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63. インターネットなんて難しくない (2005/02/13) ・・・ 以下は、私が過去に行った講演から話を拾ってみたものです。


  インターネットって、"電話線に繋がっている"ってご存知ですよね?つまり電話網の1形態、と考えてみるとどうでしょう。そうするとそれ程難しくは見えないのでは?考えてみたら、インターネットなるものが出現する前から電話網があって、相手の番号さえ分かればアフリカだって、南米だって、電話を使って話をすることが出来たわけですから。

  電話の先に「サーバー」というのが繋がっている点が、従来の電話網と違う点でしょうか。この「サーバー」ですが、「コーヒーサーバー」を思い出してください。コーヒーが飲みたかったら、この「コーヒーサーバー」のところまで行って自分のカップにコーヒーをついでくる。同じことで、「コーヒーサーバー」の代わりにインターネットの「ウェッブ・サーバー(コーヒーサーバー)」というのがあって、自分の「PC(カップ)」に「情報(コーヒー)」をついでくる。「ウェッブ・サーバー(コーヒーサーバー)」の置き場所を場所を示すのがURLというもの、つまりhttp://www で始まる一連の文字のことです。

  よく聞かれるのですが、このURLってアルファベットの羅列だけれど、一文字でも間違ったらダメなんですか?と。電話番号だって数字の羅列、1つでも数字を間違ったら、話したい相手とは繋がりませんよね。同じです。


電話局 

 電話局から引かれている電線に電話器を繋ぐことによって、相手と「話しをすること」が出来る。
 最近の電話器は、留守番機能だのいろいろついていて、結構難しいですねぇ〜(笑い)

 
電話局

 家庭用FAXが普及しているが、電話工事などすることなく、端末(電線の末端にある機械)を、電話器からFAXに取り付け替えるだけで、紙に描かれた「画像を送れる」ようになりました。

 
電話局経由、インターネット

  もっと多くの情報を相手に送りたいが、回線そのものを交換するなどということは膨大な投資が必要で、個人が期待してもどうなるものでもない。しかし、端末としてパソコンを使うと、様々な処理をして、それを多重化技術(同じ電線にことなるタイプの情報を載せる技術)によって、「音声」も「画像」も、そして「音楽や映像」なども送れるようになった。

 

  パソコンって難しいと思うかもしれませんが、実は難しいと思っているのはキーボードのことなんですね。キーボードが威圧感を与えるのは、あまりに押すべきボタンの数が多いからなんですね。でも我々が小学校で習った「そろばん」だって、球が沢山ありますよね。でも、それぞれが意味があって、その意味を分かってしまえば、な〜んだ、ということになりますよね。実はキーボードも同じで、1つ1つに意味があって、それを順番に押せばいいだけなんですね。
 ピアノやオルガンを操作したこと、ありますか?あれって、左右の手で別々なキーを押さなくてはいけないし、同時に複数のキーを押す、なんてこともありますよね。それに比べればパソコンのキーボードの場合、基本的に1度に1つしか押しません。更には最近はマウスなるものがパソコンについていて、リモコンよろしく、これで大体の操作が出来てしまうんですね。ね、世の中にある道具としては、必ずしも難しくないでしょ?

  今のパソコンてまだまだ未完成だから操作そのものに煩わされますが、少しづつ進化していますから、やさしくはなってきます。それで、操作が簡単になったら問われることは、使う人の能力なんですね。たとえば、どんなにパソコンが進化したからといって、どんなにワープロソフトが進歩したって、芥川賞を取れる小説を書く能力までは与えてくれません。どんどんパソコンが進化するのは良いことで、本来の形、つまりパソコン以前に、使う人間がどんな能力を持っているかが問われてくるんですね。そうなると50歳過ぎの我々の方ががぜん有利ですよね。操作性の悪いパソコンについては、せいぜいメーカーに文句言っちゃいましょう。だって我々はユーザー(言うざー)ですから。

 


 さて、インターネットが出来ると便利なこと、紹介します。

1.ゴルフ道具が安く買えます
  かつて御徒町のゴルフ街を歩いてみたことがあります。沢山お店が並んでいますが、価格の比較をして、めざすゴルフ道具を少しでも安く買おうと思うと、半日歩きまわることになります。でも、インターネットなら「楽天」だけ見ても、数十軒のショップを回るなんて簡単です。

  また、新品でも旧タイプの在庫が放出されることがあります。そんな時の値段はかなり安いものが出回ります。それらを見ると中古ゴルフクラブより安い場合が多いですね。ただその為には、インターネットのゴルフショップをまめにチェックしてみるか、もしくは「50歳からの手習いゴルフ」をチェックしてみると、そうしたディスカウント商品に出会えます。

2.低料金でゴルフが出来ます
  ゴルフ予約者が少ない日、例えば3連休の1日は集客が落ちるようです。そんなとき、ゴルフコースのメールマガジン(自分のメールアドレスを登録しておくと案内を送ってくれる)で、便利です。例えば「楽天GORA」からの案内で、アジア取手が日曜日7500円で昼食付き。「越谷ゴルフ倶楽部」から8000円昼食付きの案内が来たりします。河川敷はいやだ、という向きには、「アコーディア・ゴルフ」などはいかがですか。全国のアコーディアのコースの案内がメールで届きます。
  遊ぶお金に苦労されない方は別として、「毎週ゴルフに行くの?」と奥様にいやみを言われないように、せめて料金の安いところで場数をこなすのも上達への近道でしょう。インターネットを上手く利用してください。

3.自己表現できます
  よほどゴルフが上手な人ならいざしらず、雑誌に紹介されるケースはまれ。でも苦労して会得した自分なりの技があるはず。インターネットなら誰でも自由に自分のホームページが持てます。有り難いことに、無料でホームページのスペースを提供してくれるところって多いんですね。例えば私がこのホームページを掲載している「ヤフー」も回線の契約をすれば、ホームページ代は不要です。(回線の契約は、どこかとやらないとインターネットは出来ません)
  会社を定年で辞めたら、どこにも身を置く場所がないことに気がつくでしょう。今まで長年に渡って、組織という枠に属していた人が、どこにも属さない、つまり名刺が無くなるというのは、なんとも心もとないものです。インターネットホームページは、それに変わる自己表現、自己主張の場となります。有り難いことに、時間だけは豊富に持てますから、少しづつでいいですから、ワープロのようにつれづれなるままに文章を書いてみるといいでしょう。
  

  ゴルフショップ側でもシニアの経営者が苦労して勉強しながら、インターネットショップを出展したケースがあります。例えば「SPAS golf 天国」。大分県のショップですが、シニア世代のご夫婦が二人で苦労してインターネットショップを立ち上げ、いまや楽天内のゴルフショップでもトップクラスの売り上げをあげています。(詳しくはこちらをご覧ください
  これを見たら、ショップを利用するほうだって、勉強しなくちゃと思いますよね。

 


 

 ※お願い

  50歳以上の方、ぜひゴルフの楽しみ、苦労話を「私(読者)の場合」 宛てにメールで送ってください。6月頃までに頂いた原稿の中から、これは面白いなと思ったもの1つを選び、御礼に「チッパー」をプレゼントします。このチッパー、知人が何人か持っていますが、とても良いと評判です。


 


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