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59. 夫婦間での指導は喧嘩のもと? (2005/01/01)

 家内が「亭主の好きな赤烏帽子」とばかりにゴルフスクールに通い始めてくれた。夫婦間では、自動車の運転であれ、ゴルフであれ、教えたり、教えられたりは喧嘩のもとになるようだ。私の知り合いなども、ご亭主が助手席にいて、運転初心者の奥様にあれこれ言うものだから、喧嘩になって、最後には交差点の真ん中で奥様が車を降りていってしまったそうだ。

 

 さて、家内がスクールに通い始めて感想を聞いたところ「腰が痛い」だった。振り返ってみれば、自分も(52歳の時に)スクールに通い始めたが、その当時はレッスンを終わった翌日は筋肉痛に悩まされたものだった(もっとも、筋肉痛の間は、肩こりを忘れることが出来たが)。、また力でボールを飛ばそうと力むため、たった70分のレッスンでへとへとになり、早めに切り上げざるをえなかった。インストラクターに「あれ、もう帰っちゃうんですか?」と冷やかされたのもこの頃の懐かしい思い出だ。

 

 現在はというと、2時間打ち放題のゴルフ練習場へ行きたっぷり2時間練習している。多い時にはボールの数にして600球も打っていながら、疲れは感じるものの筋肉痛にはならない。それを考えると、2つ要素があるように思う。1つは、ゴルフのようなスポーツをしないと使わない筋肉があり、更に50歳を過ぎて筋肉が退化していたそれらの筋肉を、呼び戻す必要があったのだろう。もう1つは、どんなスポーツでも、慣れてしまえば力の入れかた、抜き方を自然に行えるが、初心者ほど、無駄な筋肉、エネルギーを使ってしまうということだろう。

 

 2002年の9月以降(7ヶ月は練習場のみでコースには出たことがなかった)ほぼ週に1回の練習はかかしたことがない。ただ、無理は禁物ですね。インターロッキング・グリップという握り方からくるのか、また初心者ゆえに、どうしてもダフリが避けられず、それが両方の手の人差し指に負担となってきていた。かつては女性に「綺麗な手、指ですねと褒められていたのに、、、」。今では痛みこそないものの、関節の軟骨がリューマチのように変形し、ふくらんだ状態になってしまった。

 

 振り返って考えてみると、握り方にも問題があったようだ。ゴルフクラブはゆるゆるに握れと、どの本にも書いてあるが、そもそも初心者ゆえに、なかなかそれが出来ない。かてて加えて、私が練習したのは神宮外苑のゴルフ練習場、3階打席です。万が一にもゴルフクラブを投げたりしたらかっこ悪いだろうなぁ〜という思うと、打席のあるフロアの高さから来る恐怖からか、いつのまにかグリップを握りしめていた。これも、手の関節が変形した要素だろう。

 

 実は、テニスラケットでも、スキーのストックでも、(多分、剣道などでも同じ?)同じだろうが、スティック状のものを握る時、しかもそれを振り回そうとすると、握りは小指・薬指(と親指)が中心なはず。でないと、振れないはず。確か、坂田信弘氏の本にあった方法の1つにあったかと思うが、人差し指を伸ばした状態で握るといったアドバイスがあったように思う。はじめてゴルフのレッスンに行った際、自分のクラブを持って行ったがために、経験者と思われたようで、グリップの握り方を教えてもらわずに来てしまったようだが、本来はここから習っておくべきだったと反省している。

 

 

GES.jpg さて、話し戻って、家内のゴルフ練習について。このホームページをご覧になって分かるように、道具について、あれこれ調べるのが好きである。で家内用に選んだのがこれ、キャロウェイのG・E・S(Game Enjoyment System)。この写真では見えないが、クラブはすべてウッド状、しかもクラウン上部を無くし(ポッコリ開いている)低重心化を実現。(こちらを参照ください

 

 私がそうであったように、ある年代になったら楽な道具を選んだほうがいい。G・E・Sはすべてウッド状で軽量化され、かつボールが上がりやすいように設計されている。また、ハーフセット(ウッド3本、アイアン3本、プラス、パターの計7本)というのもいい。ちなみにパターもツーボールパターの原型なのではと思わせる形状。

 私自身、フルセット14本を使っているが、すべてをフルに駆使できるかというと自信がないのだから、ハーフを上手く活用するすべを習う方がいいのではないかと思うくらいだ。また、私がこれだけ練習をしても、この程度なのだから、私への付き合い程度でやってくれる家内が上手くなるなどということは期待していない。ゴルフに付き合ってくれるだけで十分に有難い。それにはデザインも良く、機能的で、値段もそこそこ(XXIOドライバー1本よりも安い)なG・E・S(Game Enjoyment System)がベストチョイスだと思っている。

 

 ちなみに最初に一緒にラウンドするのは、1月5日からのフィジー旅行でということになる。楽しみ、楽しみ。(いくらなんでも、旅行中に一人ではゴルフはやれないもの、、、)

 

 


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