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153.インドア・ゴルフ・レッスン ・・・ (2008/01/26)

   最近、インドアのゴルフ・バーなるものが流行ってきているのだとか。例えば、これなど。 (写真をクリックするとお店の紹介ページへ)
聞けば「ゴルフ合コン」なるものが流行ってきていて、妙齢の女性達が伴侶を捜すのゴルフは良いのだとか。なにせゴルフはお金がかかるスポーツなので、ここで会う男性には、そこそこの収入があるだろう、というのが女性達の思惑なのだとか。

 

    
  さて、それは私には関係ないとして、こう寒いと部屋の中で練習が出来たらと思うことも。また夏の暑い日などもエアコンが効いていると、快適だろうなと思いますね。


  レッスン好きの私に、友人がインドアのゴルフスタジオが近所に出来たことを教えてくれたので、行ってみました。昨年12月にオープンしたばかりだとか。

  Suburiba(スブリバ)という名前のインドア・ゴルフレッスンスタジオ。港区高輪の静かな住宅街の中にありました。近くの企業に勤めているか、もしくはこの界隈に住んでいれば便利だが、最寄りに大きな駅があるわけでも、繁華街があるわけでもない。それでも高級外車に乗った人がレッスンに通っているのは、高輪・白金が高級イメージがあるからでしょうか、、、。

  ちなみに私の家からは徒歩5〜6分。しかも(私にとって)便利なのは、朝10時から夜の10時までオープンしていること。これなら平日帰宅して、晩ご飯が済んでからでもレッスンに通えます。(スケジュール表はこちら
  しかも、通常のゴルフ練習場などとは違って、時間帯は勿論、曜日に寄って料金が高くなる、ということがないのもいいですね。


  さて、施設はSuburiba(スブリバ)のホームページを参照して貰えばよいが、普通の住宅を後から工事してレッスン場を作っているのが面白い。まずブロックが2ブロックある。1つはレッスン用で2つのブースからなる。もう1つは、打席練習用らしく、こちらも2打席からなる。レッスンは30分で4,200だが、回数券のように複数回を前払いすると割引してくれます。ちなみに私は10回レッスンを一括で支払った。これだと、2回のフリー打席(2,520円相当)が特典として付いてくる。これで42,000、それに入会金の12,600円が加算され(2月末まではオープン割引で半額になり)締めて初回の支払いは 48,300円でした。

  まずは初回レッスンを受けてみました。

  携帯カメラで撮影したのですが、朝日が差し込んでいてディスプレイに反射。見づらくてスミマセン。 

 写真右がいきなり打席でボールを打ってみたところ。赤い線で示したプレーンよりかなり前で出ている。これだと当然のことながらカット打ちになる。
 昨年のレッスンから時間が経ち、すでに肝心なポイントを忘れてしまっている。ヤレヤレ
 
 
 問題点は2つ。1つはテークバックで、またもや右脇が開いてしまうこと。もう1つはテークバックの始動が体の回転から始められると良いのだが、私の場合は手から始動してしまっていること。(グリップ部は体の回転とともに円運度を)
 右脇を開けないためには脇にタオルでも挟んでおくと良いとのこと。もう1つは、写真右のような器具(パーフェクトローテーション )を使ってみること。

 上の写真左は、「 パーフェクトローテーション 」を装着し、手が前に出ないようインストラクターが手元にクラブシャフトでガイドしてくれているところ。これで感覚がつかめれば、スウィングがプレーンに乗るようになります。
 

 今回指導して貰ったティーチングプロは、古澤友樹さん。指導が丁寧だし、説明がとても分り安いものでした。レッスン最後に良いアドバイスがありました。コンペなどで上記のような器具を付けるのは違反。しかし、着ているウェアの脇の下の部分をチョット摘んで脇に挟むのは問題ありません、と。ほんのちょっとのことでも、意識が右脇に行くためテークバックで脇が開くのを防ぐことが出来ます。私同様なクセのある人は試してみると良いかもしれませんね。


 

      さて、せっかくの機会なので一緒に連れてきた家内に体験レッスン(無料)を受けさせました。


  家内とは、時々一緒にゴルフに行くのですが、夫婦間での指導は、ややもするとケンカのもとになりがち。

  また、ゴルフのティーチングプロではないので、何が問題で、何を直したら良いのかを的確に指導するのは難しいです。(素人指導は百害?)

 そんなことで、プロに見て貰いました。
 私に比べれば体も柔らかく、一見優雅なスウィングに見えるのですがボールが飛びません。
  画像を見ると課題がはっきりと分りました。ヒザが外側に流れていること。つまり腰で捻転をしているのではなく、体全体が「右向け右」をしてしまっていました。
  これでは、腕だけで振っているので飛ばないのはあたりまえ。

 それでは腰の捻転を覚えて貰うために、とバランスディスクを用意してくれました。これに乗って(写真左)スウィングすると、下半身を残してスウィングしないとバランスディスクから落ちてしまいますから。
 こちらは正面から見た画像。ずっと分り安いですね。
 いままで流れていたヒザ(写真右)が踏ん張りだし(写真左)、腰が残っています。これなら肩と腰の捻転差が生まれボールが遠くへ飛んでくれます。

 こうした傾向は体の柔らかい初心者の女性に多く見られるケースのようです。

 

   



 こちらは「以前のレッスン時」のもの。左がプロのスウィング画像。肩は十分回っていても、腰はそれほどではなく、お陰でしっかり捻転差が生まれている。

 これに対して私のスウィングでは、ヒザが外側へ流れているので、腰ごと回転しまっている。
 これでは捻転差が出来ないので、ボールはさほど飛ばない。



※ これを見て笑っているあなた、上級者でもヒザが安定していない人は多いようですよ。
詳しくは「こちら」を見てください。動画での解説が出ています


 <練習後記> ティーチングプロとお話ししましたが、指導のし易さという意味では、家内のような初心者の方がまだクセが付いていないので楽だし、進捗が目に見えてきやすいとのこと。反対に、長年ゴルフをやってきた人の場合は、まずはクセを取るのが大変で、その後、新しい技術を習得して貰うようになる、とのこと。例えで言えば、初心者が「更地」に家を建てる感じ、なのに対し、経験者はまず「既に建っている建物のリフォーム」から始めなくてはいけないので、時間がかかると言う。


  数回のレッスンプログラム途中では、アイアンは良くなったがウッドが全然打てなくなる、といったことが起こったりするが、これを超えられるかどうかがカギだという。私も、不調と感じた時、コースで課題を発見した時は、近場にあるこのゴルフスタジオで課題の診断をして貰うことにしたいと思う。さしずめ、ホームドクター、というところだろうか。





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