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176.アイアンもドライバーも同じスウィングで  ・・・ (2008/10/26)


  昨日、栃木県の「ゴールデンレイクス」まで友人3人とゴルフに行った。スブリバでのレッスンのお陰でアイアンは、まずまず。また、パットもなんとなく感覚がつかめてきたので、この日は1パットもそこそこの数あった。

  問題はウッド。特にドライバーがお粗末。2回ほどチョロしてしまった。1回は窪地に落とし、リカバーに苦労し、もう1回はピートダイ独特にバンカーに放り込んでしまい、出すのに2打が。初心者は、ミスを犯すとあせってしまい、ミスを重ねてしまいがち。かくいう私も、この2つのホールは結果、9打と10打となってしまった。

  ドライバーによるミスショットは技量の問題と、心理的な問題とに分けたほうが良いのかもしれない。この日は土曜日なもので、お客も沢山、後ろから追われている感じがしたもので、さっさと済ませようと打ち急いだ感がある。まあ心理的な方は、自分で考えるとして、技量の方に問題はないか、スブリバに行ってチェックしてもらうことにした。そう、今回も「月1回の定期点検」といった感じ。

 

 まずはアイアンから。スブリバのレッスンで教えて貰ったように、トップを小さくしたら、飛距離そのままで安定性が増した。コースでも安定的にスウィング出来ている。写真で見るとこんな感じ(写真左)


 では、自分でもミスショットが多いと思っているドライバーはというと、こんな感じ(写真右)

・トップを無理や上げている感がある

・左腕が曲がってしまっている

・グリップの位置が体に近づき過ぎ
   
 写真右がアイアンショット、右が改善前のドライバーショット。

 さて、では左腕を曲げ、更にグリップの位置が高いとどうなるか。古澤プロの解説(下、写真3点)では、

・左肘を曲げていると、一旦肘を伸ばす動作が起き、その後ダウンスウィングに進む。

・2つの動作が組み合わされる為、タイミングがずれ易く、またスタンスした位置にヘッドが戻らなくなってします。

 ならば左腕を伸ばし、グリップが体から一番離れた位置から一気に振り下ろした方が、よほど正確、かつパワフルなボールを打ち出せる。(下、写真右端)
  もしトップがこれで、更に左腕を曲げてしまと元に戻しずらくなる
   トップはここで十分
 ウッドがダメならフェアウェイウッドはどうなのか、見てみましょう、ということになりました。


 まずはボールの位置に課題が。

(写真左)はアイアンショットのスタンス。(写真右)はフェアウェイウッドのスタンス。
 これではあまりにボールを左に置き過ぎていると指摘が。

 私自身は、ボールが右に飛んでいく傾向があり怖いもので、いきおいボールを左足つま先に置いていたのですが、、、、。
   
 私の問題は、スタンスにありました。ボールを左足つま先に置くあまり、(極端に表現すると)写真左のように肩が前に突っ込んでしまっていました。つまり手で打ちに行く感じです。

 どんなに体を回転していっても、ヘッドが戻る先は左足つま先以上にはならない。ですので、ボールはスタンス時の両足の間に置くこと。

 古澤プロに言わせれば、私がボールを置きなおした位置よりも、もっと内側にボールを置いていい、と言う。

 修正後のスタンスがこちら(写真左)で、修正前が写真右。
 

 先ほどの右肩が突っ込むクセは、飯島茜プロを見習うと良いのかもしれない。スタンスする際にそっと左手を右肩に添えて、、
   
  飯島茜オフィシャルブログより

   



 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。
 


<練習後期>
   横峰さくらは例外だろう。あそこまで高いトップを作りながら、きちんとボールの位置に戻せるのだから、とはある男子プロの話しでした。普通の人はそうはいかない。私の場合で言えば、高いトップは「百害あって一理なし」でした。トップを高く上げすぎるから、振り下ろす際に頭が上下運動をする。これが不正確なボールヒットを生む。

  なぜなのだろうか、テニスではそんなことは考えないのに「距離を出す」というプレッシャーのあるゴルフでは、皆、テークバックを大きくしたがる。私の場合、アイアンでやってみたが、コンパクトなトップでも、昨今のアイアンは良く出来ているので、距離に遜色はなかった。嘘だと思うなら、試してみたらいいでしょう。ハーフショットでも、結構飛距離は出るものだ。

  副次的効果として、コンパクトなトップにしてみたことで、フォローに意識が行くようになった。ゴルフボールは、テークバックで打つのではなく、フォローで打つのだ、という当たり前のことが出来るようになってきた。おまけに、シャフトが首に巻きつくようなフィニッシュになってきた。コンパクトトップは、いいことづくめですね。
  


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