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252. ゴルフ上達のカギを握る(超)ウェッジワーク ・・・ (2012/04/22)

 以前のもこのコラムでお話したように私はアプローチがヘタです。その理由はウェッジワークがヘタだからと思っています。そんな時に本屋で見つけたのがこの本。早速読んでみました。



 ゴルフ上達のカギを握る超ウェッジワーク  永井延宏 著、青春出版社、1,000円(税込) 

【内容情報】

「オレはサンドウェッジで100ヤード飛ばす」と人に自慢していませんか?正しいウェッジワークを身につければ…サンドウェッジの飛距離が落ち、ドライバーは飛距離が伸びる。世界のトッププロも実践する「コッキング」の極意。

【目次】第1章 トッププロだけが知っているSWの真実/第2章 レベルアップに不可欠な「SWのためのスイング」/第3章 SWというクラブの特徴を知り尽くす/第4章 ゴルフ技術の王道「コッキング」をマスターする/第5章 コッキング&ソールを使う技術を自分のモノにする/付録 ピッタリの一本に出会える最新ウェッジガイド

【著者情報】永井延宏(ナガイノブヒロ)
1969年2月22日埼玉県生まれ。10歳からゴルフを始め、日大桜ヶ丘高校ではゴルフ部キャプテンを務める。アマチュアとして活躍したあと、卒業後は米国にゴルフ留学しスイング研究に取り組む。帰国後、桑原克典プロのコーチ、東京大学ゴルフ部コーチなどを経る。古武道やゴルフギアの最先端科学についても造詣が深く、そこから導き出された最先端のスイング理論は、アマチュアだけでなくツアープロも含めたゴルフ業界からも高い評価を受けている。2006年ゴルフダイジェスト誌レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。ディオスポーツ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



 この中で注目したのが、第4章のゴルフ技術の王道「コッキング」をマスターする、でした。

 リーディングエッジが離陸しないノーコックのアプローチは、打ち方としては「面」だけを使ったショット、たとえばテニスや卓球のラケットのように、フェースの向きを変えずに、目標方向に真っ直ぐに押し出すようなうち方です。 ノーコックで面でボールを運ぶように打つと、フェースの開閉といった動きがないためミート率は上がります。しかし、弾道はボーンという軽いもので、スピンもほとんどかかりません。

 テニスや卓球にもいえますが、初心者のうちは面だけでボールを打ち、ポーンとした弾道のボールしか打てなくても、飛ぶだけで楽しいものです。しかし、ある程度上手くなってくると、ポーンという弱い弾道のボールばかりでは、相手のチャンスボールにしかならないことに気づきます。

 テニスでも卓球でもスピンをかけるには、インパクト時にフェースを被せてトップスピンを打ったり、開いてスライスを打ったりします。フェースを被せたり、開いたりするのは基本的に手首の動きが主となって行われます。ゴルフでいえば、コッキング&リリースとなるわけです。


 さて、「正しいコッキングとは?」、実はこの問題、過去にも練習したことなのです。その時はこんな道具でコッキングを体で覚えました。


 この道具は正しいコッキングを覚えるための道具です。
これを使って、手首を曲げる”方向”そして角度を体感することが出来ます。

 使ってみると分かりますが、コッキングってこんなに手首を曲げるの?という印象でした。

 慣れないと不自然に感じますが、実際にボールを打ってみると、ボールってこんなにも上がるの?というくらいコックが効いていることが分かります。



 かつての感覚を思い出し、実際に使えるようになるべく、久しぶりに練習場へ行ってみた。打席は右寄り。ターゲットは写真中央のグリーン。ちょうど屋根の頂点の延長線上にあり、コッキングを上手く使いボールを上げ、正確にグリーン傍に落とさないと乗らない、というか乗っても向こう側へ落ちてします。一度成功するとコツが分かり、次々とグリーンに乗るようになりました。

 おっと、もう1つ伝えることがありました。今回のこの本によれば、サンドウェッジは「ソールを使って打つ」ということだそうです。ソールを滑らせることができればサンドウェッジの特徴である「バウンス」を活かせるため、ヘッドが地面に突き刺さるザックリのミスもなくなる、ということだそうです。
 あと、アイアンの基本は、シャフトがほぼ垂直なときにインパクトするように、と。確かに、私の場合、ハンドファーストにしすぎてザックリの原因になっていました。また、シャフトを垂直にしてこそ、ウェッジのロフトが活きてボールも上がるわけです。ぜひ試してみてください。

 あとは、上げて寄せるのではなく、転がして乗せることも練習。こちらは8番アイアンで、コックは使わず、しかし体の回転を上手く使ってヒットし、綺麗に転がしてグリーンに乗せることが出来るようにしました。


 さて、ベテランに誘われ連休前に2泊3日、2ラウンドに行くことになりました。これで少しはマシになっているであろうことを期待しましょう。結果やいかに。






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