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154.フォローをしっかり振り切る ・・・ (2008/02/03)

    前回のレッスンのお陰で、右脇が開くというクセは収まりつつあります。さて、次の課題は、、

  次の課題はシャフトと腕の角度。左の写真、3つの赤い線がそれぞれトップからのダウンスウィング途中における腕とシャフトの角度です。
 真ん中の線、ここで左腕とシャフトの角度が90度なので、このまま腰の位置まで維持出来るといいのですが、、、。

 実際にはリリースが早すぎて既に腰のあたりまで降りてきたところで既に解放されてしまっています。この傾向のある人は、コックもほどけてダフリがちなはず。

本来であれば、ボールにヒットする直前に、一気に角度がほどけてヒットするともっとパワーが伝わるはずなのですが。 
 




  私のような症状は手で打ちに行くタイプが多いのだとか。グリップを”ゆる〜く握り”、ボディーターンでスウィングするように修正する必要がある。

  そこで練習具として登場したのが写真 のような重〜いクラブ。(メンズ用、ヘッド重量275g、長さ45インチ)  

  これだと手で振ったら筋が違いそう(^^;)な位重い!自然と
体ごと振ってやらないとスウィングにならない。




モメンタス パワーヒッター

  スイングに必要なバランスを考慮した練習用
ドライバーです。適正重量化されたパワーヒッター
でボールを打つことでヘッドスピードをアップさせ
るだけでなく、正しいスイングアーク を作ってミー
ト率を向上させることができます。
【特徴】
両脇が締まって正しいボディーターンができる。
実際にボールが打つことができる。
重さがスイングを安定させる。
手打ちスライスを矯正。
インサイドインのスイングが自然に身につく。
速効性がある。
              のだそうです。(管理人)
 
  フォローで腕がタタメない〜

  私の方から課題として持ち込んだのは、「フォローでクラブを上手くたためない」ことの解決策探し。

  特にドライバーで顕著なのですが、OBするのを恐れるあまり、ラインを出そうとヘッドを前へ出し、勢いグリップまでが一緒に前へ行ってします。結果、クラブごと前につんのめるようなフィニッシュになる。

  これへの処方としては、グリップエンドが体サイドに当たるくらいシャフトを短めに持ちスウィングする。これだとフォローで左肩を回していかないとフィニッシュ出来ないし、きちんと腕もたためるようになる。
   
 古澤プロからアドバイスされたのがコレ。

 フォローでボールを上げようとするとフィニッシュでシャフトが下向きになります。これを「写真左」のように水平にフィニッシュするよう意識すると、腕をきちんと畳んでフィニッシュ出来ます、と。
   
 左の写真は、私が指導を受けている古澤プロ。この雑誌で話題になったシャフトについて話しが及んだ。

 最近同じドライバー(テーラーメイド・バーナー)で、以前のSではなく、より柔らかいRを買ってみた。どちらが私に合っていそうだと思いますか?と聞いてみました。

 私のスウィングを見た範囲では、どちらでも違和感なくスウィング出来ているとのこと。参考として、プロなどは、冬場、寒さよけに厚着をし、また体が固い時期なので、柔らかめのシャフトを、また薄着でプレーする夏場は硬めのシャフトを、という具合に使い分けているとのこと。なるほど〜。


  私のような初心者のスウィングの典型は、テークバックを一生懸命振り上げる割に、フォローでしっかりと振り切れていない。もっと言えば、ボールに当たる頃にはスピードが減速してしまう。

  今回のレッスンは、しっかりとボールにヒットしていくタメを作るテークバック(手首の角度をキープすること、また手首を柔らかく使うこと)、そしてクラブを振り抜けるよう、しっかりとフォローで回していくこと。打席でボールを打っているだけでも、するどいボールが飛び出している実感があった。これを奥行きのある練習場で確かめてみたいと思う。



 ※ ティーチング・プロが指導してくれた内容と、私の表現が異なったとしたら、それは私の理解力ならびに文字にする表現力が不足しているのであって、ティーチング・プロの指導力に問題がある訳ではありません。



<練習後記> 

  インドアゴルフスタジオの良さは、正面のネットまでがあまりに近いので飛距離・方向をあまり気にしなくてすむこと。つまり、ヘッドアップ傾向の強い人は頭を残す練習がしやすいということだろう。反対にインドアゴルフスタジオでのレッスンは、距離が実感出来ないこと、また限られた時間(30分〜45分程度)ということともあいまって、あくまで「診断」「処方」に限定されるということかと。


診  断
(インドアゴルフスタジオ)

処  方
(インドアゴルフスタジオ)

治  療
(練習場 or ショートコース)


                                                       
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  そんなことで今回も日を変えて、行きつけの練習場に行ってきた。事前に練習メニューを考えていた。1つは、石川遼プロが9番アイアンを左手1本で打つ練習をしていると聞き、トライしてみることに。

  まず初心者の私が9番アイアンを左手だけで打てるのか心配したが、以前、フェアウェイウッドでシャンク(ヘッドの先に当たっていた)した際に、ティーチングプロのアドバイスでウッドの片手打ちを練習をしていたので、なんとか70ヤード程度だったが打てた。この練習メニューの利点は、

  1.腕でクラブを振るのではなく、体全体でクラブを振る感覚を覚えらる

  2.私の場合あせると、ややもすると右肩が突っこむ傾向があるが、それが解消される

  3.テークバックによってでなく、フォローでしっかりボールをヒットする感覚が掴みやすい

  4.フィニッシュでヘソがターゲット方向を向き、クラブが首の後ろにまで回るようになった


  こんなあたりの練習をしてからドライバーショットを練習。このところ、方向を出したいが故に真っ直ぐヘッドを走らせたまでは良かったが、グリップまで前進してしまい、体がつんのめった感じになっていた。しかし改めて考えてみれば、どう考えてもスウィングは円運動。上記の練習メニューの効果もあり、きちんとドライバーが振り抜けるようになってきた。あとは、これをコースでも再現出来るかどうかだ。

  まあ本当に初心者というものはこんな具合に、同じレベルを行ったり来たりするものだ。ヤレヤレ



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