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375. 久々のゴルフレッスン受講(8回目) ・・・ (2016/01/12)  

  今回は過去やってきたことの復習です。

 ゴルフのスウィングで一番大事なのがグリップという気がします。ここが間違っていると本来あるべきスウィングが出来ません。
 今回のレッスンで分かったのは、指が人よりも長め、しかも右手の握力が(かつては)60kgもあった私には、右手が勝手なことをしないように調整する意味でオーバーラッピングの方が良さそうだ、ということが分かりました。
 次に、コックするために左手グリップを軸に、右手で引っ張り上げていましたが、運動機能的には、右手グリップを軸にして左手でグリップ端を下に押す(シャフトを立てる)方が楽だと言うこと。(写真は、押し下げるイメージを表現するために、わざとこうしています)

 剣道の竹刀でも多分同じではないかと思います(本当?)
 いろいろな番手のクラブを振っていて、ふとトップの位置が不確かになること、ありませんか?
 プロが説明してくれました。正面を向いた状態で、一旦右肩に担いでみます。次に肩を回します。そのあと腕を伸ばすとトップの位置になります。もっともこうした手順でトップを決めてからですと、反動をつけてクラブを振り上げていないので打ちづらいですが。とまれ、トップの位置確認はこうしてみてください。
 では、フォローはどうなのでしょう。こちらはクラブを正面に構えたらクラブを上げて左肩に乗せます。次に肩をフィニッシュ方向に回転します。で、次は腕を伸ばしてフィニッシュの位置です。この際の注意点は”左脇を締めること”です。
 以上ですが、これはあくまでハーフスウィングの場合です。またドライバーなどの長いクラブですと、もう少しシャフトが寝た位置になるでしょります。


 サンドウェッジから始めたコックを活かしたスウィング練習、じょじょに長い番手のクラブを練習。ロングアイアンが上手くスウィング出来ない場合は、一旦、ティーアップしたボールを打つ練習から始めると感覚が掴みやすいですね。最初は高めにティーアップ、クリアに打てるようになったら徐々にティーの高さを下げ、最後に芝から打てるようにするといいですね。

 あと、ボールの位置ですが、アイアンでは基本身体の正面、真ん中で良いでしょう。フェアウェイウッドのように長めのクラブの場合は、正面より左寄りへ。スタンスする時は、体の正面、つまりボールよりも右にソールする感じにしてください。これをボールに副える形でスタンスしてしまうと、その状態で既に右肩が出てしまっている可能性大です。身体の正面にクラブヘッド(ウッド)が降りてきてボールにヒットするわけですが、ウッド・ユーティリティはクラブヘッドの底が滑りやすくなっていますので芝を払う感じでボールにヒット出来ます。


 私がフェアウェイウッドに苦手意識があるもので、プロに見て貰ったのですが、問題点は見つかりました。

 1つは、シャフトが長く、コックしずらくなったいます。フォローでコックをほどく感じがなく、グリップごと大きくフォローに動いてしまっています。まずはハーフスウィングの素振りでテークバックでも、フォローでもグリップは腰の高さに留めても、ヘッドが立ってくるように素振りしてみるといいでしょう。

 2つ目は、スタンスした時の問題点でグリップがハンドファーストになっていました。3つ目は、ハンドファーストになっていたその形とも関係あるのですが、構えた位置がおかしいもので(フェースが戻りきっていないので)、それを補正しようとフォローでボール飛行方向に体が流れていました。


 プロのスウィングと私のスウィングで、見え方が一番違うのは、フォローでのシャフトの動き。私のフォローが身体を軸にヘッドが大周りしています。プロのスウィングではグリップがヘッドの重み、動きにくっ付いて”縦に上がっていく”感じになります。


 左の写真で、グリップが腰の位置まで来ている訳ですからシャフトは少なくとも”水平”くらいに来ていなければいけませんね。更に(右の写真のように)グリップが肩の高さに達しているのであればシャフトは”立って”いて、フォローでグリップはヘッドに引っ張られる感じで左肩から(身体の捻転に伴って)首へと巻きつくように移動するはず。

 ネットで探してみたらYouTubeに以下がありました。私のスウィングと比べると一目瞭然ですね。


 俗に”ヘッドが走る”という言い方をしますが私のスウィングでは、ヘッドは走りませんよね〜(^^:) ヘッドを走らせるには下の写真、プロのようなスウィング(フェースローテーションを加えて)やらないと加速しないですね。

 以前は自分のスウィング写真を見ても何が問題で、その問題をどう解決していけば良いのか分かりませんでした。こんな具合に今回のレッスンは大きな成果をもたらせてくれました。あとは、反復練習をして、早くそれらを自分のものとすることですね。 指導してくれた宮下プロに感謝!!





<練習後記>

 クラブフェースのローテーションなんて、野球でもやっていれば特に指導するまでもなく自然に出来ること。しかし、私のように若いころ特に大したスポーツもせずに来た人間には、教えて貰わずには出来ないことでした。

 私がゴルフを始めたのが53歳からでしたので、結構あちこちレッスンに通いました(恐らくは5か所)。過去のレッスンページを見て見ると、今回同様、フェースローテーション+コックは教えて貰っていましたが、身についていませんでした。それがゆえに、いまだに女性っぽい(?)打ち方でした。→ノーコックでハンマー投げのように身体を軸にクラブを振っていました。(上の写真のように) 

 今回のレッスンでは、テークバック&フォローでグリップが腰の位置でコッキング、フェースローテーションをすること。これこそがヘッドを加速させる方法。俗にヘッドが走るためにはこれが不可欠。これを習得出来たお陰で、行きつけのショートコース、いつもの番手よりも1つ短いものでもグリーンに届くようになりました。今の課題はロングアイアン。ここがきちんと番手なりの飛距離が出るようになってくれれば(今はまだボールの当たりが芯をはずれることが多く、飛距離がばらばら)、もっとマシなスコアでラウンド出来るようになりますね。

 今回の宮下プロの教え方が、私にとってとても分かりやすく、お陰で自分のゴルフがあらたなステージに入れる気分です。プロに感謝!!


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