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174.フォローでヘッドを加速させるには  ・・・ (2008/09/27)


  私のような経歴に短い人間ですら、スウィングを変えるというのは結構大変なもので、変えている最中のスコアがバラバラになってくる。まだ新しいスウィングを体が覚えきっていないので、アイアンで打ったボールがターゲットに対して左右にブレてしまうのだ。人によってはここでスウィング改造を諦めてしまい、元に戻してしまうのだろうと思う。


 まずはスウィングの定期点検。私のスウィングをティーチングプロにチェックして貰いました。

 スウィング改造途中での課題だった、右肩が廻り切らなくなる現象は修正されてきたようだ。左の写真でも右肩が廻って、右腕も真っ直ぐ振り切れるようになってきた。
 フィニッシュでの体重移動も行われている。

 さて、残る課題は右腕が高い位置でフィニッシュしている点。写真でみると、右肘がアゴよりも上に来て、シャフトがやや下を向いていることからも、それが分かる。
   
 まずはプロのスウィングと比較。

 左のプロの写真では、グリップが腰の位置に降りてきている段階でも、左腕とシャフトの角度が、トップの時と同じ角度のまま降りてきていることが分かる。

 それに対して私のスウィングは、グリップが腰の位置に降りてきている段階で既に左腕とシャフトの角度がほどけてしまっている。
 フィニッシュでも、先ほどの写真で見たように、右肘がアゴの高さ以上に上がってしまい、フィニッシュでシャフトが下を向いて終わるようになってしまっています。ここも修正が必要ですね。


 この写真で気がついたのですが、テークバックに比べフィニッシュで肩が回っていません。恐らくは五十肩(右肩)の後遺症もあってのことかと思います。
 このあたりはシニアでゴルフを始めた者ならではの課題かもしれませんが、シニアのゴルフはストレッチと並行してスウィング改造を行う必要がありますね。
 
 さて、ここで登場するのがこんな練習具。これ振ってみると、筒の中にあるオモリが移動し、それが手に伝わってくるようになっている。

 最初に振ってみると、筒内の重りが移動するのがダウンスウィング途中で起こり、それに伴って音がダウンスウィング途中で発しているのが分かる。

 オモリの移動と音の発生がフォローで起きるようにするのは、グリップが腰の位置に来るまで左腕とシャフトの角度を維持し、腰を過ぎたところで一気き解放してやること。こうすることでヘッドが走り、更に力強いボールが出せるようになる訳だ。
 この写真だけでは分かりにくいが、上記レッスンを参考にスウィングをしてみているところ。

 プロのアドバイスは、トップでグリップを握りしめないで、むしろグリップを緩めるようにすること。これでタメが出来ること。
 また、こうすることで、ダウンスウィング時にクラブから振ってしまうことを防ぎ、体の回転にともなってクラブが降りてきやすくなる。



 ここでもう1つプロが気がついたところが、フェースローテーションが上手く行っていないこと。これがフォローでヘッドが加速することの妨げになっている、と。
   

 ちょっと分かりにくいかもしれないが、この写真でも傾向が見てとれる。左肘が外を向き、体から離れてしまっている。

 当然、左肘も上手く畳めないでいるため、良く言われる「ゴルフクラブに仕事をさせる」が出来ないままでフィニッシュしている。

 ここ(フェースローテーション)が改善されると、更にヘッドが加速され、力強いボールが送り出されることになる、とのこと。
   
 かなり改善傾向が見えてきているので、今ひとつの改善点として、左肘の畳み方の改善のアドバイスがあった。

 ポイントはこれ。グリップした時、私の左肘は(写真左)のように左肘が外に出るように畳んでしまっている。これを(写真右)のようにすれば、スムースに左肘を畳めるようになる。結果、フォローでヘッドを加速させることが出来る、と。




 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。




<練習後記>  インドアゴルフ練習場「スブリバ」の古澤プロの指導で着実に前進している感じがあります。ただ修正途中ではスウィングに混乱が生じ、ボールの方向がばらついてしまっています。お陰で先日の「栗橋国際カントリー」でのプレーでは120以上も叩いてしまいました。ふと上級者のアドバイスを思い出し、ラウンド終了後、練習場に直行、何が原因なのか、また教えて貰ったことはどうだったかを思い出しながら1時間ほどボールを打ち込んできました。

 更に今回のフィジー、一人ゴルフ合宿で結果確認をしました。新しいスウィングが大分定着してきていますが、いま少し改善が必要そうです。
 気がついたのですが、テークバックもフォローも課題は体の柔軟性でした。テークバックはストレッチのお陰でここまで回るようになったのですが、フォローで右肩がアゴのところまで来ません。恐らくは五十肩の後遺症で固まってしまっているのでしょう。体の回転を楽にすることと、ヘッドアップを防ぐ意味で、左目でボールを見つつ、チンバック(テークバックで頭を後ろに回しています)

