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346. セグウェイって何ですの? ・・・ (2015/03/26)

 最近流行りの言葉で言えば、「ちょっと待て、ちょっと待て、お兄さん、セグウェイって何ですの?」という感じ?自立型2輪電動乗り物、とでも言うのでしょうか。どうやら乗車ステップの下にある箱にジャイロが仕組んであるらしく、一旦自立させるとこのまま自立を維持してくれる。

 ハンドルに付いているスイッチをオンにし、”ゴルフバックを”ひょいと持ち上げステップを水平にする。すると床の表示(LED)が赤から緑に変わる。ここでステップを片足でチョンと踏むことでスイッチがオンになる。この状態になれば車体から手を離しても真っ直ぐ自立してくれる。

 ハンドルは左右に振ることで方向変換をしてくれる。問題が下車時。ついハンドルを掴んで降りようとしてしまうが、この時ハンドルを持ってしまっていると、つまりわずかにでも左右どちらかに引っ張ってしまうと車が回転してしまうのだ。実はこの車、2輪なもので今いる位置でクルリと回転出来てしまう。さしずめ子供が乗る一輪車みたいな感じ。車を自立させる時も、降りる時も、ハンドルを持つのではなく、”ゴルフバックの取っ手を”掴むことがコツ。これさえ間違えなければ、意図しない反応はしない。(車が意図しない行動をし始めると人によってはパニックを起こしかねない)

 前進する時はとても気持ちがいい。前のバーに体をもたせかけるようにしていると(もしくはひざを曲げ前方向に加重を移動すると)、どんどんスピードを上げ、前に進む。20km/時で走行出来るのだそうだが、立ち姿のままで前進するので、結構スピードが出ている感じがする。

 気をつけなければいけないのは傾斜。ゴルフショットと同じで、右足上がり、左足上がり、の状態でついハンドルに触れていると、体の傾斜にあわせて左右どちらかに倒してしまう(例えば、右足上がりの傾斜だと)左へくるりと回転してしまう。講習時、女性が傾斜を登ろうとして。意図せずにして、くるりとUターンし戻ってきてしまった。本人は、えっ何故?という顔をしていたことからも、この車の操作のクセが分かるだろう。


 車体を起こす時はくれぐれもハンドルではなく、ゴルフバックの取っ手を持って起こすこと。ステップが水平状態になると床のLEDランプが赤から緑に変わる。この状態で左右どちらかのステップを足でチョンと踏むとスイッチがオンになり、あとは何も操作しなくても車体が自立する。(ただし、路面に傾斜があると、傾斜に沿って動いてしまうが)  初心者には15分ほどの講習があり、そのあとしばらくあたりを走行してみる。ほとんどの人はこれで走行感覚がつかめる。
 息子と話したが、「母さんには無理そう」でした(笑)
 基本、左右に進行方向を変える時以外、ハンドルは持つ必要はない。体の重心を前にもっていけば、車も前に進む。ストップする時は体重を後ろに持っていけばよいが、場合に寄っては前にあるハンドルを後ろに引っ張るようにすると素早く止まれる。  ハンドルは握る、というよりは添える、という感じが良いだろう

 ハンドルを前に倒し、前進する。

 若い人ならば、すぐに感覚が掴める

 片手運転をしながら、セルフィースティックで自撮り

 背筋を伸ばしてすくっと立って乗る

 タイヤが太いので、停車時には椅子代わりに。ただし、タイヤマークがズボン(お尻)に付くかと思いますが。

 桜にはまだ少し早かったようだが、水仙(?)が咲いていた。

 ここに野良猫が沢山生息しているのは知っていたが、なんと狸も。プレー客が食べ残しをくれるからか、ここに定住した様子。  ここは茶店、次のホールの順番待ちが発生するので、飲み物とスナックを持ってきてくれる(無料)。ちなみに本日は揚げしゅうまいでした。
 こうしてセグウェーを利用したプレー客が並んでいる景色(ゴルフ場)はいくつかあるようだ ・・・ (セグウェーに乗ってラウンド出来るゴルフ場

本日はゴルフをしに来た、というよりはセグウェーに乗りにきた感じ(笑)

 ここのランチはバイキング形式で種類も豊富。恐らくは、皆さん食べ過ぎてしまうのではないかと思う。

 右端はデザート。ゴマ団子と杏仁豆腐。ゴマ団子は出来たてだったようで、口の中にいれるとあんこがアツアツだった。





<練習後記>
 アジア取手へは、ゴルフを始めた頃によく行った。都心から早朝なら1時間程度で行けること。土日でも2サムで周らせてくれること。そして値段もそこそこだということで手頃なゴルフ場だった。同じ利根川の上流にある栗橋国際CCのメンバーになって(10年ほど前)からはアジア取手からは遠ざかっていた。以下は久しぶりに行った感想です。

 栗橋国際は、どちらかというとメンバー優先。そのほとんどが車で30〜40分程度の地元の方々のようで、都内から通う私などはむしろ例外。平日来るシニアの方の中には週に1回はプレーしているという人も多い。かたやアジア取手は、都心からのお客さん(少なくとも週末はビジター)が多い感じ。
 その違いがサービスに顕著に表れていた。アジア取手は、今回のセグウェーもそうだが、常にビジターを呼び込むための工夫をしている。ランチも同じバイキング形式と言っても(上の写真のようにアジア取手が充実しているのに対し、栗橋のいつも同じような内容のバイキングとでは大きな差がある。

 反対にプレーという意味では、栗橋国際のコースの難易度が高いかも。アジア取手は、フラットな河川敷コースに変化を付ける意味でコース内に土を盛って小山を作り、落とし所を間違うとボールのランが出るのをじゃまされるしかけになっている。栗橋ではこうしたものはない。栗橋の場合は、江連プロのデザインの巧みさとでも言うのだろうか、ティーグランドに立つと、自分がスクエアに立っているのか方向性を狂わせるレイアウト上の工夫がしてある。また、ふんだんにある水路をいかして(ウォーター)ハザードにしたり、グリーン傾斜をきつくしたりとプレーヤーにコース戦略を問う部分がある。アジア取手は、ビジターが多いからか、ここまで難しさを演出することはない(そんなことをしたら渋滞してしまう)。基本、まっすぐに、そこそこの距離を打てれば、あまり問題は起こらない。


 同じ河川敷ゴルフコース、しかも同じ利根川の河川敷だが、アジア取手は広く27ホールある(栗橋国際は18ホール)。アジア取手は土日曜は目一杯来場者を受け入れているせいか、またビジターが多いせいか、やたらに前が詰る。今回も、ハーフに3時間以上もかかった。栗橋ではこうしたことはない(もっとも最近は私は平日しか行かないので単純比較は出来ないが)。

 結論的に言ってしまえば、プレーヤー(基本メンバーとして)純粋にゴルフのスキルアップを試みたいのであれば栗橋国際が面白いかもしれない。栗橋国際は、メンバー(常連さん)が主体なのであまり見てくれには金をかけないが常にコースには手を加えてプレーヤーを飽きさせない。反対に、友達連れでエンジョイゴルフをしたいと思うのであればアジア取手がお薦めだろう。アジア取手は、いつもビジターを迎え入れるための工夫をしてくれている。まあどちらが良いのかは、まさにその人のプレースタイル次第、ということでしょう。



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