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アメリカに見るゴルフ層の厚さ(2004/10/22)


 
 アメリカで暮らす友達が日本に来る時に「お土産は何がいい?」と私に聞いてくるので、「ゴルフ雑誌を買ってきて」と返事するようにしている。今回は自分がアメリカまで来ているので自分で購入しようと思って本屋さんに行ってこの雑誌に出会いました。

 タイトルが良く見えないかもしれませんが、「GOLF WOMEN」 という女性ゴルファーのための雑誌なんです。さすが友人も、私が女性用ゴルフ雑誌にも興味があるとは思わなかったのか、お土産用に届かなかったので、初めてその存在に気づいたという訳です。それにしても、日本でもゴルフ雑誌は沢山ありますが、「女性用ゴルフ雑誌」はないですねぇ。昨今日本では女性ゴルファー、特に若手の台頭で盛り上がっていますが、オジさんからだけの視点で語られるのではなく、こうした女性雑誌が発刊され、女性の視点で語られるようになると、一層ゴルファーの広がりが出来るのでしょうが。

 今月号の表紙の写真、誰だかご存知ですか?ジュラシックパーク3にも出ていた「Téa Leoni」です(個人的には、"天使のくれた時間"に出た時の彼女が好きですが)。ちなみに前号 GOLF WOMEN の表紙は「Michelle Wie」だったそうです。なんだか表紙を見ているだけでも楽しそうですね。


 さて雑誌の内容ですが、女性用雑誌らしく、女性ゴルフファッションが紹介されているのですが、面白いのは男性のカジュアルな洋服も紹介されていること。一緒にゴルフに行く男性には、こんな格好をさせたい、ということなのでしょうか。また車社会アメリカらしく、女性向け雑誌でありながら、トヨタなどの車の広告も掲載されています。レッスン的なものも当然あって、「3 NEW SHOTS YOU NEED  For a Great Short Game」といった解説が沢山紹介されていました。

 近年日本ではゴルファー人口が減少しつつあるようですが、若い女性層が増えてくれば、放っておいても若い男性が増えるように思います。飲み屋でも、女性半額を看板に掲げているところがありますが、それらも女性に付いてくる男性をもターゲットにした戦略なのでしょうから。ゴルフ人口増加へのテコ入れは、子供よりむしろ、若い女性層が即効性があるのかもしれませんね。

 


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