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ゴルファー用にGPS端末が出来た (2004/02/28)

 日経新聞(2/25)によれば日本ユニシス情報システムという会社がGPSで距離確認が出来る端末(PDA)を開発したという。それをいち早速使う機会があった。場所は茨城県のスプリングフィルズゴルフクラブだった。これはゴルフコース用ナビゲーションシステムを(カート単位ではなく)個々のプレーヤーに対して実現するもので、ゴルファーがいるコース上の位置をGPS(衛星からの電波を使って位置を確認するもの)で取得し、目標までの距離をWalkalong(写真)という端末に表示する、というもの。

 
 ゴルファーがセルフプレーを行うと、ホールレイアウトによっては目標が分かりにくいことがある。またビギナーには距離感がつかめず目標までの正確な距離を知ることは難しい。だからこそ、ゴルファー用の距離測定器なるもの(双眼鏡のようなもの)が発売されている訳だ。それを、これはカーナビで有名なGPSを使って判断させよう、というものである。考えてみれば、いまやケータイ電話でも実現しているのだから技術的には十分可能だったはず。

 さて、実際に使ってみたが、自分の位置からピンまでの距離がかなり正確にわかり便利。あとは値段次第だが、ゴルフ場での貸し出し料は500円だそうだ。(今回、メンバーの一人がスプリングフィルズゴルフクラブの有力会員で無料で試用出来た)。 私が使っているカーナビ(勿論、自動車用のこと)は、時々位置情報に誤差が出るのだが、ゴルファー用GPSは思いのほか正確だった。考えてみれば、ゴルフカートやプレーヤーは自動車ほど大きく、早く移動したりはしない、ということもあるのだろう。

 明るい屋外で使うには液晶の輝度アップが必要かもしれませんね。もっとも貸し出し料が500円なら今のままでも十分にメリットはありますが。

※スプリングフィルズのコースについては「こちら」に紹介しておきました。

 Walkalongなるこの機器は私のようにセルフでプレーすることを好む人間には有り難い。またゴルフコース側としても、新たな投資をすることなくセルフプレーにおけるサービス充実を図れるのでメリットがあるのだとか。

 日本ユニシス情報システム社のHPを見ると、ゴルフ倶楽部向けだけではく、いずれはゴルファー向けにも「Walkalong」の提供を開始するだそうだ。そのメリットとしては、

のだそうです。

 個人でも持つかどうかは、購入価格、それとどれだけのゴルフコースを網羅されるるかにもよるのでしょう。いづれ、こうしたものがごく普通に使われるようになるのでしょうね。

 

ps
 どなたか、ゴルフボールに発信機をつけてくれませんかねぇ?(ついでに水に浮かぶようにしてくれるともっと良い?) 私のボール、あっちに行ったり、こっちに行ったりで、探すのが大変なんです。こうした機械とセットでロストボール探しが楽になるといいですねぇ。


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