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398. 自主運営のゴルフ場+ゲーテッドコミュニティ  ・・・ (2016/08/27)  

 過去このホームページでも何度か紹介してきたが、千葉にブリック&ウッドというゴルフ場がある(東京から行くと市原像の国の手前)。基本会員のためのゴルフ場なので、入口の看板はいたって質素。クラブハウスは木造で大きな山小屋という感じ。メンバーさんたちは、「ここはアメリカ的な雰囲気」と気に行っているようだ。この雰囲気が好きというメンバーさん、おおむね富裕層、といった感じ。それは駐車場を見ても分かる。高級外車ばかりがずらりと並んでいる。しかしだからといって高級ホテル的な感じではなく、メンバーさん、ゴルフバックは自分で下ろし、カートに乗せている。

 コースは英国人(スコットランド人?)のデズモンド・ミュアヘッドがデザインした戦略的コース。ここにあらたに別荘地の分譲を始めたそうだ。そのお披露目があるというので参加してきた。説明会は3時すぎからだということで、希望者は、それまでの時間、コースを回らせて貰った。


 ここのコース、日本の多くのゴルフ場のように、綺麗に、綺麗にしてしまうのではなく、自然の持つ荒々しさも残している。  
 コース全体が山という感じで至る所に谷が待ち受けている。  


 クラブハウスはこんな感じ。木造の山小屋風(?) 私の好みとしては、ホテルのような作りのクラブハウスよりは、こちらの方が好き。

 アメリカのカントリークラブは、単なるゴルフ場ではなく、地域のコミュニティーセンターといった感じなのかも。夏休みの終わりということもあり、このホテルの宿泊棟に子供連れて泊まり、夏の終わりを楽しんでいる。
   
 希望者は18Hをスルーで周らせてくれた。汗をながしたら、いざ見学会へ。

 ゴルフカートを動員して、大勢で別荘地へいざ。

   
 

 1つの暖炉を両面から暖をとれるようにしてある。

 
   こちらは2番ホールが見える高台にある。しかし他のコテッジからはコースは見えない。
 このコミュニティに入るには、ゴルフ場から入る他、専用のゲートからも入ることができる。

 室内も綺麗でしょ、いかが?

 大きなコテッジには、夜な夜な住民が集まり酒盛りが始まるのだとか。

 犬と一緒にくらしている人も多い

 敷地が広いので、自分用のカートを持つ人も

このソファーだけでも高そう(笑)

 皆さん、大きなテレビを据え付けていた

 ピザ焼き窯を用意した人もいた

 窓を開けると涼しい風が吹き抜ける

 こちら最も小規模なコテッジでワンルーム、700万なのだそう。
   

 敷地の端には池があった

 18ホールを一緒に回ったご夫婦(奥さん)がカートで案内をしてくれた
 表から裏手に風が抜けるので、真夏でも夕方からは涼しいのだとか  薪ストーブが、室内と屋外とにある。またバーベキューコンロもある。まるて薪ストーブの展示会場のよう(^^)
 薪ストーブの営業の人も来ていて、いろいろ解説してくれた。  敷地の一部でメガソーラーパネルが設置されているがそれは東京電力への売電用なのだとか。個々の家は個別のソーラーパネルを設置している。


 かつてのアメリカ人の同僚いわく、彼の両親がリタイヤしてアリゾナに住んでいるのだそうだ。自宅からカートに乗ってゴルフコースに出られる、という好環境なのだと聞いた。日本でも、東急グループの中に別荘を隣接するものもあるが、ここブリック&ウッドは一味違うかもしれない。コテッジから自分のカートに乗り、そのままコースに出られる。またブリック&ウッドの文化として、ゴルフ以外でもメンバー同士の交流が盛んなのだ。まさに人生の楽しみ方を知っている大人たちなのだ。

 私は60歳から仕事(起業)を始めたもので、仕事を辞めないことにはこうしたところに住まってゴルフ三昧をとはいかない。もっとも実際には別荘を買う金もないのが正直なところだが(笑)。ゴルフが好きで、お金とヒマがあれば、こうした生活もいいですね。



補足(2016/09/04)

 知人が日経新聞Web版にこの別荘地の記事が出ていた、と教えてくれました。みれば、この春、ここの工事を始めた頃のもののようでした。
ご興味があれば「こちら」をご覧ください。


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