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436.私が前傾姿勢キープにこだわる理由(プロのスイング分解写真付き) ・・・ (2017/09/03)  

 実は自分でも発端が何だったか忘れていました(苦笑)。なんとなく感じていたのは、ホームコースのPar3ホールでボールが左に出てしまうことが多かったこと、がありました。これはボールにヒットするタイミングで身体が起き上がってしまっているから(ボールを左へ運ぶ動作をしてしまっているから)。

 これをなんとかしなくてはと思っていたことと繋がったのが自分がリンクで紹介したこれでした。

★ 軽く振っても飛距離が出るドライバーの打ち方  

この中に、こんな説明がありました。 

前傾姿勢をキープできると

 ・芯で打ちやすくなります

 ・インパクトゾーンが長くなり
  ショットが安定します

 ・「クルッ」と無駄のない回転ができるので
  軽くふっても飛距離がでます



 インドアでのレッスンを受けながら、この前傾姿勢キープをやっていると、左腰と右臀部が筋肉痛に。多分、普段使っていない筋肉を使っているからだろうと推測しています。インドアでは計測した距離は表示されますが、実際の飛びの感じが分かりません。そこで、いつもの練習場(奥行き170ヤード程度)で打ってみました。確かに番手ごとの飛距離が伸びていました(1番手短いアイアンで同じ距離が出ていた)

 こうした一連の練習、飛距離を伸ばしたいというよりは、体力が落ちて飛距離も落ちた現実を、運動効率を考えたスイング(より身体に楽なスイング?)にすることで、以前と同じ距離が出るようにというこなのです。昨今、従来の距離を出そうと思ったら、1番手長いアイアンが必要になってきていましたが、それを以前の番手で以前の距離を出せるようにということなのです。

 繰り返しになりますが、(車に例えると)エンジンの排気量を上げるのではなく、熱効率のムダを改善し、同じ排気量のエンジンでパワーアップする感じと思っています。(さしずめマツダのスカイアクティブエンジン?)



アイアンショット

 さて、シニア世代の私のスウィングだけを見ていても、あまり面白くないでしょうから?今回は私が受けているレッスンのインストラクター、鈴木プロのスウィングをお見せします。

  レッスン終了後、撮影にご協力いただき、有難うございました 


 背筋がピンと伸びていますね

 上半身主導で(手で上げるのではなく)クラブを上げて行ってください。  

 両肩とグリップの三角形のキープしたまま自然にトップまで運んでください。

 背中がボールの飛行方向を向くくらい回転させていますね。  腰のリードでクラブを下げてください。この際、腕でクラブを振ろうとしないように。
 腰のリードでクラブを縦に引きずり下ろし、ヘッド加速の準備。  左の写真とこの写真、この間のスウィングスピードがもの凄く早いようです。速すぎてコマが飛んでしまい、ボールをヒットする瞬間が写っていませんでした。  ダウンスリングからの腰の動きに注目してください。腰でリードする感じ、掴んで貰えるでしょうか?
 私の場合、前傾姿勢キープを意識しすぎてこの位置で終わってしまっていましたが。  右足をキックするようにして、クラブヘッドがフィニッシュまで移動しようとするのを妨げないように。  筋肉の動きに無駄がみられません。フィニッシュまでスムースに振り切っています。



<練習後記>
 インストラクターの鈴木さんとお話ししたのですが、クラブを振るのには、さほど大きな力はいらない、と。ポイントは腕で振るのではなく、下半身リードでクラブが振れるようにすること。またボールを打った瞬間からが加速されるようにすること。このためには、フィニッシュまでクラブヘッドが移動出来るよう、右足をキックして補助してあげること。こんなあたりがスウィングのコツのようです。

 いずれにしても、力んでクラブを振らなくても、ヘッドスピードを上げ、クラブヘッド(クラブ)に大きな仕事をさせることは可能。別な言葉で言えば、クラブ(ヘッド)が運動するのを妨げないスムースなスウィングを心がけてください。



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