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51.ゴルフ練習場の選び方 (2004/10/09)

 <写真:フナボリゴルフ
 このホームページの「私の好きな練習場所」 を見てもらうと分かるかと思いますが、車通勤をしていることもあり、仕事帰りにかなりあちこちのゴルフ練習場で練習しました。そこから気がついた「ゴルフ練習場の選び方」をご紹介します。

ゴルフ始めの練習はゴルフスクールから

  私の場合は、最初、ゴルフスクールに参加していたのでボール代はレッスン料に含まれていましたが、自分で練習場へ通いはじめてボール代の高さに気が付きました。東京都内でゴルフの練習するとボール代がばかにならない。例えば神宮外苑ゴルフ練習場の場合、最低金額のプリペイドカードが3000円から。ボール1個の値段が、東練習場(狭い方)の2Fで17円が最低。土日祝日が最も高く、西練習場GF(1階)では1球の値段が27円にもなる。つまり3000円のカードでは100球程度しか練習できない。しっかり練習しようと思うと5000円カードが必要になってきます。やはり最初は、ボール代込みのスクールに行くほうがいいでしょう。

打席があまり高いのもダメ

 本などを読むと、1階打席よりは2階打席がいいという。これは、練習場にボールを集める都合から傾斜がつけてあるために、1階打席からだと、若干見上げるようになり、ヘンなクセがつくからだという。私はボール代を気にするので、だいたい料金の安い2階打席で練習をしているので、そんなクセがつく心配はない。

 さて、余談ですが。アメリカのテキサスへ行った際、「日本人はビルの屋上でゴルフをすると聞いたが本当かい?」と聞かれたことがありましたが、土地代の東京なら上に打席を積み上げるしかないでしょう。しかし都内の大型練習場に見るように3階打席(ゴルフスクールも3階打席だった)となると、ちょっと。3階打席ともなると、結構な高さがあります。しかも目の前にはネットもなにもない開放状態。高所恐怖症ぎみの私などは、レッスンに通い始めたころは、ちょっぴり怖かったで。で、気が付いたのが、ゴルフクラブを握り締めるクセ。
 ゴルフクラブは、玉子を握るくらいふんわりと握れ、という。しかし、3階打席で練習をしていると、「怖さ」と「クラブを飛ばしてしまうのでは?」という初心者特有の習性から、ついつい強く握りしめていた。これを直すのにも時間がかかったものだった。


打ち放題(定額性)の練習場へ行く

 一説には、トラック一杯のボールを打たないと上手くならないと言われるアイアン、1球20円〜30円ではフルショットしないと損をしたような気分になる。ショートアイアンでの練習はとても重要なのだが、ポコンと打つのが勿体なく思えてくるだ。なので、ここので練習していると、いきおいフルスイングしかしなくなっていた。このことを神宮外苑ゴルフ練習場で練習した仲間とおしゃべりしていて気がついた。やはり納得いく練習をするには、定額性、打ち放題の場所でないといけない。何個打っても値段は変わらないとなれば、ハーフショットも気楽に打てようといいうものだ。このため現在は、私は車で30分かけて平日2時間2000円で打ち放題を実施している練習場に通っている。お陰でハーフショットでも思う存分(2時間で400〜500個位)ボールが打てるようになった。


仮想グリーンがあること

 「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」の著者、山口信吾さんも言っていましたが、「30ヤードを徹底的に練習すること」の大事さを言われています。これにはやはりグリーンが欲しくなる。目的地のない練習はしずらいので、写真のようなグリーンがある練習場を選ぶといいでしょう。距離の違うグリーンが複数個用意してくれていると更に有り難い。アイアンの番手ごとの飛距離、特に9、P、A、Sあたりを十分に練習出来るといいでしょう。
 あと、ビルの屋上などで、ネットが低い場合があります。こうした練習場では、ウェッジで山なりのボールを打つと、ネットに当たってしまう場合があります。料金が安いのはいいのですが、こうした練習に制限を受けるような設備では困りますね。

 

本コースに出る前に手始めはショートコースから

        <広池学園ゴルフクラブ>
  ある程度練習を積んできたら、本コースに出る前に、手始めにショートホールから始めるといいでしょう。「ゴルフコースガイド(ショートコース)」を見てみると、いろいろなショートコースが紹介されています。ショートコースの良さは、プレーしている人はいずれも初心者。気後れしないで経験を積んでいくことが出来ます。

 ショートコースにも選び方があります。出来れば練習場とショートコースが併設されているのが望ましいでしょう。コースに出る前、もしくはコースで失敗したショットを再度練習するために、打席練習をしたいものです。なかには昼食まで付いたセット料金を設定してくれているところもありますので、1日楽しめます。

  ※私が最近行っているショートコースは、土曜日特典として「45分打席練習」+「ランチ」+「8H×2回」で5,000円です

 ところで、ショートコースには河川敷にてオープンされているものがあります。これは本コースでも同じですが、夏場は陽射しを遮る木々がなく、また木々は隣のコースから飛び込んでくるボールを防ぐ意味もありますので、コースのレイアウトをインターネットなどで事前に確認しておくといいでしょう。やはり料金だけで選ばない方がいいかもしれませんね。

 ショートコースでも林に囲まれ、適当な起伏もあり、バンカーや池までセットされた立派なコースもあります。また、女性ならドライバーを持ち出してもいいのかな?と思う距離を持つホールが用意されている場合もあります。結構楽しめますので、ショートコースとバカにしないで、練習に活用してみてください。

 ※私が行ってみたショートコースは「こちら」に紹介しています。


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