359. 河川敷ゴルフ場ゆえの宿命 ・・・
(2015/09/13)
ホームコース(栗橋国際)は埼玉と茨城の県境(JR宇都宮線、栗橋駅から北へ車で7〜8分)にある利根川の河川敷コース。ゆえに利根川が増水すると、ゴルフコースが冠水してしまうこともある。メンバーになって、ほぼ10年ほどだが、記憶は定かでないが冠水したのは7〜8年前に1度あった。この時は、ゴルフ場近くに住んでいる知人に頼んで様子を見に行って貰った。彼からの連絡によれば、「ゴルフ場が見えない!」でした。この時は、コースを横切っている新幹線の橋ケタの下から三分の二が水没した。河川敷コースゆえ、グリーンは砲台タイプが多いが、これだけ水位が上がると、まったく無意味。結果、2〜3カ月閉鎖された記憶がある。
後にも先にもゴルフ場がこうも長期間に閉鎖に追い込まれたことはなかった。もっとも、台風が来るたびに、部分的に池、溝の水があふれカート道がびしゃびしゃになった程度のことは何度かあったが。
さて、利根川は一級河川なので、国土交通省の常時監視のカメラがあって、一般の人でもインターネットからアクセスして様子を見ることが出来る。以下の写真はそれだが、ゴルフ場から少し上流、利根川(左)と渡良瀬川(右)が合流するところの中州の様子。この中州が水没するまで水位が上がっているということは、ゴルフ場も同じ状態と推測出来る。2つの川が合流するもので、流れが速くなり、それが一気にゴルフ場に流れていくので、ひとたまりもない。今回のアベック台風(17号と18号)の影響は関東各地の川の氾濫をもたらしたが、利根川の栗橋界隈も同様だったようだ。