 五十歳を過ぎて始めたゴルフ、五十肩のリハビリと並行してですが、リハビリの結果がゴルフに好結果として表れてくると、やりがいもあろうというものです。ここらあたりがシニア(私の場合は53歳)から始めたゴルフの特徴の1つかもしれませんね。



  チンバック(バック・スイングを始めるときにあごを右に向けて上半身をひねりやすくする)しています。



 

346.  ウチダ  パワースラッガー(パワーアップ練習用)CPS-65(70cmタイプ)    ・・・ (2007/12/09)  

   「野球用品専門店 ベースボールK 」 価格  9,083円 特価 6,812 (税込) 送料別

   「KYOEISPORTS 」 特価 7,586 (税込・送料込)

   「バンスポ 」 特価  8,174 (税込) 送料別

この製品の特徴


「インドアトレーニング」に役立つコンパクトサイズ。
片手・リスト強化にも役立つので、野球はもちろん
ゴルフやテニスする方の筋力トレーニングにも最適。
また、運動不足の方にもオススメです。

■総重量:700g平均
■全長:65cm
■おもり:250g
■カラー:オレンジ/ネイビー(2色)
■参考対象:全般

(12/07)テレビで、幼い頃右腕を事故で損傷したアマチュアゴルファーが紹介されました。なんでもアマチュア身障者ゴルファーでは世界的にもトップクラスのプレーヤーなのだとか。
  そんな彼が飛距離アップに使ったのがこれ。彼の奥さんが、飛距離ダウンした彼のために購入、プレゼントを。
  もともとがゴルフ練習用品ではなかった為彼もこんな道具があるのを知らなかったが、これで練習をし、元の飛距離”300ヤード”に戻ったのだそうです。 案外ゴルファーにとって盲点だったかもしれませんね、こうした練習具は。(管理人)


 庭が広い人は、こちらが 90cmタイプ もあります

パワースラッガー(BLUE) 【90cm/1100g平均】 / UCHIDA

内田木工 パワースラッガー「密かなブーム!!パワースラッガー!!」

なぜバットを体より前で振らなければいけないか、後ろを小さく前を大きくしなければいけないかというとこを理論的に分かりやすくし、スイングを体で覚えるのに最適です。

要は、ミートポイントで音が鳴るので、
「バットを反す瞬間」「手首を反す瞬間」にゴムが移動し音が鳴ってしまいます。当然バットが外から回っていれば、バットが体の横を通る瞬間に音がなってしまいます。

内からバットが回っていれば体の前で音がなります。
バットが前で鳴る状態が体の軸も中心にあり理想的なスイングといえます。そのスイングがパワーを一番ボールに伝えられるのです。やはり、外からバットが回ってしまうといくら強くスイングしても、力が逃げてしまい強い打球が打てませんし、内角の速球や変化球に対応出来ません。

内角のボールを捕らえたと思っても特大のファールしか打てない、ボールがキレてしまうという覚えないでしょうか?内からのスイングができるとミートポイントが前になるので、投手の投げるボールに対して自分の打つポイントが前になり、対応できる幅が広がるのです。
ボールの飛距離も伸びます。

なぜバットが内からまわらなければいけないのか?
というのは、野球の永遠のテーマだと思います。
それを一つの案としてこのパワースラッガーを使ってみては・・・・。


 <管理人> スポーツ用品店で、この実物を見たのですが、これって岩手大学の八木一正教授の著書にあったゴルフ練習にも応用出来ると直感しました。しかも私のようにしもた屋住まいの都会人には、このジュニア用は室内でスウィング練習を可能に。早速注文してみることにしました。

  岩手大学の八木一正教授の説


 

岩手大学の八木一正教授執筆による「小娘たちに飛距離で負けないための授業」、および週間ゴルフダイジェストの対談記事

 これによれば、「体→腕→ヘッドの順番にパワーを伝えるのが一番効率がいい」と。なぜなら、人間の力の約2/3は下半身から生まれていると言われるから。また、「トップで静止は人差し指だけでコインを弾くのと同じ」だそうで、コインを弾く際の親指の役割をするのが、下半身(骨盤)が切り返しを始める部分に相当すると。更に「ヘッドをターンさせるのが女子プロたちの飛びの秘密」だそうです。そこで女子プロたちのこの動きを取り入れる練習が(上記)写真の"筒ピューンドリル"となるわけです。

 



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