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428.コースレッスンほど有効なものはない ・・・ (2017/06/11)  


 確認してみたら、前回ホームコース(栗橋国際CC)でコースレッスンを受けたのは2012年7月5日 、つまり5年も前だった。

 クラブハウスのロビーにはいつもこのポスターが貼ってある。で、その下に申し込みの用紙が貼りつけてある。

 前回コースレッスンを受け、その有効性は十分感じていたが、時間がたつほどに神通力が薄れてきた。ならば再度レッスンを受けてみたいと思ってはいたものの、定員が6名なものでいつも満員。名簿を見て見ると、どうやら常連さんで占められているようだった。

 それがだ、4月のある日コースに行ってみると偶然にも掲示板の申込欄に1名だけ枠が空いている日があった。それが5月17日だった。即、申し込みをした。

 当日はレッスン後、撮影した画像を見ながら須崎プロが説明とアドバイスをしてくれた。そこには、なんと5年前の画像を残してくれていて、それとの比較もしてくれたのには感動した。


 今回レッスンを受けるにあたっての「目標」を定めるようにと。一時100以下で回ることが出来ていたものが、最近は100オーバーが続く。そこでそれを目標にすることに。私のスウィング全般を見てプロからアドバイスされたのは、スタンスを取る時のルーティン(基本)をきちんとしよう、だった。実際に終わってみれば、この基本をきちんとするだけでスコアは縮まったのだから面白い。

 先輩にも言われたが、ボールを打つ際の私は、どちらかというと出たとこ勝負、という感じだった。そこで、今回言われたのが素振りから実際のボールを打つスタンスに入る際の課題。私は適当に素振りして、足を開いたままティーににじり寄っていた。コレハダメ、と。

1.まず、素振りは、芝かゴミかなにかをボールに見立て、実際に近い素振りをするようにと。

2.次に、素振りのスタンスを一旦と解いて、あらためて足を閉じた状態でボールの前に立つ。その上でスタンスをスクエアにきっちりを取りなおす。

 実際にここだけ直しただけでも5打程度、最終的には全体で10打ほど縮めることが可能になったのだ。
 
 左が今回で、右が5年前。意識してスウィングしたこともあるが前回よりフィニッシュが良い位置に収まっていると。  

 左が5年前のスウィング

  こちらが今回のスウィング

 5年前は右足つま先を閉じていたが、これだとテークバックが窮屈になる。またフィニッシュで力が抜けてヘッドが垂れている。これが5年後の現在は改善されている。

 右が5年後の現在。

 今回の指導の中で、つま先、左は開き、右は真っ直ぐと教えられたもので、つま先上がりの傾斜でも同様に。というか、むしろ右も開いていた。思いとしてはこの方が安定すると思ったのだが逆なのだそうだ。  こうした傾斜では上半身が不用意に回転し、開くのを防ぐ意味で、両足は真っ直ぐ揃えてたった方が方向性は安定するとのアドバイスが。実際のその通りの結果となった。
 こちらは小川プロによる模範。左ズボンポケットにヘッドカバーを入れてみる。  フィニッシュしても、ヘッドカバーはポケットに残っている。つまり右腰を切るとはこういうことなのだろう。

 こちらも小川プロの模範

 肩がしっかりと回っているのが分かる。トップも初心者の私のようなオーバースウィングになっていない。それでいて、私よりもずっと力強くボールが飛んでいった。
   
   
   
   
   
   



<練習後記>
 
 繰り返しになるが。私のレベル(100前後のゴルファー)の課題なら、基本に忠実に(例えばボールを前にしたスタンスを基本に忠実に)するだけで結果は違ってくる。実際、5年前のレッスン時のスコアが100オーバーなのに、今回は100以下での練習結果だった。別な言い方をすると、たまたまそうなったミスは仕方ないとしても、なるべくしてなったミスは直せるし、それだけで10打程度はすぐ改善してくる。「あっ右へ行っちゃった」という場合、ほとんどが右を向いていた結果ということ。


 あと私は体力がないもので18ホール回ると疲れからか軸がブレ出し、右もしくは左に曲げ池にはまるホール(例えば左図、8番ホール)があることを伝えると、ならばそのホールはフェアウェイウッド・ユーティリティで打てば良い。そうすれば右手の池までボールが届かずに済む、と。
 確かにやってみるとその通りだった。なんでもかんでもティーショットはドライバーで打つのではなく、どこにボールを運んで良いのか(もしくはどこにボールを運んではいけないのか)というのかを考えクラブを選ぶ。


 ここで小川プロが面白い話をしてくれた。私の場合、「あそこに打ってはいけません」というよりは「あちら半分には打っていいですよ」と肯定的なアドバイスをすることが効果的だったと。
 人に寄っては逆の場合があって、「あそこは絶対に打ってはいけない」と言われた方が上手くボール運びが出来る人もいるのだそうだ。 
 私の場合は、自分で自分に言い聞かせ、打つならあっち方法は許容範囲、打つならあっちへと決める方が自分の性格にあっているようだ。

 コースレッスンも2度目だが、本当に役にたった。プロのお二人に感謝!!





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