もともとノルディック・ウォークを私が始めたのは、心筋梗塞で入院したのがきっかけ。動脈硬化が始めっていて血圧も高め。まあ年をとって血管が硬くなってくるのはしかたありません。また、コレステロールが溜まりがちなのは食生活を変えるか薬をのむしかありません。でも、血圧はいがいと簡単に下がります。それは体重を下げること。体重を下げると血圧も下がります。脂肪一杯の身体の隅々まで血液を行きわたらさせるには、それなりのポンプ圧が必要、ということですね。
ノルディック・ウォークのもう1つのメリット。足(膝)への負担が少ないこと。腕で体重の一部をささえるからか長時間歩きが楽になります。それに伴って歩く速度も上がります。これは足だけ使うバタ足よりクロールの方が泳ぐ速度が速いのと同じ。平らな場所だけでなく、坂道の登り下りも楽。なので山歩きにもノルディック・ウォークのポールが使われます。
私のゴルフでの課題の1つが、疲れてくると軸がぶれてくること。故に前半のスコアが良くて後半が悪くなる。前半のプレーだけ見てると「とても100前後を低迷している人には思えない」と、お褒めの言葉を頂戴します。体力が減退するのは、まあ年齢的にはいたしかたないのでしょうが。せめて、こうした一見無駄かも?とも思える努力もしてみようと思います。ひいてはそれが健康に繋がるのですから、言うことナシですよね。