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435.腕力が落ちて来た男性が今参考にすべきは女性? ・・・ (2017/08/27)  



     

キム インキョン(韓国)が悲願の初優勝

 海外メジャー第4戦の全英リコー女子オープンは最終ラウンドが行われ、2位と6打差の首位からスタートしたキム インキョン(韓国)が苦しみながらも2バーディ、1ボギーの1アンダーでスコアを一つ伸ばして、トータル18アンダーで逃げ切り。悲願のメジャー初優勝を果たした。
 
 スコアこそ伸ばせない展開の中、前半からリードを守ったキムだったが、ジョディ・エワート・シャドフ(イングランド)が前半だけで5つのバーディを量産して追い上げた。後半も2バーディを奪って迎えた最終ホールでもバーディを奪い、この日のベストスコア64をマーク。最後まで追い上げたシャドフだったが、2打及ばずに2位に終わった。

第41回全英リコー女子オープンゴルフ、オフィシャルページより)
   
   

   
   
   
 第41回全英リコー女子オープンゴルフで優勝したキム インキョンのアイアンショットです。


<練習後記>
 60代後半ともなれば、筋力は確実に落ちてきます。だから飛距離は落ちるのだというのが一般的な考え方。しかし考えてみれば、腕力という意味では、60歳代の男性は20代の女性と同じくらいの腕力なのかもしれませんよ。しかし、彼女たちは、しっかりと飛距離をたたき出し、我々よりもずっと遠くにボールを飛ばしています。何故か?

 上の例は、女性とは言えプロゴルファーの話し。しかも優勝するようなレベルの選手のお話し。ならばこれはどうでしょうか。以下はスマホゲームみんゴル(みんなのゴルフ)のCMの一部。こちら、少なくとも女子プロゴルファーではなさそう。しかし、スウィングはとても自然で流れるような感じですよね。


 まずはいかを見てください。

 




 時々コースでみかけるご年配の方々、まるで親の仇を討つかのようにアイアンを叩きつけているのを見かけます。でも案外ゴルフでボールを飛ばすのには、腕力はそれ程までにはいらないのかもしれません。よく言われることに、ヘッドに(もしくはクラブに)お仕事をさせろ!と言いますね。

 このところレッスンを受けながら考えるのはこれ。男性の腕力はむしろヘッドにお仕事をすることをじゃまし、ひたすら”振り回して”いるだけなのかも、と。もっと自然な流れを作るスウィング、ヘッド軌道を無理にひん曲げたりせず、慣性のままヘッドがお仕事出来るようにすることかもと練習を続けています。

 今週は、屋内ではなく、いつもの一般的なゴルフ練習場(奥行き170ヤード前後)へ行ってみましたが、腕力を使わずとも、クラブがお仕事をするじゃまをしないだけでも、飛距離が伸びた感じがしています(しかもボールが真っ直ぐに飛んでくれています)。今少し練習・確認をしたのち、またこちらのホームページで紹介したいと思います。


 ※車に例えると、エンジンの排気量を上げるのではなく、熱効率のムダを改善し、同じ排気量のエンジンでパワーアップする感じ?




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