ホーム / 目次 / 前ページ次ページ


200..60歳の今が一番上手い  ・・・ (2009/12/06)

 ご存じ、「週刊ゴルフダイジェスト」誌、12月1日号のタイトルが「60歳の今が、一番上手い。」でした。これは買わなければと書店で入手した。

 その中の一文、とても納得でした。

 60歳を過ぎると体の感覚はすべてダメになっていきます。なぜかダフるし、トップしてしまう。残念ながらこの衰えた感覚が戻ることはないんです。ただ、そこで諦めてしまえばゴルフは終わりです。ここを乗り越えることに、ゴルフの本当の楽しさがあるんです。具体的にいうと、まず腰の動きが止まりやすくなります。スウィングの基本は体全体が動き続けること。腰が止まれば、体全体の回転運動が止まってしまうため、手先でボールに当てようとするのです。

 なるほど〜、という印象ですねぇ。特に最後の部分「腰が止まれば、体全体の回転運動が止まってしまうため、手先でボールに当てようとするのです」は、私にもピッタリ当てはまりますね。






 「切れてな〜い」

 切れてな〜いというCMがありましたねぇ。あれ、出演していたのは誰でしたでしょうか。 さて、ゴルフで、俗に「腰を切る」という言い方をしますが、私、それが出来ていません。


 こちらは先日先輩とゴルフ合宿(於:ジュンクラシック)をした時のものです。ドライバーショット、そこそこ(200ヤードちょっと)飛ぶのですが、自分の体格(171cm、72kg)から推測して、まだ自分の体を生かし切っていないように思えていました。そこで今回、先輩がビデオ撮影して見せてくれたのがこれです。

 あきらかに、「腰を切る」が出来ていませんねぇ。


 <− 左は私のスウィング。腰が回転していない



 こちらは、レッスンプロのスウィング。腰の回し方が全然違いますねぇ〜。


 そこで、「こういう時のインターネット頼み」、探してみたら、とても分かりやすい説明が出ていました。 −−> 「Yahoo! 知恵袋
詳しくはそちらを読んでいただくとして、要点だけご紹介しますと、こうなのだそうです。

 「腰を回せ」と言うのは誤解をし易い表現です。本当に腰を(左側に)回すと、腕が必要以上に遅く出てくる事になり、フェースが開いた状態でインパクトを迎えます。

  はい、おっしゃる通りで、ダウンスウィングを腰から回転し始めると、私の場合だとスライスボールが飛び出します。


 トップまでのバックスイングで一番回す必要があるのは肩です(胸より上の部分)。その肩の捻転に影響されて腰も回ってしまいます。ここで腰を回しすぎると肩の捻転エネルギーが相殺されてしまいますので、それを留める役割をするのが軸足(右足)になります。


 なるほど〜。そう言えば、カルビン・ピートも「トップで肩がしっかり回転していれば大丈夫 !」って言ってましたね(下記)。





毎回繰り返せるスウィングテンポが大事!

多くの選手がトップでクラブの位置を気にしますよね。
でも私は肩の回転だけに注意しています。
しっかりトップで肩が回っていれば大丈夫です。

(ですので)もし私が誰かにレッスンをするなら、
肩の回転だけを注意します。
肩の回転、それが一番大切なのです。

スウィング中にスウェーする人や、体重移動が出来ない人が
いますが、トップで肩がしっかり回転していれば大丈夫です。

よく人から、どうやったら肩の回転が上手く出来るかとか、
(どうしたら)腰は回転するのか、とかいろいろ聞かれますが
私の答えは簡単です。
ゴルフスウィングでは遠心力をいかに上手く使うかが重要なんです。

ですから、正しいスウィングの動きをするには、
重心がどこにあるかを考えるます。
スウィングの重心は腰です。ですから腰が上手く使えるように、
スムーズなテークバックをして
ゆっくりとしたテンポでテークバックをするよう心がけています。

素晴らしいプレーヤーはトップで背中が目標に向くまでしっかりと回します。
目標を向いていなかったら回転していないという意味ですが、
無理してターンし過ぎるとバランスを崩してしまいます。

これが重要です。

 


 さて、どうすれば良いのかについては、自分のレッスン記録に出ていました。

 昨夏、こんな長いクラブを使って、腰を回すレッスンをしたのですが、いつの間にか忘れてしまっていました。私って、せっかく教えて貰ったことを、習得出来ていませんねぇ。

 もう一度、ここからやり直しですね。トホホ



(2008/08/24)

 治療には道具が必要。左の写真、長いもので、写真ではヘッド部分が欠けてしまったが、ようはアイアンのグリップに、もう1本シャフトを継ぎ足し長くしたもの。


  (2008/08/24)

 さて、効果はどんなものでしょうか。写真右がレッスン前、写真左がレッスン後です。

 腰の回転具合を比較すると分かりますが、レッスン後の左の写真が、あきらかに体が回っていることが分かりますね。


 このレッスンのポイントは、アプローチのように、テークバックもフォローも、腰から腰の位置あたりの範囲でスウィングすること。(軌道が安定するまでは、無理をしないように。でないと、頭が上下して不安定になります)

 宮里藍ちゃんの父上のレッスンも30ヤードを基本としているそうですが、30ヤードが基本なので、くれぐれも大振りしないように。

 

<練習後記> 先日インターネットから、「スライス防止法」をキーワードに探してみました。そうしたら、なんと自分のホームページにあるページが検索されました。そうなんですねぇ、今回もそうなのですが、既に一般的に発生する事象については、ほとんど学んでいるのですよね。問題は、自分がそれを習得出来ていなくて、同じミスを何度も繰り返しているとうことなんですね。ヤレヤレ




ホーム / 目次 /  前ページ次ページ

inserted by FC2 system