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246. 「ゴルフスコアアップの体力作り」  第5回 腹筋、背筋の強化 ・・・ (2012/02/12)


まずはストレッチから始めましょう。腰をかがめ、片方を立て膝をついて座ってください。次に両手で膝を押さえこんでください。股関節が伸びてくるかと思います。同様に反対側の膝をついて同様にストレッチをしてみてください。


今度は、背筋を伸ばして真っ直ぐ立ってください。片足を前に出しボールを踏みつけてください。上半身は、背筋を伸ばしたまま前傾してください。ふくらはぎなど足の後ろ側の筋が延びるかと思います。左右の足、それぞれの筋を伸ばしてください。ボールのような柔らかいものを踏むと、バランスを取ろうと足全体の筋肉が使われ、普段使っていない筋肉まで活用されるようです。
   
次は肩甲骨周りをストレッチしましょう。真っ直ぐ立ち両手はお尻(腰)に当ててください。次に両方の肘を近づけてみましょう。まずは普通に両肘を近づけてください。それが出来たら今度は、一旦肩だけを後方に押し出して、その上で先ほど同様に両肘同士を近づけてみてください。いかがですか?こちらの方が腕がより深く動くのではありませんか?

 腕を大きく動かそうと思ったら、一旦肩を必要な方向に動かしてからやると、より大きく動かせるようになります。ですので、スウィングで大きく腕全体を左右に振るような場合でも、一旦肩を後ろに引いてやってから肩を左右に振ると、先ほどより大きく振れるはずです。つまり腕だけに頼らず、より大きく腕を動かそうと思ったら肩を先に動かしてやることで、より大きな動作を作ることが出来るようになります。


次にスクワットをやりましょう。手は頭の後ろで組みます。体を下方に落としこむ際、最初はかかとを上げてバランスを取っても構いません。それが出来たら次はかかとは床につけてスクワットしてみてください。この方がバランスを取るのが難しいと思います。この状態で腰を落としていくには、お尻を後方に突き出し、反対に頭は前へ倒していかないとバランスしないかと思います。いかがですか、これ結構きつのではありませんか?きつい分だけ筋が伸びていることになります。

 ところで、この姿勢何かに似ていませんか?私のイメージでは、スキーのジャンプで、スタート台から飛び出した直後の姿勢のように見えるのですが、いかがですか?




さて次は、床に足を投げ出して座りましょう。次に膝は曲げ、先ほどまで使っていたボールを膝に挟んでください。背筋は伸ばし、腕は前へ習い、の状態にしてください。さて、この状態から少しづつ上体を後ろに傾斜してみてください。ほとんどの人は途中まで体を後ろに傾斜していくと、力尽きてドッと床に落ちてしまうかと思います。しかしこの運動も、何度か繰り返していくうちに、しっかりと床まで自力で落とし込めるようになりますので、それを励みにがんばりましょう。


今度は逆をやってみましょう。床に全身真っ直ぐに寝た状態から、まずは膝をたてボールを挟みましょう。次に、腕を天井に向け真っ直ぐに突き上げ、その上体で体を起こしましょう。腹筋が弱くなっていると体を起こせないかと思いますが、前の動作(起きている上半身を後傾)で背筋、腹筋が鍛えられてくると、こちらも出来るようになりますので。



 <練習後期>
  


こんな雑誌をどこかゴルフショップで見かけたことはありませんか?無料配布といっても、内容は結構充実しています。例えばこれ、右の写真のように、今回私がやっているような、ゴルフに有効な筋トレが紹介されています。
 
 
 




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