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ゴルフレッスン

この写真はサマディーゴルフスクールのもので私ではありません  


 (2002年)9月から始めたレッスン。インストラクターは井上先生。同じ神宮の3階打席には、数人のインストラクターが指導をしているが、その中では一番年配のよう。女性のインストラクターは主に女性を指導しているが、あれやこれやとポイントを指導していく。かたや井上先生は、あまり細細は言わない。これが私には助かる。

 テニスをやっていた時のことを考えても、1日に複数のことを指導されると、混乱してきて体がついてこない。やはり、ワンポイントアドバイスではないが、指導されて1日の練習の中で実行できるのは、1つか2つがいいところではないだろうか。井上先生は、私の特徴を知ってから知らずか、順番に打席を回ってきて、1つアドバイスをして、また次の生徒さんのところへ移動していく。こうして、かくいう私のゴルフレッスンがスタートした。

 振り返ってみると、本当にボールが飛ばなかった。なにせ打席に並んでボールを打っている二十歳代の女性ほどにすら飛ばないのである。いくら考えても腕力では男の私の方が上。なぜに飛ばないのか。ここで実感したのは、腕力にものをいわせてクラブをぶんまわしてみても、飛距離は伸びないのだということが。

 結果、半年間は7番アイアンだけをひたすら打ち込んでいた。この間、退化し始めていた筋肉がついてきて、また、指圧師にも「体が硬いですねぇ〜」といわれてきた体が、まがいなりにも動くようになってきたのだ。

 

 余談だが、私の体がどの程度硬いのかを紹介しておこう。そうすれば、多分皆さんは、「ああ、それなら私の方がずっとましだ」と自信を持たれるでしょうから。まず、気をつけをした状態から、上半身を前に折りたたむ運動があるが、伸ばした手の指先が床についかない。家内には、「まじめにやってるの?」と疑われるほど、前に倒せないのだ。

 行きつけの鍼灸医院の星川先生は、「お父さんに似た体格で、体が硬いですねぇ〜」とおっしゃる。で、ラジオ体操って合理的に考えられているからやってみてくださいね、と言われつづけてきた。しかし、人間何か目標がないとやらないもの。その私がだ、屈伸運動、特に体をひねる運動をし始めたのは、ひとえに二十歳代の女の子になんぞは負けられない。もっとボールを飛ばしたい、という思いからであった。やはり何か始めるには目標は明確であった方がいい、ということなのだろう。

 


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