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241. シニアのゴルフ練習はストレッチ中心で (Part II 「ゴルフスコアアップの体力作り」 第1回 立ち姿 ) ・・・ (2012/01/08)

    
 私が住んでいる区は、企業が多い割りに夜間人口が少ないためか(税収の割りにサービス提供する対象の住民が少なく)、区の施設、区のサービスは結構充実しています。


 さて、冬場のゴルフ、皆さんはどうされていますか?人によっては、健康を害するといけないからと冬場と夏場はゴルフはしない、という人もいます。
 私は昨年12月、いつものゴルフ仲間とゴルフをしましたが、なにせ私のホームコースは河川敷、天気ではあっても風が吹き抜けると寒いこと、寒いこと。2012年新春はコンスタントにゴルフをしようと決めたものの、この寒さに少々たじろいでいます。


 そんな思いをした昨年末、たまたま見た区報に「ゴルフスコアアップの体力作り」という案内が載っているのを見つけました。ならば冬場の健康維持と、春になってのゴルフ復帰に向けて、これに参加してみることにしました。ちなみに参加料は2,000円でした。

 ※ すでに募集は締め切っています


 こちらのページに、皆さんに参考になると思われるものをピックアップしてご紹介したいと思います。乞うご期待!!


第1回 ・・・ 立つということ

・片足立ち
 背筋を伸ばし、軽くヒザを持ち上げて片足立ちをしてみてくだい。65歳で2分程度立っていられるといいですね。さて、この片足立ちで大事なのは足の裏のどこの部位で自分の体重を支えているかを確認することです。かかと、親指と小指の付け根の3点で支えているはずです。
 しっかりと立てていない人は、普段あまり歩いていないのではありませんか?不動裕理、大山志保、古閑美保プロを育てた清元登子プロも、普段の生活の中で沢山歩くことの大切さを指導しているそうです。

・前屈
 まずは前屈をしてみましょう。左右に足を肩幅に開き前屈をしてみてください。何度か繰り返したら、今度は両腕を目の前に突き出し、クラブのグリップを握る形を作りながら前屈をしてみてください。雑巾を強く絞るような動作をしながら前屈をすると、前より深く前屈が出来るかと思います。右利きの人は右手を上に握っているかと思います。試しに左手を上にグリップを握る動作をし、そのまま前傾してみてください。人によって違うのですが、前屈する角度に違いが出てくることがあります。

・肩関節回し
 腕全体をまわしてみてください。最初は握りこぶしに力を入れてまわしてみてください。次に、手を軽く開いた上体で腕全体を回してみてください。すぐに気がつくはずです、手のひらには力を入れない方が腕を回し易いはずです。分かりましたよね?高松志門プロの言っている、グリップを軽く握れ(ゆるゆるグリップにしろ)という理由が。

・左右に捻転
 左右、肩幅に開いた足の状態で上体を捻転させて見てください。俗に腰を回すという言い方をすることがありますが、実際には股関節と背骨(みぞおちあたり)で捻転しているはずです。ここで大事なのは、上半身を捻転させた時、左右どちらの足に体重が乗っているか確認することです。意識して、捻転した方向の足に体重が乗る、つまり軸になるように回転することです。

・スクワット
 ここで大切なのは、1.股関節から沈みこむこと。2.左右に広げる足幅は自由で良いのですがヒザを曲げるのは足先が向いている方向と同じにしてください。3.ベルト後部(お尻の上あたり)を吊りあげるような感じを持つこと。そうすれば背中が曲がったり、お尻が落ちた形で体を沈めることもなく、また背中もピンと伸びてスクワットが出来るはずです。
 ゴルフのためのスクワットでは、体を沈みこませる際、股関節から折り曲げることを意識し、伸び上がる時は足の裏で体全体を押し上げ、(意識の中であたかも飛び上がるかのようにして)みてください。繰り返しになりますが、背筋は伸ばして行ってみてください。

・体重移動
 今度は足を前後に開いてください。両手は「前へ習え!」をするように前方に突き出してください。この時手のひらは、あたかも前の壁を押しているような感覚で、出来るだけ上体を前足の上に移動し体重をかけてみてください。この時も足の裏のどこで体重を支えているか感じていてください。
 次に、上半身を捻転させてみてください。足、前後は入れ替えて繰り返してみてください。これを繰り返していくうちに捻転がより深くなってくるはずです。

 ゴルフで一番大事なのは「立ち姿」とは中部銀次郎氏の話しにも出てきますが、あらためてゴルフにおける「立つ」ということがどういうことなのかを感じることが出来るレッスンでした。また雑誌などにも出てくるスウィング時の「体重移動」って具体的にどういうこと?も実感出来ました。

 冬場に何もしないのではなく、暖かくなってゴルフを再開するまでこうした体操をしておくことは、レベルダウンを防ぐのに大いに役立ちそうです。






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