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319. ホームコースで撮影した自分のスウィングから問題点を探る PartII  ・・・ (2014/07/13)


 若い頃、何かスポーツをやっていた人であれば、特に意識しなくても自分の体のどこを、どう使えば良いのかは分かるはず(そもそも、そうしたことを意識などせずに体が動くはず)。しかし、若い頃なにもしていなかった私が、しかも53歳でゴルフを始めてみたので、まずは頭で理解なしには体が動いてくれません。

 その後も、腰で打つという感覚がイマイチ理解出来ていません。そんな中、ホームコースで一緒したシングルの人に訪ねてみたところ、「自分の感覚では、腰で打つというよりは、股関節の上で上半身を回す感じ」と教えてくれました。

 そんなイメージとも一致し、自分にとって分かりやすい説明をインターネット上で探してみました。ゴルフライター小林一人さんの説明が分かりやすかったので紹介します。私の説明が不十分なところもあるかと思いますので、是非ご本人の解説(動画)もご覧になってみてください。


  1.小さなスウィングで大きなスウィングを覚える
 大きく振ると手だけで振れるが、小さく振ると
体を使わないとボールを打ち出しにくいので
腰を使って打つという感覚が理解しやすい。

 2.体(腰)を使って打つ形、最初にこの形を作ってしまう。  3.クラブシャフトを股間にあて、これを挟むことをイメージすると分かりやすい
 4.この形が出来たところでクラブを小さくテークバックする  5.これでクラブを振れば体ごと(腰を使って)打つ、という感覚が分かるはず
 6.繰り返すと、
  まずは下半身の形を作ってしまう。次にクラブをこの位置まで持っていき、そしてヘッドの重さを感じながら(手を振るのではなく)下半身を回していく
 7.私なりにまとめてみると、
  下半身の形を作りながらこの位置にクラブを持っていく
 8.フォローでグリップエンドが自分の方に向くようにヘッドを出して行く  9.以上が出来てきたら徐々にスウィングを大きくしていく



<練習後記>

 ゴルフコースで他の方がスウィングをしているのを見てみると分かりますがシニアの方はとても個性的な打ち方をする人が多いです。それでいて、アプローチとパットがお上手なので、なかなかの好スコアで上がっています。ここに至るまでに数十年もゴルフをやってきているのですから、いまさら自分のスウィングを変えるなんて難しいのだろうと思います。

 私の場合、53歳で始めたゴルフゆえ、今からシングルに成れるとも思っていませんので、何かこだわるとすれば、見た目に自然な、別な言い方をすると、体に優しいスウィングとでも言ったらいいでしょうか、を目指してみようかとも思います。

 話題が少しズレますが、人間、自分の体(関節)で動きの悪いところがあると、それ以外のところでカバーしようとします。腰の筋肉が硬く捻転が十分でなければ自然と腕でそれをカバーしようとします。本来的には、それぞれの関節がきちんと機能し、体全体を上手く使ってゴルフをすること、これが健康にも良いゴルフとなるのかも。さてそこで、かれこれ10年、私の体のメンテナンスをして貰っている指圧の先生に相談してみました。(泥縄?笑)


 斎藤雄二先生(左写真)に言わせれば、私は一般の人よりも体質的に(?)関節が固いのだそうです。そういえば、父親もそうでした。遺伝かな?

 まずは股関節、異常に硬いのだそうです(笑) 子供の頃から椅子の生活だったもので、あぐらをかくことができません。そんな私ですので、うつぶせに寝た状態で横から股関節を指圧されると痛いこと痛いこと。
 先生いわく、テーブル等に片手を乗せ、反対側の足を床から浮かせて股関節を軸に回転する運動をするように、とのことでした。

 次に肩。こちらは五十肩の後遺症もあり、また毎日パソコンを使うもので、右肩は特にガチガチです。一時期は、万歳をしても、両腕が耳に付かなかったのですが、リハビリのお陰もあり、真っ直ぐ上に伸びるようになりました。この状態を維持するためには、テレビを見ている時などに、ぼんやりと観賞するのではなく、並行して肩のストレッチをするようにしています。

 私のように肩関節の硬い人間であれば、なおさらのこと腕(肩)に大きく依存したスウィングをするのではなく、股関節も上手く使ってスウィングすることで、体に無理のこない、またより飛距離、方向の正確なスウィングが出来るのではないかと期待しています。ちなみに現在の年齢は、64歳と半年。健康で永くゴルフを楽しみたいですね。





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