224.教え方は違っても、求める先は一緒 ・・・
(2011/04/05)
ショートコースの良いところは、そのほとんどが練習場に併設されたものだということ。ショートコースの効果的な利用法は、この打席練習とコース練習とを交互に組み合わせることが出来ることでしょうか。
通常のコースへ出てから、ああだろうか、こうだろうか、と考えるのはどんなものだろうか。やはり練習は練習場で行うべきなのだろうと思う。その意味でも、ショートコースへ出てみて発見した不具合は、忘れないうちに打席へ戻って確認、修正が出来る。これは貴重だと思う。今回は、都心からも、さほど遠くなく、設備も揃っていて、更にコースそのものの整備状態が良く、私のお気に入りの場所になっている「小田急志津ゴルフクラブ」へ久しぶりに行ってみました。 (その他、ショートコース案内)
小田急志津のショートコースから打席練習場を望んで
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あたたかい陽気のせいか、亀も陸にあがって甲羅干しをしていました |
1.さて、今回の練習のポイントは正確な方向性としっかりとした飛距離を作るための「正しいコックの位置」を確認すること。
この時は半円形の部分は、まだ腕には付いていません。 | ここまで深くコックをすると、自然と左腕関節は伸び、また右脇は締まってくる。 | フィニッシュで再度半円形部分が左腕に付きます。 |
使った練習具はこれ、スイング・ガイド。(詳しくはこちらへ)
(スイング・ガイド 3,780円)
2.右脇を締める。
ここで感じたのですが、コックをこの状態まで深くすることで生まれる効果は、かつて教えて貰った2つのことと共通するものでした。1つは、昨年(2010年)12月に参加した、テーラーメイド-アディダスゴルフのレッスンイベントで土屋
学プロに教えて頂いたこと。両肘の位置(特に右脇)を腰に引きつけるようにしてやると右肩を回しやすくすることが出来るようになる。(詳しくはこちらで)
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サンプルを見せてくれたのがコレ。私の最初の状態はこんな感じでした。右肘が体から大きく離れ、それがつっかえ棒になってしまって右肩が回転しなくなっていました。 | 対策としては、前述のようにスタンスした際の両肘の位置を腰に引きつけるようにしてやる。そうすると右肩を回しやすくすることが出来るようになります。 |
人間の体というものは、関節が連動しているので、上記のような器具でガイドされながら、深いコックを作ると、自然と左腕が伸び、右脇がしまってきます(右脇を閉じながら捻転していくと良い)。つまり、土屋プロが右脇をしめるといいですよ、というアドバイスと共通するわけです。
また、このための練習具も用意されているくらいですから、右脇を締めることは正しいスウィングとして意味があることなのだと思います。
江連
忠の練習グッズ E-TUBE(E-チューブ) 2,380円
3.肩の深い回転が大事 ・・・ 深い回転の大事さは、カルビン・ピートのアドバイスにもあった(詳しくはこちら)
2009年3月「Get In ゴルフチャンネル」より PGAツアー12勝のプロゴルファー、カルビン・ピートのアドバイス |
◎ 肩の回転、それが一番大切なのです。 多くの選手がトップでクラブの位置を気にしますよね。でも私は肩の回転だけに注意しています。しっかりトップで肩が回っていれば大丈夫です。 (ですので)もし私が誰かにレッスンをするなら、肩の回転だけを注意します。 スウィング中にスウェーする人や、体重移動が出来ない人がいますが、トップで肩がしっかり回転していれば大丈夫です。 よく人から、どうやったら肩の回転が上手く出来るかとか、(どうしたら)腰は回転するのか、とかいろいろ聞かれますが私の答えは簡単です。ゴルフスウィングでは遠心力をいかに上手く使うかが重要なんです。 素晴らしいプレーヤーはトップで背中が目標に向くまでしっかりと回します。目標を向いていなかったら回転していないという意味ですが、無理してターンし過ぎるとバランスを崩してしまいます。これが重要です。 |