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410.仲間を偲んでのゴルフ ・・・ (2016/12/07)  

 今年5月末、千葉のブリック&ウッドで開場記念のゴルフコンペがあった。このゴルフ場、会員が運営する独特の運営形態だけに、家族ぐるみでクラブライフを楽しみに来ています。(写真

 実はこの時、一緒したMさんの体調がイマイチでした。その後、体調が戻らなかったので病院へ行き、診断された病名は胆管がんだったのでした。家族が見守る中、治療の努力むなしく7月末に亡くなってしまわれました。70歳だそうでした。


 Mさんは私にとって得意先の責任者だった人。お互いが定年になったあともお付き合いが続いた。53歳からゴルフを始めた私にとってはゴルフの師匠のような人でした。いや、ゴルフ以外でも師匠であったかもしれません。

 茨城のカントリーザ・レイクスへ行かれたことのある方は印象に残っているホールかと思いますが左レイアウト図にある18番ホール。
 自信のある人は遠回りなどせずに池越えを狙う。自信のない人は、池を回りこむフェアウェイ沿いに刻んでいくことになる。

 当然、自信のない私はこの右迂回ルートを取ろうとした。するとMさんから声をかけられた。「失敗を恐れずチャレンジしていかないと、いつまでたっても超えられるようにならないよ」と。
 これって単にゴルフだけの話しではなく、人生でも同じかも。Mさんとは3歳違いでしたが、こんな具合にとても良い先輩でした。


※ 前回、家内とこのコースに行った際、Mさんのアドバイスを思い出し、5番ウッドで2オンを狙ってみた。成功した。Mさんに見て欲しかったですね、達成出来たことを。 


 さて、そんなMさんを偲ぶゴルフをすることになった。(左から順に)KさんはMさんと同じ会社で仕事仲間だった人。ゴルフでは、若い人と一緒してもドライバーの飛距離で負けないよう日々研鑽を積んでおられる。一旦はカーボンシャフトのアイアンにしたものの、筋力を落とさないようスティールシャフトアイアンに戻したそうでした。
 Yさんは近年、都内で不動産会社を立ち上げたが、体力維持にと毎日ランニングし、各地のマラソン大会にも参加している。初めてそれを知った時はホッとした。あまりの痩せ方に病気を心配したからだった。我々の仲間では一番若くフットワークがいい。ゆえに今回も偲ぶ会を提案してくれた。
 Fさん、このコース、ブリック&ウッドのメンバー。今回も料金が安くなるよう配慮してくれたり、懇親の場をセットしてくれた。右端が私、まもなく67才になる。たとえ飛ばなくても曲がらないドライバーショットを売りにしている(?)

   
   このホール、自分の力量を客観的に見れるかが問われる。私のように無理をするとあえなく右にOB。前進4打のペナルティーが課される。
 このコース、打ち下ろしの名物ホールがある。ティーグランドから見ると小さく見えるグリーンも、来てみるとそこそこの大きさがあるのだが。  一度だけ、後ろの組にロングヒッターがいて、我々がパッティングしているグリーンを超えていったことがあった。もっとも普通の人はまずワンオンすることはなく、2オンが普通。
 9番ホールはだらだらと登りが続く、私にとって苦手なホール。  B&Wのコースは高低差のあるホールが多く、私のような初心者ゴルファーを翻弄する。
 林の方からガサガサいう音がしたので、その方向を見ると、なんとイノシシでした。千葉(高滝湖)近くのゴルフ場ですが、まだ自然が残っているのですね。  Mさんの奥さまが、この追悼ゴルフの集まりを聞き、結城紬で作られた小物入れを記念にして貰えればと送ってくださった。この写真は、Mさんの思い出を語りあっているところ。



<練習後記>

 「ゴルフが出来る幸せ」という言葉を聞いたことがあるが、まさにそう。元気にゴルフが出来るだけでも感謝しなければいけないだろうと思う。早世する人もいれば、90歳をすぎてゴルフを楽しんでいる人もいる。神様は公平になどは人間を作っていないようだ。出来るのは、許された時間の中で己の「分」を全うすることだけかも。

 今年も12月に入ったが残り3週間で、あと2回だけホームコースでゴルフをする予定。これで前売りティケット(5万円払うと6万円分の支払いに使える)を使いきることになる。振り返ってみれば、今年のゴルフは二月に3回のペースだった(ホームコースで15回+他コース5回程度で計20回程度)。来年も、仕事(中古車輸出)も続け、ゴルフも楽しみたいと思う。望むらくは月二回程度はゴルフをしてみたいと思う。



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