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439.股関節の可動域を広げると飛距離も伸びる ・・・ (2017/10/15)

 このところ週1でレッスンを受けている。こうしたレッスンを効果的あるものにするには、受講する側で改善すべき「テーマ」を考えておくことが大事。それがないと、だらだらと打席練習だけをして終わってしまう。インストラクター側からみても解決したいテーマ提起のない受講者には通り一遍のアドバイスだけをして終わってしまうことになる。
 今回の私のテーマは「前傾姿勢をキープ」すること。これで狙った方向に正確にボールを送り出せるようになり、さらにボールとの正確なミートが可能となり、飛距離もアップする。

 前傾姿勢をキープする練習は、スコア向上に貢献してくれた。が、問題が発生した。背中(腰に近い部分)に痛みが出てきたのだ。普段使わない筋肉を使ったことによる疲労と思う。そこで行きつけの整体院へ行った。そこで指摘されたのは、五十肩の後遺症による右肩甲骨周りの筋肉の硬化。それと股関節が硬いことの両方。つまり上のスジも伸びない、下のスジも伸びないなかで背中の筋肉を使ったものだからそこに負担が集中し痛みが出たようだ。

 指圧は診断と治療を並行して行います。治療を進めるなかで先生が問題としたのは(背中だけではなく)股関節の硬さ。確かに私は股関節が硬い。子供頃から机と椅子の生活が長く、股関節が硬いのであぐらをかこうとすると膝の収まりが悪いのだ。「お楽にどうぞ」と言われても、私にはあぐらは楽な姿勢ではないのだ。


 さてここで説明したいのは整体の話しではなく、その効果。スウィングで、上体は「捻転」だが腰は(シーソーのように)スウィングする。今回、指圧を受けて診療所を出て驚いた。歩行が楽になったのだ。といっても普段の歩行で不自由を感じたことなどなかったのにだ。股関節の可動域が広がるだけで普通に歩くことでも、こんなに楽になるのだと感動した。

 この成果はゴルフにも出た。テークバックする際の体重移動が自然に行え、更にそれによって右足のキックが自然に行えた。振り返って考えれば、これまでのスウィングは、いわば上半身だけで打っていた感じ。股関節の可動域が広がると体重の移動が自然に行えるようになり、よって右足裏にかかる体重の反作用で右足裏がキックを促してくれた。当然、放たれるボールはより強力に、より遠くへ飛んだ。


 ゴルフの練習具にトランスファーエッジというのがある。以前、レッスンで使ったことがある。右足裏で地面を蹴る間隔を覚えるのに使う道具。
 この傾斜のある板を踏むことで、右足裏によるキックの間隔が掴みやすくなる。しかし実際のコースでこれを使うわけにはいかない。

  IZZO トランスファーウエッジ  ・・・ 特価  1,290円 (税込) 送料別


 今回の指圧による可動域の拡張は、このレッスン具を使うのと同様な効果があった。しかもこちらは道具を使う訳ではないので、いつでも有効だ。

 楽宙十番整体 ・・・ 港区・麻布十番交差点 ・ 斎藤雄二 院長
               少し痛いくらいの指圧が好き、という方どうぞ



 以下は付き合いの長い Yさん とのゴルフ。この時に自分の股関節の動きの良さに気が付き、感動したのだ。

マラソンで鍛えているだけあってぜい肉感なし、羨ましい〜

 ススキが穂を広げて歓迎してくれた

 2番ホール(パー3)、いつの間にか池が横長に拡張されていた  エンジン音がするので見上げると、、、。河川敷ならではの景色。



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