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173.たまには映画でもいかがですか?お薦めはコレ!天才キャディ 「バガー・ヴァンスの伝説」 ・・・ (2008/09/07)

  私のゴルフの楽しみ方は、とても多面的。ゴルフ関連の本、例えば雑誌だけではなく、部銀次郎氏」にまつわる本とか、城山三郎氏の「城山三郎ゴルフの時間 icon」とか、ゴルフのレッスン書以外のものを読むことなど。

  特にホームページ作りは面白いですねぇ。私みたいな素人が主宰しているホームページに、延べ人数で20万人もの人が見に来てくれるのですから。これがあると、レッスンを受けてもタダでは終わらせず、ついでに写真を撮って、掲載してしまうなど、も楽しみの1つとなっています。


  さて、今回はもっと別の楽しみ方。映画です。実は私自身は「趣味は?」と聞かれれば、「映画」と答えるくらいの映画好き。なにせ大学卒業直前に、これでしばらく映画が観られなくなるのでは、と1ヶ月で30本も観たくらいですから。(当時、渋谷にあった全線座は2本だか3本立てでしたので、割と簡単に達成出来てしまったのです)






   「バガー・ヴァンスの伝説」20世紀フォックス

  回顧録から始まるのは映画の技法としてはオーソドックス。「フォレスト・ガンプ」などもその形。この「バガー・ヴァンスの伝説」では、キャディの、そのまた助手をさせて貰った少年が、老人になって一人でゴルフ場を回っていて、発作で失神している間に走馬燈のように脳裏に浮かぶ過去、伝説と言われるストーリー。


 主人公の男性、戦争に行く前に恋仲になった女性がいながら、戦地での精神的なダメージから失踪してしまう。彼がいなくなった彼女、しばらくは彼の帰りを待つが、音信すらない彼のことを忘れるべく、父親の仕事に打ち込むことに。

 彼女の父親は、サバンナ(ジョージア州)にゴルフリゾートを作る。ところが大恐慌で、世の中は急激に不景気に。赤字をかかえて父親は自殺。しかし、娘は父の意思を継ごうと、起死回生のイベントを企画。それがゴルフトーナメント。

 この企画の目玉は、当時人気ゴルファー、「ボビー・ジョーンズ」「ウォルター・ヘーゲン」とのエキジビション・マッチをやろうというのだからすごい!
 ただ、地元としてもう一つ盛り上がって貰いたい。そこで、かつて将来を期待され、消息不明になっていた天才アマチュアゴルファーを捜し出し、このエキジビション・マッチで対決させようというのだ。この男性こそが、このイベントを主催しようという大金持ちの娘の、かつての許嫁だった男なのだ。

 この天才アマチュアゴルファーをやる気にさせるのが、これまた伝説のキャディ、バガー・ヴァンス。更に、冒頭の失神老人がこのキャディのお手伝いをする少年、という設定になっている。
 




出演者は、

伝説のキャディ、バガー・ヴァンスには、最近活躍中のウィル・スミスが。また地元、サバンナ出身のアマチュアゴルファー、実はかつて金持ちの娘と恋仲だった女性、アデールを演じるのがシャーリズ・セロン、と私の好きな俳優ばかり。それで、一番、納得するのが監督だ。あのロバート・レッドフォードが監督をしている作品なのです。

映画好きならご存じかと思いますが、「リバーランズ、スルーイットA River Runs Through It 1992年)」ではブラッド・ピットを起用したが、アメリカの大きな自然を背景にストーリーが展開していくが、この映画でもアメリカの自然の美しさが描かれている。



 さて、実はゴルフそのものは、あまり映画にはなじまないのだそうだ。たしかに、本当にゴルフそのものが好きならば、毎週のようにトーナメントが開催されていて、十分その中にドラマが秘められているのだから。私がインターネットで調べた範囲でも、この映画、あまり一般の方からは評価されなかったようだ。

 私にはとても気に入った映画の1つです。まだ、まだ、暑い日が続いていますが。風が秋風に変わるまではエアコンの効いた部屋で、この映画(DVD)を観てはいかがでしょうか?







補足:

 実は、テキサスに住むアメリカ人の友人が、私のゴルフ好きを知って教えてくれたのがこの「映画」。それから、レンタルビデオショップで探してみても、見つからず。更に、楽天ショップを検索しても出てこない。最後に「ツタヤオンライン 」をチェックしてみたら、レンタル用はないものの、販売用のものがありました。

 届いてすぐに観たのですが、とても感動的でした。



  ※ 過去にご紹介したゴルフ関連映画としてはこんなものもあります。ケビン・コスナー主演の映画は「こちら」で。


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