 さて、あなたはどうします、この問題?

 

<管理人>今でも高反発クラブには人気があるようで、非適合クラブには完売してしまっていて既に手に入らないものもあります。以下(左、写真)はその例です。

 

             

 サイバースター3000
Spec360
(反発係数基準値を上回る高反発力)

  サイバースター3000
Spec400
(反発係数基準値を上回る高反発力)

 サイバースター 
ナノブイドライバー
(SLEルール適合クラブ)

※写真をクリックすると、紹介ページが表示されます


 

 

 ※ 追伸 (2005/06/18)

 上記のように現在売られているものは 適合、非適合がだいたい分かりますが、その前のモデルってどうなんでしょうかねぇ?例えば、以前私が使っていたキャロウェイの「C4」なんて、どう見ても非適合といわれることはないと思いますが(なにせフェース部分はカーボンですから反発係数が高そうにない) こうした古いモデルの適合のお墨付きって、誰がしてくれるのですかねぇ?それとも古いクラブは、、、?

 


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