377. ロングアイアン、番手なりの飛距離を出す ・・・
(2016/01/31)
自分のスウィングを本来の形にするのには、まずはショートアイアンから始めてみるのがコツだと思います。まずは左腕1本でもスイング出来るようにすることが左腕筋肉の強化、コントロール性の確保に大事。次に右腕一本のスウィングでコックの加減とグリップの強さ加減と役割が理解出来るでしょう。左右の腕それぞれの役割とスウィングパターンを理解するのが、全番手で同じようなスウィングにしていくことの最短と思われます。ロングアイアンにしても、ウッドにしても「基本形」はここにあるように思えています。
さて話を練習に戻して。ショートアイアンからロングアイアンに練習を進めていく段階で、多少のつまづきがありました。ショートアイアンで出来ていた基本が、シャフトが長い、というだけで出来なかったのです(具体的には方向が右へ行ったり、左へ行ったりでした)。プロに見て貰って分かったことは、ショートアイアンで出来ていた基本形を、ロングアイアンでは忘れていてしまったことです。具体的には、テークバックした際、クラブヘッドはトップから一旦右足方向に降ろしていくべきなのが、私の場合、ヘッドが直接ボール方向に振りおろしていた。このせいで右脇が開き、右肩も出たスウィングになり、スライスになったり、左へひっかけたりしていたのでした。
そんな中で見つけ参考になったのがこちら、南アフリカのプロゴルファー、タイロン・ファン・アスウェーゲン選手のスウィング(GDOによる動画配信)解説。これを自分の理解のために静止画(コマ落とし)にしてみました。興味を持たれた方は、是非、オリジナルをご覧になってください。
写真、左縦の列がショートアイアンのスウィング。 写真、右縦の列がロングアイアンのスウィングです。 |
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ショートアイアンの場合は、上からクラブを打ち込む感じで、ターフも長めに取れます。 | 芝を取らずに払い打つ感じ。 |
この払い打つ感じを会得する練習法ですが、ティーアップして練習すると良いのだそうです。そして慣れてきたら、徐々にティーの高さを低くしていくことで、芝の上からでも打てるようにすると良いようです。 | コースへ出て、前を行くグループの人達のスイングをみていると、目いっぱい力を入れて打っていました。ゴルフのミスの多くは力み、といったプロがいましたが、まさに私の場合のミスの多くは、「飛ばすぞ〜」という欲から生まれる力みが原因ですね。 せめて練習は力みの無い7割程度のスウィングをするといいですね。 |
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静止画だけでは分かりにくいかと思います。是非GDO社のサイトで、オリジナルをご覧になってみてください。
<練習後記>
前回のレッスン日記でお伝えしたように、5番、6番アイアンよりも7番アイアンの方が安定した飛距離が出ていました。これは、5番、6番アイアンの打点のばらつくことが原因でした。更に言えば、問題はロングアイアンだけにあるわけではなく、すべてのアイアンで同じ課題が内在していることが分かりました。ただ、ロングアイアンに比べると、7番より短めのアイアンでは問題点が表面化しなかっただけのこと(苦笑)
せっかくゴルフバックに突っ込んでいる5番、6番アイアン、なんとかモノにしたいと思っています。まずは手始めに上記のような練習から始めたいと思っています。