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463.パターは変えた方が良いのか、変えない方がいいのか? ・・・ (2018/11/11)    

 確認してみたら、オデッセイ(キャロウェイ)でフィッティングを受けたのが8年ほど前だった。たまたま会社で昼休みにゴルフ好きを対象に展示会が行なわれた。出店ショップの1社が力のあるショップだったようだった。聞いていた話ではオデッセイのフィッティングを受けるには、かなりの順番待ちを覚悟しなくてはいけないようだったが、相談してほどなくしてOKが来たのだった。幸い、オデッセイ(キャロウェイ)のフィッティング・スタジオは私の自宅から歩いて行ける距離だった。

 それまで使ってきたのが写真下、左側のパター。当時、私が勤めていた会社が青山にあり、昼休み時間に歩いて近くのゴルフショップに行った際、試打した感じがとても良く買ったのがこれ、ホワイトホットXG、#7のセンターシャフト仕様のものだった。それまで特に不満もなく使っていたパターだった。当日はそれまで使って来たパター(#7CS)と普段使用しているボールを持ってくるように言われた。これはボールの柔らかさ・硬さに合わせたパターフェース素材を見極める必要があるのだとからだった。(当時使っていたのはSuper Newing だった。

   


 フィッティングについて詳しくは「こちら」をご覧ください。

  これに対してフィッティングの結果アドバイスされたのはホワイトアイスのテロン(上写真の真ん中)だった。これはこれで気に入って、ホームコースのロッカーにはこれを入れ、また自宅から直行するコース用には(同じモデルパターが製造中止されていたので)後継モデルのホワイトホットXG・テロンを買って置いていた。困ったのは、同じメーカーで同じ形状のテロンといいながらも、新旧モデルで微妙に操作感が異なったのだ。


  さて、ベテランのゴルファーの方を見ていると、多くはピンタイプのパターを、それもかなり長く使い続けている印象だった。聞けば、他のパターに浮気をしてみても、やはり戻るところは永く使いなれたパターだという。ということで、私もパターを変えるつもりはなかった。だが、たまたまあるゴルフショップで試打してみたのがこれ、オーワークスの#5 センターシャフトだった。複数を試打したパターの中でこれが自分に合うという感じだった。心が動いた。


  11月5日(月)、ホームコースに#5CSを持参してみた。最初の数ホールこそモタついたが、次第にこのパターを上手く操ることが出来るようになった。この日はいずれもベテランの方お二人と一緒したが、終わる頃には、○○さん、「パット、お上手ですねぇ」と褒めて貰えた。

  使ってみた印象ですが、テロンというパターが持つ慣性(モーメント)を大事にするパター。それに対し#5CSゴルファーの感性を大事にするパターという感じがした。

  テロンの場合、スッとカップに向かってスクエアに立って、グリップと手首を柔らかく使い、パターヘッドが向かおうとする方向をじゃましなければ自然にボールがころがってくれる。かたや、#5CSは、ゴルファーが自分の感性を信じ、ボールを運びたい方向、運びたい強さをイメージしパットするとカップに吸い込まれるという感じだった。

これを極端な形にしたものが、クリ―ブランドが発売しているスマートスクエア スタビー パターでしょうか。


 これをより洗練させたのが#5CSという印象。カップの位置を確かめ、イメージする方向へ、イメージする力でボールを打ちだすとそこにカップが待ち構えている。傾斜のあるグリーンでも、読みが当たる、当たらないはあるにしても、思った場所に運べるというのが、まずは第一歩だろう。そんな意味でも、何年かぶりにこのパターを選んで良かったと思っています。



<余談ですが>

   
  女子ゴルフの日米両ツアーを兼ねたTOTOジャパンクラシックは4日、大津市の瀬田GC北(6659ヤード=パー72)で最終ラウンドが行われ、3位から出た畑岡奈紗が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算14アンダーで逆転優勝しました。(朝日新聞DEGITALより

  畑岡奈紗プロが使っているはPINGのマレット型でセンターシャフトの「スコッツデール パター PIPER C」パターです。私も試打してみたいと探してみましたが、もはや新品は販売されていないどころか、中古品でも今のところ見当たりませんでした。





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