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苦節
4年、ホームコースで、やっと、やっと、100が切れました ・・・
(2009/05/04)
さて、私が「栗橋国際カントリー倶楽部」のメンバーになったのが2005年2月、ゴルフをやりたいのに、毎回、一緒にプレーしてくれる仲間を捜すのが大変でした。そんな時に見たのがゴルフ関連のフリーペーパー「GREEN」、そこにあった言葉が「もう同伴者捜しは不要です」でした。この一言に魅せられて入会しましたが、この時は、こんなにも難しいコースだとは思いもよりませんでした。
このコース、江連プロがデザインした(実際には再デザインした)コースということ以外に特筆するようなものはなさそうでした。クラブハウスは築40年なのだとかで雨漏りも。コースは勿論河川敷で、途中の茶店もないどころが自動販売機1つありません。ですので、夏場は熱射病対策なしにラウンドは無謀です。
更に、台風で増水すれば、数週間はコース閉鎖、なんてことも過去、ありました。私が記憶している台風では、右の写真のように増水したのですから。(新幹線の橋脚に流れてきた草がまつわりついている)
でも、なんと言っても最大のメリットは値段。東京(上野)から電車で1時間ちょっとで行ける場所で、土日(メンバー料金)が7、000円(軽ランチ込)
だなんて他にないでしょ?それにこのカントリー倶楽部、結構経営努力してるんです。風呂を改装工事をしたり、女性用更衣室を白木造りで増築してみたり。コース自体は昔を知らないので良く分からないのですが、古参のメンバーさんに言わせると、”ものすごく良くなった”のだと。
(私の知人は50歳を過ぎてゴルフを始め、アジア取手カントリー倶楽部に毎週通い、1年で100を切り、2年で90になりました)
それを聞き、私がトライしているのは年間50ラウンド。そうなると、1回あたりの費用が安くなけりゃ〜出来ませんぜ〜!
さて、さて、そんな栗橋国際カントリー倶楽部のメンバーになったその時からでも数えてみれば”丸4年”、100が切れなかったんです。
その間に聞いた噂では、コースをデザインした江連プロが、ある雑誌のインタビューに答えて「ちょっと難しく作りすぎちゃった(笑)」と言ったのだとか。また、栗橋国際カントリー倶楽部の理事会で、ある女性の役員の方が「メンバーさんでさえ、栗橋に来ると良いスコアがでないので他のコースへ行ってしまうのだという。つまり栗橋は難易度が高すぎてメンバーも敬遠する」と言っておられたのだとか。
この話し、良〜く分かります。私自身に照らし合わせてみても、一時期、なんとなく栗橋へ足が向かず、インターネットで探した他の低料金コースへ行っていましたから。お陰で、幾度か”ホームコース以外”では100が切れ、ついには(ちょっと各ホールの距離が短めなものの)西武園ゴルフ場では85が出せた私にも、栗橋国際カントリー倶楽部ではど〜しても100が切れなかったのです。
実際、知人、友人で私よりずっと上手な人たちを連れて行ってみても、皆さん「こんなはずじゃなかった」とうな垂れて帰っていきます。河川敷はフラットで(高低差もなく)簡単、そんなイメージが誰にもあるのかと思います。
しつこいようですが、そんなコースで、とにもかくにも100が切れました。(東北線)栗橋駅から都心へと戻る電車の中で、一人飲んだビールがおいしかったぁ〜。
ちなみになぜ、何がそんなに難しいの?そこで、時々ご一緒するシングルさんに聞いてみました。それによればこうでした。
最近、コースレートを取り直し、それを見る限りでは(下図参照)客観的に難しいとはなっていないのですが、わたしも栗橋はとても難しいコースだと思っています。
まずは結果オーライがほとんど無い。バンカーが少ないのですが、そのバンカーは球の行方を止めるための設置してあるものは無く、全て難易度をあげるために配置してあります。
そして(河川敷コースならではの)ウオーターハザード、また、逃げることのできるラフがほとんど無い。ライは芝がついてきはたとはいえこのシーズンは枯れて寝てしまっているのでダフリは禁物(このコメントのあった季節は2月末)。また正確に入れようとするあまり、トップが出る。グリーンは硬くて小さくて止まらない。また最大のハザードは「風」です。強さが一定でない風が半端でなく吹きます。
反対に、簡単なところといえば・・・アップダウンが無い、というぐらいですかね。このコースへ、低料金とアクセス(都心からの利便性)だけで知ったビジターが来るようになったら・・・・そりゃ、コースで詰まりますよね。でも(私には)この難しさが楽しいのですよね。もっとも、最近90がきれませんが。(涙)
・・・・ ちなみにこのシングルさん、ゴルフバックに2番アイアンが入っているようなベテランなんですが、それでも、です、、、<管理人>
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出典元:栗橋国際カントリークラブ (ホームページ)
たとえばこのホール。(左図)グリーン手前に池が配置されているコースは珍しくありません。 でも、グリーン手前がこんな風にえぐれて池が配置されているのってそんなにないんじゃないですか? しかもグリーン奥は河川独特の雑草、ブッシュ。一旦ボールが入ってしまったら発見不能ですから、これは初心者にはきついですよねぇ。 もう1つがこれ(右図)フェアウェイが、グリーンに近づくほどくびれています。 また、Aグリーン手前が池でUの字状に囲まれています。しかもAは2段グリーンなんです。 |
まあ、腕に自慢の方、もしくはマゾの方、いらっしゃいましたら、是非、栗橋国際カントリー倶楽部に起こしください。お待ちしています。
メンバー募集については「こちら
」を参照ください。