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418.暖かくなる前に、まずは基本を再確認 ・・・ (2017/03/12)  


  花粉症でゴルフ場へ行く足が鈍る今の季節、ゴルフで使う筋肉だけは衰えさせないようにと思っています。


1.まずは必要な筋肉を鍛える。

  いつものように地元のスポーツセンターへ行き、まずはランニングマシンで30分ほど速足で歩く。これは年齢とともに落ちてきている持続力を保つため。つづいてやるのが以下のマシン。これは上半身と下半身との間を捻転させて筋肉の伸ばすとともに強化するというもの。つまり、ゴルフにもっとも向く運動かと思います。

 こちらがいつも使用しているロータリートーソというマシン。

 真ん中、黄色のマークのついた棒を引っ張り上げ、固定状態をはずすと、右でも左でも自由に動く。
 例えば、右一杯に回転させたところで黄色い棒を下ろすし、次に上半身(肩)を固定した状態で、右方向を向いた下半身だけを力を入れて左へ戻す運動をすることが出来る。
 続いてこれに反対をやれば、腰を捻る力(筋肉)強化になる。



2.次に目指すべき方向性をプロ(アコーディア東京ベイ、船山プロ)のスウィングからアイデアを拝借してこよう。

 テークバック時、腰を捻るというより、右股関節に体重を移動させる感じ

 スタンスする際、グリップは股間左側に位置

 フォローで腰は回転させるのではなく、左股関節に体重を移動する。


 まずはテークバックもフォローも大ぶりするのではなく、まずはAWと9番くらいの短めのアイアンで、顔を正面の残したまま、肩だけを回転していく練習をする。適度にコックを入れ、体重をしっかりと右股関節から左股関節へと移動するだけで、けっこう強い球が送りだされるのが分かりました。


3.ダメなスウィング例
 以下は(2年前の写真ですが)私のスウィングです。腰(体重)がしっかりと股関節に乗っておらず、(肩の回転と腰の回転差が力を生むのに)肩から腰までが一体化して回転してしまっています。下記の私のスウィングでは強い球が送り出せる訳もないですね(またこれが左へひっかける原因にもなります)。

 簡単に言えば、私のスイングはクラブがお仕事をしていない状態。クラブを振っているのではなく、砲丸投げみたいに自分がクラブに振られている感じですよねね。俗に”ヘッドが走る”という言い方をしますが私のスウィングでは、ヘッドは走りませんよね〜(^^:) ヘッドを走らせるにはプロのスウィングのように(フェースローテーションも含め)加速しないとだめですね。

 
 先日の船山プロのスウィングを思い出しながら練習をしました。結果翌日、筋肉痛になりました(苦笑)。注目すべきはその箇所。脇から肘にかけての筋肉、つまり外側が筋肉痛だったのです。強い球を送り出す筋肉は(縮める筋肉よりも)伸ばす側の筋肉だということ。これが分かれば、ゴルフ練習場外でも、ゴルフで使う筋肉を強化することが出来るようになりますね。



<練習後記>
 シャルウィダンスという映画を作る時、主役の草刈 民代さん(バレリーナ)がプロの社交ダンスを見学、踊っているダンサーの身体(筋肉)に触らせて貰ったのだそうです。どうやらクラッシックバレエと社交ダンスとでは使う筋肉の部位が微妙に違うようですね。草刈さん、どこの筋肉を、どう使ったら、こういうダンスが踊れるのかを知ることがこの映画出演のスタートだったようです。


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