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ゴルフレッスン続編(まず飛距離ありき)

 
 神宮のゴルフ練習場を知っている人はその広さが分かるだろう。都内ではまあ大きい方だろう。ゆうに100人を超える人がひたすらボールを打っているのだから。

目の前に距離の看板が立っているが、一番手前が60ヤード、ネット手前が100、そしてネットは130〜150位のところにある。

私の最初の目標は100ヤードだった。前述のように、体が硬く、しなりがないので、目一杯ボールを打っても、なんと60ヤードしか飛ばなかったのだ。(後で聞いたのだが、練習ボールとは飛ばないように作ってあるので、コースボールなら2割飛距離アップが可能、とのことだった。それにしても、である)

100ヤードの目標達成を目指して、私の飛距離願望が始まった。今まで見向きもしなかったゴルフ雑誌も読むようになったし、テレビも同様に、いままでだったらゴルフ中継があってもチャンネルを変えてしまったであろうものが、見るようになった。ようは私の場合は、インストラクターの井上先生が指摘するように、上半身のひねりがなかったので、腕だけでボールを打っていた。このため、70分のレッスンが持たなかった。休み休みボールを打ち、1時間を前に終了した私を見て、井上先生が「あれ、もう終わっちゃうのですか?」と言われたのも、この頃だった。

若いきゃしゃな体つきの女の子が、私より遠くへボールを飛ばすことが出来るのだから、クラブの特徴、体のしなりを上手く利用することが出来れば、かならずボールはもっと遠くへ飛ぶはずだった。で、鍼灸医院の星川先生に言われてもやらなかったラジオ体操もどきをやるようにした。多分、50歳を過ぎてゴルフを始めた方は、多かれ少なかれ、こうした努力をしているはず。皆さんの場合はいかがでしたか?


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